
尼崎で5:47発普通京都行き100B(クモハ321ー29)に乗り換え、大阪で5:55発快速長浜行き700K(モハ223-3021)に乗り換え草津へ


平成元年4月に開業した駅で、駅舎は和風の鉄筋造り2階建ての立派なものです
時間帯によっては駅員がいるようですが、訪問時は無人でした

隣の水口石橋駅までは0.6kmと大した距離ではないので徒歩で向かいます

駅名表示がなければ倉庫か何かと見間違いそうなコンクリートの古い駅舎があります


屋根の大きな平屋建ての木造駅舎が現役で使用されています
近年改修して古さを強調したようで、屋根も新しく壁の漆喰も真っ白なので、古くからの木造駅舎というより、かつての木造駅舎を再現して近年建てた駅舎といった雰囲気が漂っています

水口城南と同じく平成元年4月に開業した駅で、水口町とエホバの証人(近くに関西大会ホールを持つ)の請願によって設置されました
線路と並走する国道307号線に面した位置にありますが、集落の外れにあるため少々寂しい雰囲気です

列車の交換が行われる拠点駅で、一部の列車が数分間の停車を行います

非常に雰囲気も良く、古いながらも補修されながら大切に使われていますが、老朽化は如何ともしがたいようで、3月には解体を検討中であるというニュースが発表されました。この記事によれば、日野町長は保存に向けて近江鉄道と協議していきたいと発表しているそうです
「現役最古の私鉄駅舎」と言われていた浜寺公園駅よりも古い駅舎で、雰囲気も良いので何としてでも残してもらいたいものです


この時は3枚とも残存していたのでしょうか。この時ちゃんと撮っておかなかったのが今になって悔やまれます

庇の痛み方が激しいですね
現在の写真を見比べてみるとちゃんと庇に開いた穴が埋められているのが分かります
こうして3枚の写真を見比べると細部は変化しているものの大きな変化は起きていませんね
今後も駅舎に大きな変化が起きないことを祈ります

改装が何度か行われているようで、明治の駅舎という雰囲気ではありませんが、よく見てみれば窓口や壁に古さが感じられます

もし改築されたらツバメたちは代わりにどこに営巣するんでしょうかね・・・


こちらも開業時のものでしょうか。元々は白く塗られていたのでしょうが、ペンキが剥げてきていて地の色が見えてきています