まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/7 初冬の富山地鉄駅めぐり

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早朝の富山駅前に到着

この日は全休を利用して富山に行ってきました。前日20:40にバスタ新宿を出発する日本中央バス富山・金沢行きで向かいましたが、バスタ新宿発車時点では自分以外に2人しか乗っていなかったので驚いていると王子辺りからだいぶ乗ってきました。

富山駅前には5:08着、幸いにも遅れなかったので富山地鉄の始発に無事乗り継げそうです。

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電鉄富山5:16発普通宇奈月温泉行き103(右)

まだ暗くひっそりとした電鉄富山駅から本線の始発に乗車、闇の中をひたすら東へと進んでいきます。日の出前の人もまばらな始発電車って独特の風情があると思うのですが、いかがでしょうか。

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音沢駅

6:53 終点一駅手前の音沢で下車。黒部川沿いに分け入ったところにあるホームだけの駅で、富山駅前には全くなかった雪が積もっています。もちろん寒さは並大抵のもんじゃなく、写真を撮ろうにも指がかじかんで思うように撮れません。

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内山駅

早朝の集落を寒さに震えながら10分ほど歩き、隣の内山へ。相対式ホームの交換駅で、なかなか年季を感じさせる木造駅舎があります。写真を撮っていると、次の上り電車に乗るべく利用者が続々と集まってきました。お年寄りが中心とはいえ、ローカル駅がちゃんと利用されているのを見ると嬉しくなります。東北のローカル線なんかを巡っていると、自分しか乗り降りしないのなんてざらにありますからね。

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下立口駅

内山7:12発普通電鉄富山行き118(10044)で下立口へ。やけにホームが新しいので新駅かと思いきや、平成6年11月にホーム改修が行われたんだそうで、開業自体は大正時代です。内山と比べると周囲は開けており、雪もそれほど積もっていません。

葉が落ちて実だけが残る柿の木がなんとも侘しいです。

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愛本駅

下立口7:24発普通宇奈月温泉行き107(10035)で愛本へ。扇状地から山間へ分け入ってすぐのところにある駅で、駅のすぐ隣に関西電力新愛本変電所があります。人家は少なく、秘境駅のような雰囲気さえありますが、旧下新川郡宇奈月町の役場最寄り駅でもありました。青いトタン屋根の洋館駅舎は個人的にはお気に入りです。

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浦山駅

愛本7:50発普通電鉄富山行き124(14762)で浦山へ。愛本とはうって変わって平野部の駅で、周囲に人家も多く見られます。島式ホームの交換可能駅で、これまた年季の入った木造駅舎があります。愛本・内山とは開業が一年しか変わりませんが、いずれも駅舎のデザインが異なるのが面白いところです。おそらく駅舎を楽しむなら日本一面白い路線でしょう。

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下立駅

浦山8:19発急行宇奈月温泉行きB113(16014)で下立へ。黒部川がつくりだした扇状地の扇頂にある駅で、駅を出ると線路は川に沿って山間へと分け入っていきます。

それほど積雪はありませんが、駅裏の田んぼには氷が張っていました。

ホーム上には大きめの木造待合室があり、地域住民によって塗り直されて綺麗になっています。

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荻生駅ホーム

下立8:36発普通電鉄富山行き126(10036)で荻生へ。ホームが両側にあるのは乗降分離のため・・・ではなく、右が現行ホームで左が建設中の新ホームです。

中学校の統合により100人以上の利用客増加が見込まれることから、新駅舎・新ホームを建設中とのことで、来年2月の完成が見込まれています。

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荻生駅 駅舎

現在の駅舎は、妻面に出入口のある木造駅舎で、建築時期は不明ですが、ひょっとすると大正時代のものかもしれません。中を撮ろうとしたら、待合室(禁煙)内で缶ビール片手に爺さんが煙草を吸っていたのでいなくなるのを待って撮影します。あちこちに「禁煙」って書いてあるのに読めないのかしらと思いますが、絡まれたら厄介なのでさっさとどっかへ行ってくれるのを待つばかり。

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荻生駅 新駅舎(左)

踏切を挟んだ反対側には新駅舎がほとんど完成していました。利用役増加に伴う改築だけあってさすがに待合室も広く撮られているようです。趣味者としては古い駅舎が無くなるのは寂しい限りですが、地元の人からすれば駅は綺麗な方がいいでしょうし、自分だって普段使いの駅は清潔な方がいいと思うので、これは仕方ないことでしょう。古くても清潔なら問題ないと思いますが、なんせ現駅舎はお世辞にも清潔とは言えないし暗いですからね。(後、さっきの爺さんのせいでめっちゃ臭かった)

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長屋駅

荻生9:31発普通宇奈月温泉行き119(14771)で長屋へ。周辺に酒造工場と変電所くらいしかない寂しげな駅で、何の臭いか知りませんが、ホームは変な臭いがしました。

駅舎(というより待合室)は掘っ立て小屋のような見た目で、手作り感満載です。

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稲荷町駅構内の8590系

長屋9:42発普通電鉄富山行き128(14766)で稲荷町へ。予定では寺田で立山線に乗り換えるはずでしたが、電鉄石田で引退予定の14720系とすれ違ったので、予定を変更して黒部方面から戻ってくるのを待つことに。運用表がネットに上がっていないので、時刻表から類推するしかないのが難しい所です。

