まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

1/23 豪雪の野岩鉄道・会津鉄道駅めぐり その3

ゆったり会津東武フリーパス三日目も会津鉄道野岩鉄道の駅をめぐっていきます。

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会津若松駅

この日は会津若松からスタート。言わずと知れた会津地方の中心都市・会津若松市の代表駅で、会津若松市街の北端に位置します。駅舎は昭和36年2月に建てられた2階建てのもので、平成13年4月に鶴ヶ城をイメージしたデザインに改装されています。

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若松駅

会津若松6:56発快速AIZUマウントエクスプレス2号鬼怒川温泉行き3151D(AT701+AT751)で南若松へ。会津総合運動公園の最寄り駅で、第50回ふくしま国体に合わせて平成7年8月に開業しました。ホーム入口に大きめの待合室があります。近くに工業団地がある他、阿賀川の対岸には会津美里町本郷の市街地が広がっていますが、そちらからの利用はほとんどないでしょう。

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門田駅

南若松8:01発普通会津田島行き2305D(AT551+AT501)で門田へ。昭和30年に若松市編入された旧・北会津郡門田村の駅ですが、門田村の中心からは大きく離れた田園地帯の中の面川集落にありました。国鉄時代にあった木造駅舎は転換後にプレハブ駅舎に改築されており、交換設備こそ設置されているものの、快速は停車しません。南若松駅との間には平成21年8月23日・24日に「六地蔵尊」という盆踊り祭りのための臨時駅が設置され、翌年以降も「一ノ堰六地蔵尊」として毎年二日間だけ営業していましたが、平成25年8月24日を最後に翌年以降は開設されておらず、「幻の駅」となってしまいました。

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七日町駅

門田8:23発普通会津若松行き2108D(AT552)で七日町へ。会津若松市の中心部にある駅で、JR只見線の駅ですが、会津鉄道の列車も全て停車します。以前にも訪問済みですが、せっかくなので雪の会津若松を少しだけ散策してみます。

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会津若松市役所

七日町駅から1.4㎞のところにある会津若松市役所は、本庁舎旧館が昭和12年7月、新館が昭和33年5月に建てられたもので、旧館を部分保存の上での新庁舎の建設が予定されています。素晴らしいデザインの玄関部分は今後も会津若松のシンボルとして永く残されるとのことですが、増築部分や新館については新庁舎建設に伴って姿を消す予定なのでこの機会に記録することにしました。

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会津若松市役所 本庁舎新館

旧館の裏手に繋がるように建てられた新館は昭和33年5月竣工。モダニズム建築らしい意匠ですが、旧庁舎に付随する形で建てられたためか、建物の「顔」とまで呼ぶべき部分が見当たりません。

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会津若松市役所 本庁舎旧館の裏手

駐車場になっている旧館の裏手にも回ってみます。凝ったデザインの玄関と違って見られることをあまり想定していないため、雑然としています。2階から3階への外階段が目を引きますが、この部分は流石に残らないでしょう。

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芦ノ牧温泉駅

七日町へ戻り、9:38発快速リレー128号会津田島行き3307D(AT552)で芦ノ牧温泉へ。昭和30年に若松市編入された旧・北会津郡大戸村の駅で、昭和2年11月に会津線支線の終点「上三寄」として開業しました。昭和62年7月の転換時に「芦ノ牧温泉」に改称されましたが、温泉までは約3.7㎞離れています。開業時からの木造駅舎が残っており、内部ではグッズが販売されるなど観光駅らしい雰囲気。撮影している間にもどんどん観光客がやってきました。

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芦ノ牧温泉駅の猫たち

この駅を有名にしたのは何と言っても猫駅長でしょう。今でこそ全国各地で見られる動物駅長ですが、その元祖は和歌山電鐵貴志川線貴志駅「たま」駅長とこの芦ノ牧温泉駅の「ばす」駅長で、現在は2代目名誉駅長の「らぶ」とアテンダントの「さくら」が活躍しています。「ばす」は平成20年4月24日に名誉駅長に就任し、平成27年12月24日に退任、翌年4月22日に18歳の長寿を全うしました。「ばす」が心ない観光客のフラッシュで目を傷めたことから、猫駅長たちの撮影は禁止されていますが、駅舎についてはいくら撮っても構わない旨の掲示があります。

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上三寄駅 駅名標

駅前には旧駅名「上三寄」の駅名標が保存されています。野岩鉄道の方には漢字こそ違うものの読みの違う「(下野)上三依」(現:上三依塩原温泉口)があり、もしこの駅が改称されていなければ相当ややこしいことになっていたと思われます。隣駅の表示は「桑原」(現:芦ノ牧温泉南)ですが、括弧書きで「舟子」(現:大川ダム公園)とあるのは、舟子が正駅ではなく仮乗降場だった故でしょう。

