8/26 身延線(静岡側)駅めぐり その2
波高島12:17発普通富士行き3630G(クモハ313-3006)で井出へ
富士川を見下ろす高い位置にあるホームだけの駅で、駅周辺には人家が数軒あるだけです
井出13:13発普通甲府行き3631G(クハ312-3001)で身延へ
利用客の多い駅らしく待合室内には立ち食いそば屋も営業しています
駅の裏手には身延変電所があります
駅舎は平成6年改築の橋上駅舎
この規模の駅なら6分でも十分撮影できます
ホーム上には開業時以来の木造待合室があったようですが、8月22日から解体されたようで更地になっていました
十島から再び乗って隣の稲子で下車
成6年改築の簡易駅舎があるだけの小さな駅ですが、側線に事業用車のようなものが停められています
自分以外には中年男性が一人下車し、さっさとどこかへ歩いて行ったのですが、しばらくすると戻ってきました。実はその男、先ほどの十島でも同じような行動を取っていました
先程の男は自分と同じ列車に乗り込み、またも自分と同じ駅で下車
18きっぷで行動しているようですが、駅の写真を撮ったり駅の様子を観察してる様子が見えない辺り同業者のようには見えません。同業者でもないのにこんな変な行程が被るというのもおかしな話ですし、もしやストーカーの類ではないかとの不安が沸き上がり駅を楽しむどころの余裕がありませんでした
隣の沼久保へは高台の集落を抜けた後、県道25号線でひたすら山の中を進んでいきます。忘れ去られた神社なんかもあったりして人家なんてほとんど無さそうな雰囲気ですが、航空写真を見ると県道より少し高いところに香葉台という新興住宅街があるのが分かります
芝川を出てちょうど30分ほどで沼久保駅に到着
ホームは高台にあり、集落は少し下ったところに存在しますが、木々にさえぎられているため駅からは見ることができません
駅からは富士山がきれいに見えるそうで高浜虚子の歌にも詠まれていますが雲がかかっていて全く見えませんでした
昭和42年に改築された駅舎はコンクリート造の立派なもので、待合室部分は吹き抜けですが旧事務室部分は2階建てのようです。こんなに立派な駅舎でも平成11年に無人化されています。南部町の玄関口なのだから旧事務室に南部町観光協会でも入居させればよさそうなものですが時間があるので駅近くのデイリーヤマザキで夕食を調達夕食も無事確保できたので17:58発普通富士行き3580Gを待っていると「下部温泉~甲斐常葉間で架線にビニールが引っ掛かった影響で身延線内で運転を見合わせていましたが、撤去が完了したので運転を再開します」との放送が入りましたローカル線の無人駅だけあって情報は全然入らず、15分ほど経って「17:43発ワイドビューふじかわ12号は50分遅れで運転」との放送が入りました。乗車予定の普通はさらに遅れているというのも考えられないことではありません上り列車が大幅に遅れている一方で下りの18:28発普通甲府行き3659Mは定刻より2分早くやってきました。とはいえ遅れている列車との交換を行うらしく長時間停車を強いられるようです定刻なら17:43発の特急ワイドビューふじかわ12号静岡行きは18:31に到着同じようにホームで待ちぼうけを食らっていたハイキング帰りらしきお年寄りの集団が乗り込んでいきます。甲府行き普通も特急も18:32に発車していき、富士行き普通に乗車予定の自分も含めた3人だけがホームに取り残されました18:41 富士行き普通が隣の甲斐大島を発車したとの放送が入りました18:46 踏切がなり始め、その1分後にようやく待ちに待った列車が到着
この日の訪問駅数は16駅、総訪問数は1822駅に達しました