まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

7/26 初夏の信州駅めぐり(中央本線・篠ノ井線)

就活に向けて色々と動いていかなければならないので、この夏の駅めぐりはなるべく日帰りで行ける範囲にしようと考えていたところ、篠ノ井線南松本駅が改築されるというニュースを目にしたので、とりあえず18きっぷの一日分は信州の未訪問駅に費やすことにしました。

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中央本線松本行き427M

高田馬場を4:56発山手線内回り0462G(モハE235-35)で出発し、新宿で5:16発中央本線快速高尾行き483T(クハE232-20)に乗り換えて高尾へ。高尾からは6:14発普通松本行き427M(クハ210-6)に乗車。中央本線の顔としてすっかりおなじみとなった211系ですが、数年後には京浜東北線から転出したE233系に置き換わるとのこと。今から乗れるうちに乗って、撮れるうちに撮っておきたいですね。

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広丘駅国道口

3時間以上乗り続け、広丘で下車。塩尻市北部・広丘地区にある駅で、昭和34年の塩尻市に成立までは東筑摩郡広丘村でした。近年、駅周辺は宅地化が進み、ロードサイド店舗が立ち並んで塩尻市の新たな経済的中心地となっています。駅が開業する前でこの辺りは狐の住む原野で、機関士が狐に化かされて、駅に着いたと思って列車を停めたら駅が消えてしまったり、いないはずの対向列車がやってきたりという伝説が残っているんだとか。

平成19年2月改築の橋上駅舎は木目調で、なかなかオシャレなデザインです。橋上化前は片流れ屋根の木造駅舎がありました。

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村井駅

広丘9:38発普通松本行き3425M(クモハ313-1307)で村井へ。善光寺街道の宿場町・村井宿の最寄り駅で、大正15年改築の古い木造駅舎が残っています。築94年の古い駅舎ですが、内部は改装され、自動改札機も設置されています。駅前のそば屋と相まって風情を感じさせてくれますが、そう遠くない将来改築で消える運命にあります。駅前には若山牧水の夫人・若山貴志子の歌碑が設置され、この駅の名物となっています。

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平田駅西口

村井10:08発普通松本行き429M(クハ210-5)で平田へ。平成19年3月に松本市の費用負担で開業した新しい駅で、橋上駅舎は北アルプスの山並みをイメージし、曲線を描いた屋根が特徴。住宅街の広がる東口は飲食店も多く賑やかですが、西口は駅前に駐車場があるのみで、後は青々とした田んぼが広がる農村地帯です。

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日出塩駅

平田10:36発普通中津川行き1826M(クハ312-1332)でJR東海中央西線に入り、日出塩へ。大正時代に信号場から昇格した駅で、平成29年の乗車人員は8人と中央本線でも特に利用客の少ない駅です。かつては木造駅舎がありましたが、平成21年12月に改築されて小さな待合室になりました。駅前の坂を下ると集落がありますが、それが利用客にはあまり結びついていないようです。昭和29年の塩尻市成立までは東筑摩郡宗賀村で、明治8年宗賀村成立までは日出塩村がありました。

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塩尻駅東口

日出塩11:42発普通松本行き829M(クハ210-3050)で塩尻へ。中央東線中央西線・辰野支線(大八廻り)・篠ノ井線の4つの線路が集まる一大ジャンクションです。昭和57年3月に中央西線篠ノ井線の直通を可能にすべく行われた配線変更に伴って移転し、その際に橋上化されました。塩尻市の代表駅ではあるものの、移転のため市街地からはやや離れていますが、移転から40年近くが経つため東口駅前には新市街とも言うべきものが形成されてそれなりの賑わいを見せています。駅舎内にも飲食店や土産物店が入居し、駅前以上に賑わっています。

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塩尻駅西口

一方の西口はというと、駅前はいまいち賑わいに欠け、リニューアルされた東口と違って「ザ・昭和の橋上駅」と言った雰囲気。都市近郊の駅の裏口にありそうな感じですね。

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小野駅

塩尻12:13発普通辰野行き158M(クモハE127-103)でいわゆる大八廻りの支線に入り、小野へ。今でこそ2時間に一本ワンマンカーが走るだけのローカル線ですが、昭和58年の塩嶺トンネル開通まではこちらが中央本線のメインルートでした。駅名は昭和36年辰野町編入された旧上伊那郡小野村に由来します。小野という駅名は全国に現役のものだけでも5つ存在しますが、この駅はその中で一番古く、開業は明治39年6月です。

駅舎が開業時のものかどうかは不明ですが、昭和58年に増築されているのでそれほど古さは感じさせません。日出塩駅では梅雨明けかと思うくらい晴れていたのにまた雨が降り始めました。今年の梅雨はやけに長いですね。

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洗馬駅

小野12:54発普通塩尻行き161M(クハE126-103)と塩尻13:08発普通中津川行き1828M(クハ312-1330)を乗り継いで洗馬へ。中山道洗馬宿の最寄り駅で、明治42年12月開業時に建てられた木造駅舎が残りますが、アルミサッシ化されているのが惜しいです。塩尻市成立までの所在地は旧宗賀村で、旧洗馬村は奈良井川の対岸にありました。宗賀村成立までは洗馬町村があったというのがこれまたややこしいところです。