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AT301

構内にはかつてトロッコ列車として活躍したAT301が保存されていますが、雪が積もっていて近付けませんでした。行先は旧駅名の「上三寄」が表示されています。

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西若松駅

芦ノ牧温泉10:23発快速リレー101号会津若松行き3310D(AT551)で西若松へ。只見線会津線の分岐駅で、前日にも訪問していますが、日没後だったので再訪しました。平成17年9月に橋上化されています。会津若松市街や会津若松駅との位置関係はどちらかと言うと「西」よりも「南」で、鶴ヶ城の最寄り駅であることからいっそ「鶴ヶ城」駅とでもすればいいのではないかと思われます。構内は2面3線ですが、1番線からは只見線の17:12発会津若松行き一本が発着するのみで、それ以外の時間帯は閉鎖されています。この駅でスタンプを押そうとした頃、スタンプ帳がないのに気が付き、記憶をたどってみるとどうやら前日の上三依塩原温泉口に忘れたようなので、予定を変更してこの後取りに行くことにしました。

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会津田島駅 レストランヴォーノ カレーライス

西若松11:26発普通リレー132号会津田島行き2309D(AT551)で会津田島へ。乗り換え時間を利用し、駅2階のレストランのカレーライスで昼食としました。予定では一本後の列車まで田島を散策するはずでしたが、スタンプ帳を忘れたとあっては仕方ありません。

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上三依塩原温泉口駅

会津田島13:02発特急リバティ会津132号浅草行き1132M(510-1)で上三依塩原温泉口へ。スタンプ帳はなんなく見つかり、無事回収することができました。

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湯西川温泉駅

上三依塩原温泉口14:24発普通東武日光行き326(61101)で湯西川温泉へ。昭和61年10月、野岩鉄道会津鬼怒川線の開業時に開設された駅で、ホームは葛老山トンネルの中にあります。トンネル出口すぐのところにあって、外の明かりが入ってくるためトンネル駅としては明るく、閉塞感も少ないです。

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湯西川温泉駅

階段またはエレベーターで上がった地上に駅舎があり、道の駅湯西川が併設されています。階段もそれほど長くはなく、アクセスもそれほど悪くないため、土合駅などと比べると手軽に楽しむことができるトンネル駅と言えそうです。道の駅があって人の気配はあるものの、駅前に人家はなく、湯西川温泉までは約9㎞と離れています。

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五十里湖と湯西川橋梁

駅前には昭和31年完成の五十里ダムによってつくられた五十里湖が広がっています。駅を出た野岩鉄道はトンネルを抜けるとすぐに湯西川橋梁で五十里湖を渡り、対岸のトンネルへと突入します。凍った湖の上を渡る瞬間は野岩鉄道の車窓でも一、二を争う絶景です。駅前からもこの橋梁を撮影することができますが、柵が低いので長居する勇気は出ませんでした。

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新藤原駅

湯西川温泉15:07発快速AIZUマウントエクスプレス4号東武日光行き3156で新藤原へ。東武鬼怒川線野岩鉄道会津鬼怒川線の分界駅で、野岩鉄道が管理しており、構内にはその本社もあります。大正8年12月、東武鬼怒川線の前身である下野軌道(→下野電気鉄道)「藤原」として開業し、大正11年3月に現在地に移転して改称されました。長らく終着駅でしたが、昭和61年10月に野岩鉄道が開通すると中間駅のようになりました。しかし、現在も当駅折り返し列車は東武・野岩ともに設定されているため、時間帯によっては乗り換えが必要となります。駅名は平成18年の合併で日光市となった旧・塩谷郡藤原町に由来しますが、駅名が「ふじわら」なのに対し町名は「ふじはら」で、町の中心は鬼怒川温泉の方にあります。

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新藤原駅 1番ホーム

構内は島式2面3線で、特急スペーシア折り返しのために1番ホームだけが長くなっています。1番ホームの車止めは駅舎出口のすぐ目の前にあり、地方私鉄ならともかく大手私鉄の駅ではあまり見ないような造りです。

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鬼怒川ロイヤルホテル

新藤原15:52発特急リバティ会津140号浅草行き1140M(514-1)で鬼怒川温泉へ。この日は鬼怒川ロイヤルホテルに宿泊しましたが、駅周辺・ホテル周辺ともに手頃な飲食店が全然なく、夕食付プランにしておけばよかったと後悔しました。