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稲荷町

本線と不二越線が分岐し、車両基地が設けられている稲荷町駅は富山地鉄の中枢駅とでも言うべき存在ですが、駅舎はこじんまりとしたものです。

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哀れな姿の10026

駅構内の片隅では、9月に引退した10025+10026が部品を取られて哀れな姿と化していました。ついぞ現役時代に見ることは叶いませんでしたが、解体前に見れただけ良しとしましょう。

10026を撮った後は、しばらく稲荷町のホームでやってくる列車を撮影しましたが、いい加減同じ構図ばかりで飽きてきたので、13:28発普通宇奈月温泉行き135(14766)で寺田へ。

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寺田駅

本線と立山線が分岐する寺田は、鉄道ファンにはよく知られた駅で、二股に分かれたホームやホーム上の大きな待合室が特徴です。

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特急うなづき4号電鉄富山行きUN4(14722+172)

お目当ての14720系は特急うなづき4号として入線。またとないチャンスなので冒険せずに無難な構図で収めます。目撃情報が全然なかったので、思った通りの運用でちゃんと来てくれた時には思わずほっとしました。電鉄黒部で入庫でもされたら待った時間が無駄になるところでしたからね。

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寺田駅 駅舎

14720系が行ってしまったところで、駅舎の撮影に移ります。駅舎は昭和6年8月開業時に建てられたもので、平成28年に改修されています。古さを残しながらも上手く改修されて綺麗になっているので、列車を待つ分にも快適でしょう。古い駅舎が利用客から疎まれることなく残るにはどうすればいいかという問いに対する答えがこの駅の姿だと個人的には思います。

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電鉄富山駅で並ぶ16010系

寺田14:09発普通電鉄富山行き1038(14711)で電鉄富山へ。駅前で富山ブラックラーメンを食べてからまたホームに戻ると2本しかいない16010系が並んでいました。

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稲荷町で留置される14722

電鉄富山15:17発普通宇奈月温泉行き141(16011)で稲荷町へ。先程特急運用を務めた14722は入庫して京阪特急と並んでいました。

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上堀駅

稲荷町15:22発普通岩峅寺行き627(14784)で上堀へ。大正10年に富山県営鉄道の駅として開業した時に建てられた駅舎が残る駅で、地元の人によって維持管理されています。築98年の駅舎は小ぶりながらもどっしりとした構えで、どこを切り取っても絵になります。

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大泉駅

上堀15:51発普通電鉄富山行き626(14763)で大泉へ。ウナギの寝床のような細長い駅舎とカーブしたホームを持つ駅で、駅前を交通量の多い道路が通っています。

駅舎内には窓口跡が残っていました。

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大泉16:16発普通岩峅寺行き629

予定ではこのまま日没まで不二越・上滝線の駅を降りていく予定でしたが、やってきたのは14720系。せっかくなので終点岩峅寺まで乗り通します。

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岩峅寺駅に到着した172

16:44 終点岩峅寺に到着。日暮れ時の空は紫がかっており、古い駅と合わさって怪しげな雰囲気を醸し出していました。同業者も数人おり、折り返しの時間を利用してちょっとした撮影会のようになりました。

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岩峅寺駅 駅舎

せっかくなので岩峅寺の駅舎も撮っておきましょう。立山線と上滝線が接続する岩峅寺の駅舎は、瓦屋根とモルタル壁の堂々とした建築で、戦前の役場のような雰囲気です。

平成19年には映画「劔岳 点の記」に明治後期の富山駅という設定で登場しました。正直明治時代の駅のイメージとはちょっと違うような気がしますが、確かに映画のロケにはぴったりのデザインでしょう。

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電鉄富山に到着した14722

岩峅寺17:03発普通電鉄富山行き630(14722)で電鉄富山へと折り返します。ターミナル駅に停車する姿を撮影しましたが、発車シーンでは見事にブレました。

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富山駅18:09発南富山駅前行き263(7019)

14720系が回送されていったところで、富山駅停留場に移動。

特にすることも無いので、軌道線に乗車して南富山駅前を目指します。

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南富山駅

不二越・上滝線の南富山駅の駅前にある軌道線の停留場は「南富山駅前」で、一応別の駅と言うことになっています。軌道線が5分間隔で走っている一方で不二越・上滝線は本数が少なく、ちょうどいい列車が無かったので18:36発大学前行き298(8005)で折り返します。

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電鉄富山19:34発普通電鉄黒部行き57(10040)

電鉄富山駅エスタ前停留場で下車し、駅ビル地下のアルビスで夕食と翌朝の朝食を購入してから、再び電鉄富山駅ホームへ。夜行バスの時間までに宇奈月温泉まで往復できそうなので、とりあえず電鉄黒部行きに乗車します。

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電鉄黒部駅

終点・電鉄黒部には20:40着。天を衝く矢印のような柱が特徴の駅舎は、ライトアップされて闇の中に浮かび上がっていました。

20分待って21:01発普通宇奈月温泉行き261(10039)に乗り換えて宇奈月温泉へ。

宇奈月温泉滞在はたった5分で、21:37発普通電鉄富山行き168(14768)に乗って折り返します。

 

電鉄富山には23:12着。往復するだけでだいぶ時間を潰せましたが、東京へのバスの発車は23:59なので、それでも時間が余りました。

電鉄富山駅の待合室が閉まった後は、明かりすらないバス待合室で待ち、3分遅れてやってきた帰りのバスに乗車。

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バスタ新宿に到着

 定刻ではバスタ新宿到着予定時刻は8:30でしたが、1時間以上も巻く、7:19に到着。

バスタ新宿からは歩いて下宿に帰りました。