北海道東日本パス日帰り旅二日目は内房線へ
朝っぱらから激しい雨ですが駅間徒歩がある行程じゃないので構わず出かけます

安房鴨川行きへの乗り換え時間を利用して食料調達と駅舎撮影を済ませます

おそらく南国リゾートの玄関口というのを意識したデザインでしょう


それ以前は有蓋貨車を転用した駅舎でした
駅舎横の大きなソテツが南国風情を盛り上げてくれますが、あいにくの天気

千歳同様平成19年2月に改築されたシースルー式の簡易駅舎ですが、こちらの方が待合室も大きく、水洗トイレも設置されています。ただしホーム側には壁がなく吹きさらしなので暴風雨の日は列車を待つのに向かなそうです
「みなみみはら」ではなく「みなみはら」と読む何気に難読な駅名です
平成15年に改築された駅舎は多目的ホールとの合築で、新しい駅舎でありながら木の温もりを感じさせる木造駅舎です
天井の高い駅舎内には簡易委託の窓口があります

関東地方最南端の駅で、特急の折り返し駅として大いに栄えた時期もありました
平成19年改築の合築駅舎は千倉の風・波・空をイメージしたデザインです
有名な建築家の作品なのかと思って調べてみたところ、コンペのことが出てきましたが、最優秀賞作品と実物が全然違ったので結局わからずじまいです

大正11年開業時に建てられた木造駅舎が現役に近い状態で使用されています
内部こそ改装されていますが入口扉も木造のまま残されているので、できることならこのまま建て替えずに残していってほしいと思います

一時はおさまっていた雨が再び激しく降り出しました
平成8年に改築されたギャラリーとの合築駅舎は結構大きなものですが、窓口が閉鎖されていて物寂しい雰囲気でした。管理も行き届かなくなっているようで、スタンプのうち一つは盗難にあっていました。人手不足なのはわかりますがなんとかならんもんでしょうか


内房線では唯一交換設備が撤去された駅で、島式ホームの旧1番線跡に改札口への通路が設置されています
大正6年8月開業時に建てられた木造駅舎はよく手入れされている印象を受けます

この手の木造駅舎で天井が昔のまま残されているのって結構珍しいんじゃないでしょうか

平成9年改築の観光案内所との合築駅舎は、富山(とみさん)の山並みをイメージしたそうですが、駅舎というよりは公民館やコミュニティセンターにありそうな感じの建物です

平成7年改築の駅舎は遊園地にでもありそうな、変わったデザインですが、果たして何をイメージしたのでしょうか。駅舎横の駐輪場や公衆トイレも同じようなデザインで統一されています

降りた途端、和田浦以来の激しい雨に打たれます

大正4年開業時に建てられた内房線標準スタイルの駅舎ですが、入口形状が他の駅とは少し異なります。昭和60年に車掌長が運転する飲酒運転の車が駅舎内に突っ込んだ事故があったそうでその後の補修が駅舎の形状にも影響しているのかもしれません
駅の近くに高校があるようで、待合室では列車待ちの学生が雨宿りしていました
折り返し列車は君津方面への下校の便を図るために設定されているのかもしれません

ここの駅舎も内房線標準スタイルですが、大正5年開業時のものではなく大正13年に改築されたものだそうです。とはいえどの程度の改築だったのかわからないので、開業時のものに少し手を入れただけという可能性も否定できませんが
久里浜港へのフェリーが出ている金谷港への最寄り駅で、駅前にはその案内がありました

千葉で18:21発快速東京行き1722F(モハE216-2025)、錦糸町で18:56発普通三鷹行き1811C(クハE230-35)、新宿で19:24発山手線外回り1941G(モハE230-533)に乗り換えて高田馬場に帰りました
この日の新規訪問駅は14、総訪問駅数は1952に達しました