まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

3/5 弥生の津軽平野駅めぐり

5日目は五能線の駅を中心に津軽平野の駅を巡っていきます。

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越水駅

陸奥赤石を6:41発普通弘前行き2823D(キハ40-532+キハ48-518)で出発し、越水で下車。片面ホーム上に木造待合室のある駅で、駅の反対側とを結ぶ跨線橋が設置されています。津軽平野の端のような立地で周囲にはだいぶ山が迫ってきています。

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木造駅

越水7:38発普通弘前行き825D(キハ40-522+キハ48-1522+キハ48-544)で木造へ。平成17年の合併で誕生したつがる市の代表駅で、旧西津軽郡木造町の中心部にあります。平成4年8月改築の駅舎は、木造町内の亀ヶ岡遺跡から出土した遮光器土偶をモチーフとしており、珍駅舎として書籍で取り上げられるなど有名です。通称「シャコちゃん」と呼ばれるこの土偶、目が光るようになっていて、昔は列車の到着に合わせて光らせていたそうですが、「子どもが怖がる」とクレームが来たことで止めてしまったようです。確かに怖いでしょうが、それくらいの遊び心くらい許してもいいんじゃないかと思いますし、また光らせてほしいと思います。ちなみに遮光器土偶の実物は木造町ではなく東京の国立博物館に展示されているそうです。

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鰺ヶ沢

木造8:05発快速東能代行き3524D(キハ40-529+キハ40-537)で鰺ヶ沢へ。西津軽郡鰺ヶ沢町の玄関口で、五能線においては深浦と並ぶ運行拠点駅です。駅舎は平成3年に改築されたもので、待合室内には観光案内所が入居しています。鰺ヶ沢町と言えば、だいぶ前に一躍ブームを巻き起こしたブサかわ犬「わさお」が有名ですが、平成23年から観光駅長として一年任期で毎年再委嘱されているそうです。ブームの時と比べればすっかりテレビでも見る機会が減りましたが、まだ元気でいるんでしょうか。

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藤崎駅

鰺ヶ沢8:50発普通弘前行き523D(キハ40-527+キハ40-531)で藤崎へ。りんご「ふじ」の発祥地・南津軽郡藤崎町の玄関口で、リゾートしらかみも停車します。駅舎は平成23年12月に改築されたもので、りんごの産地らしく内外にりんごがあしらわれて、かわいらいらしい雰囲気です。列車到着時にはおもてなしメロディー「りんごのひとりごと」が流れます。

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中田駅

藤崎10:43発普通深浦行き2826D(キハ48-505+キハ48-1504)で中田へ。津軽平野の田園地帯の中にあるホームと待合室だけの無人駅で、目の前に岩木山を望むことができます。晴れていれば八甲田山も見えるそうです。

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つがる市森田支所(旧西津軽郡森田村役場)

中田から陸奥森田まで歩く途中、道沿いにつがる市森田支所を発見したので撮影。平成17年まで西津軽郡森田村役場だった建物で、平成23年3月末限りで支所としても廃止されて現在は廃墟と化しています。

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陸奥森田

一番食堂の野菜ラーメンで昼食を取ってから陸奥森田へ。旧森田村の玄関口で、大正13年10月開業時に建てられた五能線で最も古い木造駅舎が残っています。平成23年6月に、市有形文化財「増田家住宅主屋」をイメージした古民家風にリニューアルされ、その際にトイレが待合室に設置されています。簡易委託の窓口がある駅で、待合室内ではストーブが焚かれていました。

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鳴沢駅

陸奥森田13:40発普通深浦行き2828D(キハ40-531+キハ40-527)で鳴沢へ。昭和30年に鰺ヶ沢町と合併した旧西津軽郡鳴沢村の駅で、駅前には小さいながらも市街地が形成されています。駅舎は平成24年8月に改築された簡素なもので、寒冷地らしく窓が小さいです。

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撫牛子駅

鳴沢14:02発普通弘前行き2531D(キハ40-553+キハ40-546)で撫牛子へ。「ないじょうし」と読む、弘前市郊外の住宅地にある駅で、東八森大間越陸奥沢辺と同型のカプセル駅舎があります。

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北常盤駅

撫牛子15:34発普通青森行き661M(クモハ701-102)で北常盤へ。平成17年に南津軽郡藤崎町と合併した旧常盤村の駅で、平成13年12月改築の駅舎はコミュニティプラザとの合築で、簡易委託の窓口が設置されています。

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林崎駅

北常盤16:05発普通弘前行き664M(クモハ701-9)と弘前16:30発普通深浦行き2830D(キハ40-522+キハ40-532+キハ48-518)を乗り継いで林崎へ。りんご畑の中にあるホームと待合室だけの小さな駅で、見渡す限りりんご畑が広がっています。ここに来てひどい雨が降り出しました。

 

林崎17:08発普通弘前行き2835D(キハ40-527+キハ40-531)で弘前へ。日没後はひたすら弘前駅ホームでキハ40や701系を撮影し、この日は快活クラブ弘前店に宿泊しました。