まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

9/26 水戸線駅めぐり

東北から帰ってきた翌日は水戸線の駅を巡りました。

 

高田馬場を7:49発山手線外回り0705G(クハE234-19)で出発し、池袋7:56発通勤快速川越行き737S(クハE232-7014)と赤羽8:07発快速ラビット宇都宮行き3622E(サハE233-3019)を乗り継いで、水戸線の始発駅・小山へ。

f:id:Sakasegawa3019:20191025153733j:plain

小山9:30発普通下館行き1739M(クハE531-1026)

小山からは下館行きで駅めぐりを開始。通学ラッシュも終わりかける時間帯なので本数は多いとは言えません。

f:id:Sakasegawa3019:20191025154630j:plain

結城駅北口

まずは2駅進んで結城で下車。結城市の代表駅で、駅舎は市制施行40周年となる平成6年にふるさと創生一億円助成金で改築された橋上駅舎です。写真は市役所側の北口。

f:id:Sakasegawa3019:20191025155104j:plain

小田林駅

結城9:54発普通小山行き740M(クハE530-2012)で一駅戻って小田林へ。中学校の目の前にあるホームだけの無人駅です。当駅と小山駅との間には茨城・栃木の県境がありますが、峠も大きな川もない平野のど真ん中なので県境の駅と言った雰囲気ではありません。

f:id:Sakasegawa3019:20191025155701j:plain

玉戸駅 駅舎

小田林10:12発普通友部行き741M(クハE531-1012)で玉戸へ。昭和63年6月に開業した駅で、今年1月末までみどりの窓口が営業していました。

駅舎は公園の休憩所のようなログハウス風の小屋にプレハブを増築したもので、とても一日に700人も利用するような駅には見えません。時間帯が悪かったのか人が多く写真が撮りづらかったです。

f:id:Sakasegawa3019:20191025160336j:plain

東結城駅

玉戸10:36発普通小山行き1742M(モハE530-1026)で東結城へ。結城市筑西市の境界部分にあるホームだけの無人駅で、ホーム上にはガラス張りの小さな待合室があるだけです。平成26年3月のダイヤ改正まで、小田林と共に早朝深夜の普通列車の通過する駅でした。

f:id:Sakasegawa3019:20191025160755j:plain

川島駅 駅舎

東結城10:49発普通水戸行き743M(クハE531-4006)で川島へ。開業時は「伊佐山(いさやま)」を名乗っていましたが、わずか一か月ほどで現駅名に改称されています。

駅舎は平成27年1月に改築されたもので、待合室部分はガラス張りで明るい雰囲気です。かつては駅裏からセメント工場への専用線が伸びており、平成9年に廃止されましたが、今も架線柱などが残っています。

f:id:Sakasegawa3019:20191025161538j:plain

下館駅 駅舎

川島11:22発普通友部行き745M(モハE531-26)で下館へ。水戸線沿線最大の駅で、関東鉄道常総線真岡線も乗り入れる茨城北西部の中心駅となっています。

駅舎は昭和12年4月に改築された2階建ての立派なもので、反対側には関東鉄道の管理する橋上の南口があります。

f:id:Sakasegawa3019:20191025162045j:plain

筑西市下館庁舎(旧下館市役所)

下館での待ち時間は約一時間。せっかくなので徒歩5分ほどのところに旧下館市役所を見に行きました。昭和49年に建てられたモダニズム建築で、耐震性の理由から今は一部しか使われていませんが、何故か解体されずに残っています。

近くで見るとなかなか迫力のある建物でした。

f:id:Sakasegawa3019:20191025162623j:plain

大和駅 駅舎

下館12:28発普通友部行き747M(クハE531-1007)で大和へ。昭和63年6月に開業した駅で、桜川市役所本庁舎の最寄り駅です。線内の他の無人駅と比べると駅舎は大きく立派で、有人の玉戸駅川島駅よりも待合室が広く取られています。

