まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

10/27 JR東日本パスで北陸(長野)新幹線・飯山線・上越新幹線駅めぐり

JR東日本パス駅めぐり三日目は北陸新幹線飯山線上越新幹線の駅を巡りました

高崎駅

早朝の高崎市街を散策してから高崎駅へ。高崎駅西口の駅ビルは上越新幹線開業に合わせて改築されたもので、昭和57年3月1日完成。長きにわたって使われてきた木造の3代目駅舎は建設工事に伴って昭和55年12月1日より解体されています。高崎駅自体は何度も来ているものの、駅ビルをちゃんと撮るのは今回が初めてでした。

安中榛名駅

高崎7:45発あさま601号長野行き601A(W723-111)で安中榛名へ。平成9年10月1日、長野新幹線の開業に際して設置された新幹線単独駅で、開業前の仮称は「新安中」でした。駅があるのは安中市街から離れた山間部で、駅周辺に商業施設は皆無です。「新幹線の秘境駅」と称されることもありますが、駅前に小規模ながらもニュータウンが開発されているので秘境という感じではありません。観光地へのアクセス駅としてもイマイチなので、駅前住宅地から東京・高崎への通勤需要くらいしかなさそうですが、利用者数は木古内いわて沼宮内を上回っています。駅前の公園からは妙義山の雄姿を望むことができました。

軽井沢駅

安中榛名8:31発あさま603号長野行き603E(E723-37)で軽井沢へ。言わずと知れた有名別荘地・北佐久郡軽井沢町の玄関口で、信越本線を転換したしなの鉄道の駅が併設されています。島式2面4線のホームが地上にあり、駅舎は橋上駅舎。機能面からの制約もあるのでしょうが、軽井沢のお洒落で高級なイメージに反して案外普通の駅舎です。

佐久平駅

軽井沢8:59発はくたか553号金沢行き553E(E725-42)で佐久平へ。佐久地方の中心都市・佐久市の玄関口で、ここも駅舎は橋上駅舎です。小海線との交差地点にありますが、在来線が地上で新幹線が高架というよくあるパターンとは逆に、地上を走る新幹線を高架の小海線が跨いでいます。これは前後の区間の地形上の制約だけでなく複線電化の新幹線よりも単線非電化の小海線を高架にした方が建設費が安いのが理由とのこと。

上田駅

 

佐久平9:58発はくたか555号金沢行き555E(E725-17)で上田へ。東信地方の中心都市で長野県第三の都市・上田市の代表駅で、しなの鉄道だけでなく上田電鉄も乗り入れています。駅舎は蔵をイメージしたデザインに真田家の家紋「六文銭」の装飾がなされています。

長野駅 ホーム

上田10:27発あさま605号長野行き605E(E723-33)で長野へ。長野県の県都にして善光寺門前町として栄えた長野市の代表駅で、平成9年10月1日の長野新幹線開業から平成27年3月14日の金沢延伸までは終着駅でした。乗ってきた「あさま」は長野止まりなので早速折り返し準備が始まりましたが、一部車両にはりんごとぶどうの積み込みも行われていました。新幹線の持つ速達性は信州が誇る果物が鮮度を保ったまま首都圏に運ばれることにも一役買っているのですね。

上越妙高駅

長野11:06発はくたか557号金沢行き557E(W726-214)で上越妙高へ。新潟県上越地方の中心都市・上越市の南部にある駅で、北陸新幹線は当駅を境に高崎方はJR東日本、金沢方はJR西日本となります。JR東日本パスが使えるのも当駅まで。再速達の「かがやき」だけでなく「はくたか」も一部が通過するため、乗務員交代は長野駅で行われます。JR西日本側で駅めぐりをした際に訪問済みなので約一年ぶりの再訪となりました。

sakasegawa3019.hatenablog.com

 

飯山駅

上越妙高12:00発はくたか560号東京行き560E(E723-3)で飯山へ。飯山藩の城下町・飯山市の代表駅で飯山線との交差地点にあります。人口が2万人を切っている市にあるとは思えないほど立派な駅で、「『雄大な大地と伝統美を感じさせる駅』 - 雪と伝統文化の融和」がコンセプトになっています。発車メロディに使用される唱歌「ふるさと」は隣の中野市出身の作詞家・高野辰之の作品です。駅前には飯山市出身の経済学者で満州からの邦人引揚げに尽力した丸山邦雄の銅像が建っています。

飯山駅

飯山駅からは飯山線の旅を始めます。飯山線飯山駅は新幹線開業に先がけて平成26年11月9日に移転したもので、以前は300m森宮野原寄りにありました。移転まで使われていた木造駅舎は大正10年10月開業時に建てられたもので、昭和60年ごろに寺院風に改装されていました。旧駅跡は現在も保線基地として使われています。飯山線の前身である飯山鉄道の認可にあたっては当時鉄道院監督課長だった五島慶太の尽力があったとされ、駅前には五島慶太を顕彰する碑も建てられています。

