貴生川から11:24発
信楽行き529D(SKR501)に乗車
発車前に運転士さんに一日乗車券を買いたいと伝えると、
信楽駅に連絡して用意してもらっておくとのこと。
貴生川駅では購入できないものの柔軟な対応をしていただきました
11:48終点の
信楽に到着。改札で一日乗車券を受け取って外へ
駅舎は
信楽高原鐡道への転換時に改築されたもので、同じ形の屋根が3つ並んだデザインです
駅前には大きな
信楽焼のたぬきが立っていて、観光客が入れ代わり立ち代わり記念撮影をしていました
ホームから少し伸びたところで途切れていますが、果たして
びわ湖
けいはんな線構想が実現して、学研都市の方へ延びることはあるのでしょうか
第二大戸川橋梁という鉄橋だそうです
訪問時は雨上がりともあって参拝客がおらず、厳かな雰囲気でした
吊り橋を渡るのが一番の近道ですが、あえて遠回りして最寄りの集落の中を抜けて
玉桂寺前駅へ
12:56発貴生川行き534D(SKR501)に乗車し、
紫香楽宮跡へ
玉桂寺前と同じく転換時に開業した駅で、ホームのすぐそばに今では数少なくなった第4種踏切があります
踏切の向こうにはいかにも高原といった風情の森の中に続く一本の未舗装路があるだけですが、突然この向こうから郵便配達のバイクが現れました
とても人家があるような雰囲気ではないのですが
駅舎に寄り添うように立つ大木もおそらく駅舎が建てられた
昭和8年開業時に植えられたものでしょう
駅裏には色褪せた赤い鳥居がありますが、踏切がないので線路を渡りでもしない限り行けなさそうな感じです。果たして参拝者は今でもいるのでしょうか
雲井13:40発
信楽行き533D(SKR501)で勅使へ
昭和38年に開業した駅で、開業時からホームだけの
無人駅です
駅名の「勅使」は「
天皇の命令」を意味する言葉で、「雲井」は「
天皇のいらっしゃるところ」の意味なので、かつてこの地に都があったことと関係が深そうな駅名です
奥の屋敷の古そうな塀とマッチしていい感じです。映画の撮影なんかに使えそう
勅使13:58発貴生川行き536D(SKR501)で貴生川へ
ほんの2時間半ほどですが
信楽線の全駅に降りることができました
沿線の景色もきれいで雰囲気の良い路線だったので今度は沿線での撮影メインで来たいと思います