【北海道ドライブ旅】9/15 渚滑線廃線跡巡り(渚滑・濁川・北見滝ノ上)
11:39 名寄本線と渚滑線の分岐駅、渚滑駅跡に到着。駅跡には9600形蒸気機関車が保存されています。説明板によれば現役時代は遠軽機関区に所属し、昭和50年の無煙化まで長きに渡って活躍した機関車とのこと。
駅構内はパークゴルフ場に転用されていますが、機関庫や倉庫、保線詰所らしき建物などが残されています。これで駅舎も残っていれば完璧なのですが、生憎平成9年に解体されています。
渚滑からは内陸に入り、渚滑線の駅のうち駅舎が残存する駅跡を巡っていきます。
12:17 濁川駅跡へ。ここも駅跡はパークゴルフ場に転用されていますが、駅舎が残っており、パークゴルフ場の休憩所兼物置となっているそうです。
この日は濁川集落のお祭りだったようで、駅舎内にも多くの人が。あんまり写真を撮れる雰囲気じゃなかったので、そそくさと退散しました。やっぱり廃駅は人が少ない時の方が観察しやすいですからね。
12:54 セイコーマートに寄って昼食を取ってから終点の北見滝ノ上駅跡へ。駅前に旭川方面へのバスが発着するなど、今も紋別郡滝上町の玄関口としての役目は変わりません。
駅舎は移設の上で記念館として整備されています。状態も良く、ぱっと見現役の駅のようにも見えます。
駅舎内には渚滑線にまつわる貴重なお宝が大量に展示されています。無料でいいの?と思えるほどの充実っぷりでした。
駅舎の隣には入換動車が展示されています。よくまあこんなマニアックなものを保存車に選んだものだと思いますが、屋外展示のため少々傷みが目立ちます。