合併前の所在地は旧真壁郡大和村で、村内を通っていた筑波鉄道が廃止されてから、当駅が開業するまでの約一年間、村内に鉄道の駅がありませんでした。

f:id:Sakasegawa3019:20191025163238j:plain

新治駅 駅舎

大和12:48発普通小山行き748M(モハE530-1026)で新治へ。合併で桜川市となった旧真壁郡協和町の玄関口で、明治28年開業時に建てられた木造駅舎がリニューアルされつつも残っています。駅舎の屋根は待合室側が入母屋、もう一方が切妻というスタイルで、東北本線新田駅を思い出させます。

f:id:Sakasegawa3019:20191025163844j:plain

岩瀬駅 駅舎

新治13:34発普通友部行き749M(クハE531-1012)で岩瀬へ。明治22年1月開業時に建てられた築130年の立派な木造駅舎が現役で使用されています。合併で桜川市となった旧西茨城郡岩瀬町の駅で、昭和62年までは土浦とを結ぶ筑波鉄道の終着駅でした。

新治の駅舎と共に価値を認められて末永く残ってほしいものです。

f:id:Sakasegawa3019:20191025164437j:plain

羽黒駅 駅舎

40分かけて3.2㎞を歩き、隣の羽黒へ。名勝・桜川のサクラや月山寺の最寄り駅です。平成26年2月に改築された駅舎は、近くにある岩瀬日大高校の美術部によってデザインされたものだそうです。

f:id:Sakasegawa3019:20191025165015j:plain

笠間駅 駅舎

羽黒14:47発普通友部行き751M(モハE531-26)で笠間へ。笠間稲荷や城下町で知られる笠間市のかつての代表駅で、合併により市役所が友部に移った際に代表駅の座も友部に譲っています。駅舎はリニューアルされた木造駅舎で、稲荷神社の鳥居をイメージしたのか車寄せは赤く塗られています。

f:id:Sakasegawa3019:20191025165904j:plain

福原駅 駅舎

笠間15:27発普通小山行き754M(クハE530-2026)で福原へ。常陸国出雲大社分社の最寄り駅で、平成25年3月改築の木造駅舎は分社をモチーフとしたデザインになっています。簡易委託の窓口は時間外だったのか営業していませんでした。

f:id:Sakasegawa3019:20191025165726j:plain

稲田駅 駅舎

福原15:54発普通友部行き753M(クハE530-2007)で稲田へ。当地で産出される稲田石の輸送で栄えた駅で、平成25年3月に改築された駅舎の一部にも稲田石が使用されています。とはいえデザイン的には地味なもので、どうせやるならもっと石造りっぽいデザインにできなかったものかと思います。

駅舎に隣接するように「石の百年館」という資料館があったので、見学しながら次の列車までの30分を過ごしました。

f:id:Sakasegawa3019:20191025171006j:plain

内原駅 駅舎

稲田16:24発普通友部行き755M(クハE530-2012)と友部16:43発普通水戸行き391M(モハE530-21)を乗り継いで常磐線の内原へ。この駅は以前に訪問済みですが改築前にもう一度撮っておきたいと思ったので再訪しました。

f:id:Sakasegawa3019:20191025171525j:plain

宍戸駅 駅舎

内原17:11発普通小山行き762M(クハE530-2018)で宍戸へ。開業時は「太田町(おおたまち)」を名乗っていましたが、太田町村が合併で宍戸町となったのでわずか4か月で改称されました。駅舎は昭和58年6月に改築されたもので、公衆トイレのような見た目ですが今年3月まで有人駅でした。

友部高校の最寄り駅なので、学生の利用も多いようです。

f:id:Sakasegawa3019:20191025172040j:plain

友部駅南口

宍戸17:32発普通友部行き757M(モハE530-1026)で終点友部へ。常磐線との乗換駅で、一部列車は当駅で折り返さずに水戸まで直通します。

駅舎は平成19年3月に橋上化されたもので、とても合併で笠間市となる前は友部「町」の駅だったとは信じられないくらい立派です。

 

水戸線の駅はこれで全て制覇したので家路へ。友部17:51発常磐線上野行き448M(クハE530-21)と日暮里19:34発山手線内回り1976G(モハE235-105)を乗り継いで高田馬場へと帰りました。