まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/12 師走の磐越西線駅めぐり

師走の南東北駅めぐり3日目は磐越西線の未訪問駅を片付けつつ新潟へと移動します。

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日出谷駅

会津若松から5:28発普通新潟行き221D(キハ111-202+キハ112-202+キハE120-6+キハE120-4+キハ110-215)に乗り込み、県境を越えて6:49着の日出谷で下車。

かつては蒸気機関車の中継基地として栄えた駅で、駅弁も販売されていましたが、今では山間の集落にある一無人駅といった様子で、快速あがのも停まりません。駅舎は平成22年に改築された非常に簡素なもので、ホーム上の待合室の方がまだ立派ではと思えるような代物でした。

数年前に読んだ種村直樹氏の「日本縦断朝やけ乗り継ぎ列車」に平成10年当時のこの駅のことが書かれていましたが、当時はまだ駅弁があったそうです。

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豊実駅

日出谷7:22発普通会津若松行き224D(キハ47-1512+キハ47-520)で豊実へ。県境の新潟側にある駅で、築堤上にあるホームは地下通路で駅前と結ばれています。駅舎はありませんが、ホーム上に昭和58年改築の立派な待合室があります。ずっと雨が降り続いていたので周辺散策を諦めて待合室で駅ノートを読んでいると、地元のおじいさんが駅の清掃にやってきました。

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咲花駅

豊実8:11発普通新津行き233D(キハ47-521+キハ47-1521)で咲花へ。咲花温泉への下車駅で、平成26年改築の駅舎には展望台が設置されていますが、訪問時は階段のシャッターが下ろされていたので上がることができませんでした。

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三川駅

咲花9:06発快速あがの会津若松行き3222D(キハ112-203+キハ111-203+キハ110-204)で三川へ。平成17年の合併で東蒲原郡阿賀町となった旧三川村の駅で、昭和60年改築の駅舎は地場産業振興センターとの合築になっています。この駅を撮っている間に雨は少しマシになってきました。

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東下条駅

三川9:42発普通新津行き2331D(GV-E401-3+GV-E402-3)で東下条へ。少しマシになった雨がまた激しく降り始めました。仮乗降場としての開業時は「熊渡」を名乗っていたこの駅の駅舎は平成7年に改築されたもので、待合室(右)とトイレ・倉庫(左)の二棟に分かれた珍しい造りをしています。

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五十島駅

東下条10:16発普通会津若松行き228D(キハ110-135+キハ110-223+キハ110-216)で五十島へ。阿賀野川沿いの集落にある島式ホームの交換可能駅で、駅舎は無く、駅入口が跨線橋に直結しています。雨はずっと降ったりやんだりを繰り返しており、天気はなかなか安定しません。

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新関駅

十島10:57発普通新津行き227D(キハ47-518+キハ47-1518)で新関へ。昭和29年に開業した旧新津市域(現新潟市秋葉区)の駅で、昭和40年に交換設備が設けられました。

これまでに見てきた駅と比べると駅周辺は開けていますが、西口駅前広場は未舗装です。雨がやんだと思ったら今度は雹が降り始めました。

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馬下駅

新関11:43発普通新潟行き232D(キハ47-1516+キハ47-516)で馬下へ。平野部の端にある駅で、折り返し列車も多数設定されていますが、駅前は寂しく商店等はありません。

駅舎は昭和58年に改築されたもので、他の無人駅と比べるとまだ立派な方です。構内には明治43年開業時からのランプ小屋が残されています。

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五泉駅

馬下12:59発快速あがの新潟行き3221D(キハ110-204+キハ111-203+キハ112-203)で五泉へ。五泉市の代表駅で、みどりの窓口や自動改札機も設置されている線内有数の主要駅です。平成11年までは蒲原鉄道が分岐していましたが、その駅跡は再開発されているので痕跡はほとんどありません。

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北五泉駅

五泉13:55発普通新潟行き2233D(GV-E401-3+GV-E402-3)で北五泉へ。新興住宅地の中にある駅で、利用客の増加に伴って昭和58年改築の待合室(右)に切符売り場(左)が平成6年に増築されています。

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津川駅

北五泉14:08発普通津川行き2332D(キハ112-202+キハ111-202)で津川へ。狐の嫁入り行列で知られる旧東蒲原郡津川町(現阿賀町)の玄関口で、みどりの窓口も設置されています。駅舎は平成21年に改築された蔵風デザインのもので、ホーム上にはSLばんえつ物語のキャラクター「オコジロウ」の家をイメージした待合室があります。

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東新津駅

津川15:01発普通新津行き2235D(キハ111-202+キハ112-202)で東新津へ。住宅地の中にある無人駅で、平成13年改築の駅舎の屋根にはSLを模したデザインの風見鶏が乗っています。

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猿和田駅

東新津16:13発普通会津若松行き236D(キハ47-1518+キハ47-518)で猿和田へ。

五泉市の郊外にある駅で、駅舎は平成21年9月に改築されています。以前は快速通過駅でしたが、平成26年ダイヤ改正普通列車が減便された代わりに快速あがのが停車するようになりました。

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新津駅東口

猿和田16:46発普通新津行き233D(キハ47-516+キハ47-1517)で新津へ。信越本線羽越本線との接続駅で、磐越西線は当駅で終着となりますが、約半数の列車は信越本線新潟駅まで直通しています。磐越西線はこれにて全駅訪問達成となりました。

しばらく新津駅構内で撮影してから19:19発普通新潟行き2557M(クモハE128-8)で新潟へ。この日は新潟駅前の自遊空間に宿泊しました。