訪問時は結構な雨だというのに駅前で親子が三輪車で遊んでいました。滅多に車の来ない駅前広場は子どもを安全に遊ばせるにはちょうどいい空間なのでしょう。

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明科駅

洗馬13:45発普通松本行き1831M(クモハ313-1315)と松本14:28発普通長野行き1539M(クハ210-3045)を乗り継いで明科へ。平成17年の合併で安曇野市となった旧東筑摩郡明科町の玄関口で、特急しなのも一部が停車します。駅舎は明治35年2月開業時のもので、平成23年12月ごろにリニューアルされました。左手の増築部分にはかつてそば店が入居していましたが、リニューアルの際に撤退しています。特急が停車する町の玄関口だけあって駅前にも商店やビルが多く建ち並んでいます。

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南松本駅

明科15:05発普通松本行き2240M(クモハE127-107)と松本15:33発普通中津川行き834M(クモハ211-3038)を乗り継いで南松本へ。貨物取扱があるため広い構内を有する駅で、戦時中に開業しました。駅舎は建物財産標によれば昭和23年3月に改築されたもので、平成16年に左側の旧事務室部分が解体されて半分化されました。その際、窓口と事務室は右側に移ったようです。解体部分の跡地にはデイリーヤマザキがオープンしましたが、その後閉店して魚民に変わっています。天井の高いスタイルが風格を感じさせる駅舎ですが、まもなく建て替え工事が始まるため姿を消すことになります。

南松本駅舎を建て替え 来年1月の利用開始予定 | 地域の話題 | 株式会社市民タイムス

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信濃川島駅

3分遅れの南松本15:58発普通小淵沢行き1536M(クモハ211-3050)と塩尻16:19発普通辰野行き162M(クモハE127-103)を乗り継いで信濃川島へ。昭和30年に開業した大八廻りルート上の駅で、中央本線では唯一交換設備を持たない駅です。ホームの佇まいだけを見れば駅舎のない簡素な駅のように見えますが、かつては相対式ホームの交換可能駅でした。撤去されたホーム跡は繁殖力著しい葛に覆われ、よく見ないとそこにホームがあったことすら分かりません。上写真の左手に見えるのが駅舎で、ホームからだと地下通路を通っていくので結構遠回りになります。

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信濃川島駅 駅舎

ホームからだと結構遠い駅舎は昭和59年改築。ホームまで直接行くことはできないので、ここで列車を待っていたら乗り遅れそうです。どうせホームを撤去するなら駅舎側を残して反対側を撤去すればよかったのではないかと思われてなりません。駅前には人家が数軒あるだけで寂しい雰囲気ですが、駅ノートはしっかり管理されているようです。

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信濃川島駅

駅舎とは反対側、現役ホーム側から見るとこんな感じ。駅前(駅裏?)には国道153号が通っており、車の音が絶えることはありませんが、周囲は耕作放棄地で人家もないので秘境駅のような雰囲気が漂います。ホーム上には一応待合室がありますが、列車の停止位置から離れた塩尻寄りに設置されているので、あまり列車の直前までいると乗り遅れそうです。

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みどり湖駅

信濃川島17:06発普通塩尻行き165M(クハE126-103)と塩尻17:40発普通甲府行き444M(クモハ211-3039)でみどり湖へ。昭和58年7月の塩嶺トンネル経由の岡谷~塩尻短絡ルートの開業時に開設された無人駅で、切通に相対式ホームが設けられています。駅舎はなく、各ホームから線路を跨ぐ公道へ階段で連絡しています。

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上諏訪駅

みどり湖18:09発普通上諏訪行き1540M(クモハ211-1010)で上諏訪へ。諏訪湖東岸に位置する諏訪市の代表駅で、昭和25年3月に改築された戦後スタイルの片流れ屋根の駅舎が現役で使用されています。色が茶色くなったのは平成21年8月のリニューアル時で、それ以前は白色でした。中はだいぶ改装されていますが、昔の主要駅らしい佇まいを今に残しています。一番ホーム上には足湯があり、有名ですが、今回は時間の都合で入りませんでした。

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青柳駅

上諏訪18:50発普通富士見行き1542M(クモハ211-3042)で青柳へ。時刻は19時を回っていますが、駅舎がライトアップされているおかげでなんとか撮影可能です。平成13年9月改築の駅舎は、金沢宿の「うだつ」をイメージした外観で、鉄道建築協会賞を受賞しています。コンクリート打ちっぱなしの簡易駅舎は味気ないものが多いのですが、この駅に関してはさすが賞を取るだけあってかっこいいデザインで、ライトアップのおかげもあってよく映えます。

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大月で乗り換え

19:38発普通大月行き446M(クハ210-3044)で青柳を後にし、終点大月で21:31発特別快速東京行き2130M(クハE232-20)に、新宿で23:00発山手線外回り2227G(クハE234-35)に乗り換えて帰宅しました。