
川越からは10:11発普通八王子行き1069H(クハ209-3003)で八王子へ
水瀬氏とは高尾まで同行しました
昭和58年改築の北口駅ビル

かつては「そごう八王子店」が入居していましたが、現在は「セレオ八王子北館」が入っています




3番ホーム脇では桜が満開でした

有人駅なので状態は割といいですが、内部はかなり手が加えられていて雰囲気には欠けます
現在、橋上化も含めたバリアフリー化計画は持ち上がってきてはいますが、具体化はされておらず、しばらくは安泰といったところですが、近隣の駅の改築が相次いでいることを考えるといつ計画が本格的に動き出してもおかしくはなさそうです
全長200mで下から上までの所要時間は約4分です
エレベーターと並行してエスカレーターも設置されていますが、現在は使用されていないようです
何気に車両が長野色の115系です
完成すれば便利になるのは間違いなく、利用者にとってはその方がいいのでしょうが、今の木造駅舎が失われてしまうのは残念に思います。まあ、仕方が無いことなのかもしれませんが・・・

木造駅舎の後ろに雪をかぶった頂が聳えています
駅舎は建物財産表によれば明治37年10月開業時からのものですが、112年の齢を感じさせないほどきれいで、さほど古さは感じさせません

16億円を投じて駅舎改築・駅前整備工事が行われるそうですが、予算の都合で橋上化や南北自由通路設置は見送られたそうです。
出入口のない駅北側の住民が駅を利用する際に遠回りを余儀なくされていることを考えれば、橋上化が妥当かと思われるのですが・・・果たして予算云々で割り切ってしまっていい話なんでしょうかね
駅舎改築に先立ち、跨線橋の改良工事が先に進められています
できるだけ節約して改良しようと思うのか、新しく造られているのはエレベーターの部分だけで、通路・階段部分は従来からのものをそのまま使用するようです
この辺りからもこの駅の改良に対してJRがあまり積極的な姿勢でないのが窺えます
北杜市が積極的かと言われるとそれも疑問ですが・・・(本当にやる気があるのなら多少予算を増やしてでも利用者のために橋上化を選択するでしょうし)