蓮駅

飯山12:47発普通長野行き134D(キハ110-235+キハ110-225)で蓮(はちす)へ。千曲川沿いの集落を見下ろす高台にある小さな駅で、ホーム上に待合室があります。待合室の建物財産標には「昭和20年12月」の文字がありましたが、平成26年11月に改築されているのでこれは改築前の旧待合室が建てられた日付とみていいでしょう。昭和29年8月に飯山市が成立するまでの所在地は下水内郡秋津村で、東洋史家・宮崎市定の出身地でした。

蓮駅

ホームの目の前には立派なお寺があります。曹洞宗永國寺というお寺で、参道を横切る線路に第4種踏切が設置されています。トタン葺きの屋根はいかにも雪国のお寺といった風情です。

蓮駅

駅の周りの木々も色づき、赤とんぼが飛び交い、深まる秋を感じました。

直江津駅 とりめし

蓮13:13発普通戸狩野沢温泉行き135D(キハ111-211+キハ112-211)に乗車。先程上越妙高で買った「とりめし」で昼食としました。直江津のホテルハイマートというと、「鱈めし」「鮭めし」が有名ですが肉系もあるのですね。あっさりとした味付けの薄切り鶏肉が美味しかったです。

戸狩野沢温泉駅

135Dは所定なら十日町行きなのですが、10/1~11/20の51日間はトンネル内部補強工事のため戸狩野沢温泉~森宮野原間でバス・タクシー代行となっているため、戸狩野沢温泉代行バスに乗り換え。普通の自家用車でもすれ違うのがやっとの狭い道をマイクロバスで進んでいきます。街らしい街もなく人口密度も低い区間ですが、上境・信濃白鳥・横倉で下車がありました。

森宮野原駅

約45分で森宮野原に到着。この後、駅前に「森宮野原駅前」止まりの南越後観光バスエルガミオ)がやってきて代行バスにクラクションを鳴らし、代行バスが駅前から退くということもありましたが、南越後観光バスからは乗り降りもなく去っていき、代行バスはバックで元いた駅前に戻っていました。

森宮野原駅

森宮野原からは再び鉄道の旅。14:29発普通十日町行き135D(キハ110-229)に乗車。2番線で既に停まっている列車かと思いきや14:25頃に十日町方面からやってきました。

越後水沢駅

14:58着の越後水沢で下車。昭和37年4月に十日町市編入された旧中魚沼郡水沢村の駅で、駅舎は平成10年9月に改築されたものです。周辺は農村地帯の集落といった雰囲気で特にこれといった店や施設もありません。

Kiss&Goodbye

平成27年より大地の芸術祭の一環で台湾の絵本作家ジミー・リャオの作品「Kiss&Goodbye」のパブリックアート空間となっています。独特の形状は越後妻有地域で見られるかまぼこ型倉庫に着想を得てデザインされたとのこと。以前訪れた隣の土市駅には飯山線の列車をデザインした作品が設置されていました。

津南駅

越後水沢16:25発普通森宮野原行き142D(キハ110-229)で津南へ。中魚沼郡津南町の玄関口で、昭和43年10月に「越後外丸」から改称されました。開業時の所在地は中魚沼郡外丸村で、昭和30年1月の合併で津南町となっています。平成7年3月改築の駅舎は温泉施設「リバーサイド津南」との合築。駅名よりも温泉施設の主張の方が激しいです。町の玄関口として簡易委託の窓口も設置されていますが、中心市街は信濃川の対岸にあるため駅周辺は小集落といった感じで建物も多くありません。

長岡駅

津南17:12発普通越後川口行き139D(キハ110-229)と越後川口18:18発上越線普通長岡行き1745M(クモハE129-130)で長岡へ。新潟県第二の都市・長岡市の代表駅です。新幹線ホームは近年改装されていないのか鳩の糞などでの汚れが目立ちました。

燕三条

長岡19:21発とき337号新潟行き337C(E726-305)で燕三条へ。金属加工産業の街である三条市および燕市の玄関口で、両市にまたがって所在していますが、登記上の駅の所在地は駅長室のある三条市です。駅名をめぐっては燕と三条、どちらを先に置くかで揉めたそうで、駅名では燕を先に置く代わりに駅長室は三条に置くことで合意したという経緯があります。ちなみに北陸自動車道三条燕ICにおいては、名称で三条を先に置く代わりに所在地は燕市という全く逆のスタイルが取られているのが面白いところです。

新潟駅 のりかえホーム

燕三条20:00発とき339号新潟行き339C(E726-134)で新潟へ。日本海側最大の都市である県都新潟の代表駅で、上越新幹線の終着駅です。新幹線ホームのうち11番線の反対側には在来線との「のりかえホーム」が設置されており、在来線5番ホームの列車との対面乗り換えが可能になっています。ホームの狭さゆえか新幹線ホームの中でここだけホームドアが設置されているのも面白いところ。

なにはともあれ上越新幹線、そしてJR東日本の新幹線駅はこれにて全駅制覇。新潟駅南口21:35発WILLER EXPRESS SY3653便で大阪に帰りました。