まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/14 初冬の山陰本線(益田以西)駅めぐり

イメージ 1

初冬の山陰本線駅めぐり二日目はまだ暗い早朝の益田駅からスタート

長門市方面への始発列車である5:56発長門市行き1561D(キハ120-325)に乗車
益田~東萩~長門市では列車本数が極端に少ないので山陰では最も駅めぐりが難しい区間だと個人的には思います
イメージ 2
6:06着の戸田小浜で下車
全く人の気配が無い中で、駅裏から激しい波のうねりだけが聞こえています
こうも暗くては駅舎も撮れないので先にホームを撮影
イメージ 3
6時半を過ぎるとようやく駅舎を写せるくらいの明るさになったので撮影
とは言えピンボケしまくりで撮りにくさでは日中の比ではありません
駅舎は大正14年開業時のものに増築したもので、コミュニティセンターとJAが入居しています
イメージ 4
乗客一人だけを乗せてやってきた戸田小浜6:41発普通長門市行き1563D(キハ47-1102+キハ47-24)に乗り、2駅先の江崎へ 
江崎に着くころにはすっかり夜が明けていました
イメージ 5
昭和3年開業時に建てられた洋風の木造駅舎が現役で使用されており、簡易委託の窓口があります。簡易委託とはいえ駅員さんがいるだけあって待合室は綺麗に保たれています。せっかくなので「江崎→飯浦」の切符を購入
ところが、カメラだけなくスマホでも駅舎を撮っておくかとポケットを探ってみたもののスマホがないことに気付きました。さっきの列車内ではスマホを触ってた記憶があるので忘れたとすればその車内しか考えられません。窓口の初老の駅員さんに「車内に忘れ物をしたかもしれない」と伝えると親切にも問い合わせてくださりました
10時ごろに益田駅に着くと伝えると見つかったらそちらに連絡しておくとのことでした
イメージ 6
スマホはまだ見つかっていないもののそのままじっとしておくわけにもいかないので旅を続けます。江崎7:10発普通益田行き1560D(キハ40-2001)で飯浦へ
島根県最西端の駅で、片面ホームが駅舎より一段高いところにあります
イメージ 7
駅舎は昭和2年開業時に建てられたもので、何故か正面に駅名表示がありません
駅前は鬱蒼とした竹やぶが迫っており正面から駅舎を撮ることは不可能です
駅自体は集落から離れた高台にあり、駅から見える範囲に人家はありません
一日の乗降客数はここ数年一ケタのようです
イメージ 8
駅舎内にはかつての窓口が残されており、歴史を感じさせます
外観がもっと古さを留めていればさぞかし人気が出ただろうと思わせます
平成17年の映画「旅の贈り物 0:00発」のロケでは風町駅として使用されたそうで、機会があれば見てみたいものです
イメージ 9
そんな飯浦駅ですが、1月中旬から3月中旬にかけて解体されることが予定されています。実は9月頃から「解体される」との噂は出ていましたが、場所が場所だけに情報も少なく、実際に現地に行ってみるまで詳細が分かりませんでした。旅程を立てているときも「一足違いで解体されていたらどうしよう」と思いながらしていました
何とか解体される前に訪問できて本当によかったと思います。窓口部分とホーロー看板だけでも何とか地元の博物館なり京都鉄博なりに移して保存してほしいものですが
イメージ 10
飯浦8:06発普通長門市行き1565D(キハ40-2001)で宇田郷へ
江崎停車中に駅員さんが「忘れ物のスマホ長門市で見つかった」と伝えてくださりました
到着した宇田郷は日本海が目の前に広がる無人駅です
イメージ 11
列車から降りてまずはホーム上の待合室を撮ろうと思い中を見てみると利用者が捨てていったのであろうゴミと床に散らばる枯れ葉に唖然としました
いくらもうすぐ壊される建物とはいえゴミを散らかしていくのはどうなのでしょうか
イメージ 12
さて駅舎内はと見てみるとゴミこそ落ちていないものの床には枯れ葉が散乱していました。ドアが開けっぱなしだから吹き込んできたのでしょうか。この様子を見る限り普段から駅を掃除する人はいないようですね。一日の乗降客数が7人ではそれも仕方ない気がします
イメージ 13
そんな宇田郷駅飯浦駅同様、駅舎の解体が予定されています。ホーム上の待合室や対向ホームの上屋も撤去されて代わりに簡素な待合所が建つとのこと
工事が始まるのは訪問翌日の12月15日から。駅舎内に入れたのはおそらくこの日が最後でした
駅舎内に貼られていた改修工事のお知らせと同じものが阿武町のHPにも上がっていたのでこちらからご覧ください。飯浦駅についての詳細を調べていたらたまたま検索に宇田郷駅改修工事のお知らせが引っ掛かったので解体を事前に知ることができました。ちゃんと情報をネットに上げてくれる阿武町様様です
イメージ 14
昭和6年開業時に建てられた駅舎を正面から見てみると左側が明らかに傾いています
入口部分は瓦の一部が落ちてるわ漆喰は剥げているわで満身創痍といった感じです
これは解体もやむを得ないどころかよくまあ今まで風雪に耐えてきたものだと思います。潮風を直に受けるから老朽化も激しいのでしょうね
イメージ 15
裏側に回って駅舎を見てみると壁が剥がれていたりひび割れているのが目につきます
地震や台風に襲われたらたちまち崩壊してしまうのでは・・・
イメージ 16
壁が割れている部分からは室内が見えてしまうのだからそりゃここから風雪が吹き込んだりして劣化もどんどん進んでいくだろうなと思います
もはや朽ち始めの廃屋のようです
イメージ 17
板で塞がれているものの窓口跡はしっかり残っています
窓口が斜めに配されていた駅って大抵時刻表で塞がれているイメージがあります
イメージ 18
駅構内は対向式ホーム2面2線ですが、現在は駅舎側のみ使用されており、跨線橋などは既に撤去されています。対向ホームの上屋も撤去されるとのことですが、レールは果たしていつまで残るのでしょうか
イメージ 19
宇田郷9:12発普通益田行き1564D(キハ40-2122)で益田へと戻ります
 
益田には9:54着。駅窓口で聞くと「スマホ長門市駅に着いたので電話で確認してもらった後、長門市駅に取りに来てもらうか郵送で送るかを選んでもらう」とのことでした。電話で特徴を伝えたところ無事私のものだと確認できましたが、今から長門市まで取りに行くとなると13:27まで列車が無く引き取ってから松江まで戻ったとすれば特急を使っても帰りの夜行バスに間に合わないので郵送してもらうことにしました。自分の迂闊さが招いたことなのに、江崎・益田・長門市の駅員さんにはとても親切に応対していただき、スマホも後日無事手元に戻ってきたので、各駅の駅員さん本当にありがとうございました。