1/10 暖冬の福井鉄道福武線駅めぐり(北府・西山公園・サンドーム西・泰澄の里・鳥羽中・ベル前・ハーモニーホール・花堂・清明・木田四ツ辻・赤十字前・田原町)
名古屋市営地下鉄から譲渡された車両で、高床車のため朝ラッシュ時以外で運用されることは少ないのですが、F001形が故障を起こしていたため代理で運用に入っていました
せっかく貴重な高床車に乗れたわけですが、早速一駅目の北府で下車
一昨年にも訪問している駅ですが、前回は見れなかったものも幾つかあるので再訪しました
ホームからも見えるバス駐車場
部品取り車らしき右の2台に変化はありませんが、前回にはいなかった現役らしき2台が左に停まっていました
入線する9:38発越前武生行き851(885+854)
入線して早10年、すっかり主力車両となった880型
駅裏手から撮った側線に留置中のデキ3
いかにも地方私鉄らしい凸形の愛らしい電機です
こうして真横から見ると台車の大きさが目立ちますね
側線に留置中の889F(手前)と202F(後)
202Fは昨年10月に引退済みで春以降に解体予定だそうです
北府9:54発普通田原町行き953(602)で西山公園へ
602も610と同じく名古屋市営から転じた高床車で両運転台です
大正13年2月開業時からのものと思われる木造駅舎ですが、平成22年11月に大規模改修が行われて新築同然の姿になっています
木目が新しいのであまり趣はありませんが、これから長い年月を経て味が出てくるのでしょうか。室内は清潔感があって気持ちがいいです
西山公園10:11発普通越前武生行き924(777+776)で2駅戻り、サンドーム西へ
平成22年3月に上鯖江から改称された駅です
駅舎はプレハブのような素気ないものですが、意外としっかりした待合室と別棟のトイレがあります。駅名の由来となったサンドーム福井へは直線距離で800m
サンドーム西10:20発普通田原町行き1013(884+885)で泰澄の里へ
平成23年3月に開業した新しい駅で、駅名の由来は近隣にある「泰澄寺」だそうです
ホーム上には木の質感溢れる締切可能な清潔な待合室があります
2分遅れて到着した泰澄の里10:40発普通越前武生行き1004(773+772)で鳥羽中へ
サンドーム西と同じようなプレハブ駅舎(上屋?)があります
ホームは元々高床だったのを無理やり嵩下げしたような痕跡があります
鳥羽中10:50発普通田原町行き1027(886+887)でベル前へ
ショッピングセンターベルの目の前にある駅で、利用客が多いため無人駅ですが駅員が配置されていました。駅員がいるため当然切符の改札はホームで行われるわけですが、車内放送では「運賃箱にお入れください」と無人駅扱いなのでその辺がちょっと不案内なように感じました
駅裏から見たホーム
音符の♭(フラット)をイメージしたデザインの待合所が2つ設置されています
駅舎は古いブロック造りの駅舎ですが、平成24年に改修されてきれいになっています
当駅から田原町までは複線化されています
併用軌道区間に入って最初の駅で、上屋付きの新ホームを建設中です
建設中の下り新ホーム
入口にスロープが設けられています。公園口と仁愛女子高校前は既にこのタイプのホームに改修されています
現在の下りホームはご覧の通り上屋もベンチもない狭くて古いものなので、安全性等を考えると少し幅の広い上屋付きの新ホームを建設してそちらに移行した方がよいのでしょう。新ホームは2月1日より使用を開始されました。役目を終えた旧ホームは解体されるのでしょうか
木田四ツ辻から歩いて6分で、隣の赤十字前へ
平成22年3月に福井新から改称された駅で、有人駅。2面3線のホームの他に数本の側線を持ちます
駅前の整備はまだまだといった感じですが、えちぜん鉄道の新駅舎が完成してから整備するのでしょうか