まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/23 師走の新潟地区駅めぐり(越後線・信越本線)

新潟遠征二日目は、越後線信越本線の駅を巡りました。

f:id:Sakasegawa3019:20210110051827j:plain

早朝の吉田駅

新潟を5時ちょうど発の普通吉田行き120M(クモハE127-12)で出発し、吉田で5:56発普通柏崎行き122M(クモハ115-1001)に乗り換え。この日運用に入っていたのは115系湘南色でした。

f:id:Sakasegawa3019:20210110052155j:plain

礼拝駅

ようやく車窓が明るくなってきたころ、礼拝(らいはい)で下車。田中角栄の出身地である柏崎市西山町の駅で、生家へは徒歩20分ほど。駅名は二田物部神社の礼拝所に由来します。駅舎は平成4年2月改築で、内部には窓口跡もありますが、改築翌年に無人化されているので少しの間しか使われなかったようです。

f:id:Sakasegawa3019:20210110053148j:plain

妙法寺

礼拝6:51発普通吉田行き125M(クハ115-1211)で妙法寺へ。日蓮宗本山・村田妙法寺の最寄り駅で、大正2年に村田臨時停留場として開設され、停留場への昇格時に改称されました。昭和55年12月改築の駅舎は、新潟県内でよく見られるデザインで、豪雪地帯ゆえか高床となっています。

f:id:Sakasegawa3019:20210110054113j:plain

石地駅

妙法寺7:20発普通柏崎行き128M(クモハE129-124)で石地へ。昭和31年まで存在した旧刈羽郡石地町の駅で、朝日町、西山町を経て現在の所在地は柏崎市となっています。

駅舎は平成4年1月改築で、改築と同時に無人化されています。改築前年に廃止された対向ホームが雪に埋もれていました。

f:id:Sakasegawa3019:20210110054933j:plain

分水駅

石地7:54発普通吉田行き129M(クハ115-1001)で分水へ。平成18年に燕市と合併した旧西蒲原郡分水町の駅で、昭和58年まで「地蔵堂」という駅名でした。

駅舎は平成12年3月に改築されたもので、正直言って素っ気ないデザインですが、先代駅舎は大河津分水路の自在堰を模した個性的なものでした。構内は2面2線ですが、2番線に停車する定期列車は現在は一本も設定されていません。

f:id:Sakasegawa3019:20210110060045j:plain

東柏崎

分水8:50発普通柏崎行き134M(クモハ115-1001)で東柏崎へ。昭和44年まで「比角(ひすみ)」を名乗っていた駅で、大正15年に刈羽郡柏崎町(昭和15年市制施行)に編入された旧比角村に所在します。

駅舎は昭和28年11月改築で、待合室は広いものの無人化されてがらんとしています。対向ホームは廃止され、信号機の使用も停止されているものの、線路は敷かれたままで、見た目は交換駅のようです。

f:id:Sakasegawa3019:20210110061050j:plain

柏崎市役所

10分ほど歩いて柏崎市役所へ。庁舎本館は昭和43年9月竣工、老朽化のため令和2年末限りで使用を終了し、1月4日より新庁舎に移転しました。今後は解体予定です。

f:id:Sakasegawa3019:20210110061544j:plain

柏崎市役所柏崎市第二分館

庁舎本館は割と普通の見た目でしたが、少し離れて建つ第二分館は結構個性的な見た目です。勤労青少年ホーム(昭和46年5月1日開館)と中央公民館(昭和47年4月15日開館)として建てられたもので、二棟を吹き抜けのある廊下と階段棟で繋いでいます。

こちらは新庁舎移転後も活用される予定だそうです。

f:id:Sakasegawa3019:20210110062145j:plain

吉田駅

東柏崎駅に戻り、10:50発普通吉田行き141M(クハ115-1001)で吉田へ。一度来たことのある駅ですが、乗り換え待ちの時間で駅舎を撮影。弥彦線との接続駅で、昭和37年7月改築の駅舎は2階建ての立派なもの。

f:id:Sakasegawa3019:20210110062626j:plain

信越本線440M

吉田12:02発普通新潟行き145M(クモハE128-23)で新潟へ。駅構内を回って期間限定の組み合わせスタンプを押し、駅弁を買ってから13:09発普通長岡行き440M(クモハE128-101)に乗車。440Mは地平ホーム8番線からの発車です。

f:id:Sakasegawa3019:20210110062958j:plain

北長岡駅

北長岡で下車。駅舎と島式ホームの間に上越新幹線の高架を挟んでいる駅で、昭和26年までは「城岡(じょうおか)」を名乗っていました。

駅舎は平成26年9月に改築されたコンクリート打ち放しのもので、雰囲気は上越線湯檜曽駅を思い出させます。改築前は立派な木造駅舎がありました。

f:id:Sakasegawa3019:20210110063643j:plain

帯織駅

北長岡14:41発普通新潟行き449M(モハE128-1)で帯織へ。平成17年に三条市と合併した旧南蒲原郡栄町の駅で、駅名は明治34年まで存在した帯織村に由来します。

かつては大面油田への専用線が分岐しており、原油の積み出し基地としてにぎわった時代もありました。駅舎は平成4年12月改築で、隣の松の木が見事です。

駅舎の隣に建つ「EkiLab帯織」は無人駅をものづくり交流拠点として活用すべく10月1日にオープンしたばかりの施設です。

f:id:Sakasegawa3019:20210110064713j:plain

豪雪の水上駅

まだまだ明るいですが上越国境を超える列車は少ないので帰途に就きます。

帯織15:06発普通長岡行き442M(クモハE128-24)と長岡15:29発普通水上行き1740M(クモハE129-128)を乗り継いで水上へ。水上は前日と同じく雪の中。17:44発普通高崎行き748M(クハ210-3051)に乗り換えます。

高崎着は18:48、定刻なら東京方面行きは18:47発で乗り換えができないはずなのですが、折り返し列車が遅れて到着したため、乗り換えが可能になりました。7分遅れの18:47発高崎線熱海行き1939E(クハE233-3006)で赤羽へ。赤羽20:26発埼京線新木場行き1952S(クハE232-7013)と池袋20:38発山手線内回り1974G(モハE234-69)を乗り継いで帰宅しました。