まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

8/1 灼熱の高徳線駅巡り+讃岐財田へ

この日は高徳線の駅を中心に巡りました

板野駅

徳島5:51発普通高松行き(1552+1508+1248+1229)で板野へ。板野郡板野町の玄関口で、特急も含めてすべての列車が停車します。香川県との県境を控えた運行拠点駅で、普通列車は大半が折り返すため県境を越える列車は一日わずか6本しかありません。大正12年2月15日、徳島と鍛冶屋原を結ぶ阿波電気鉄道の「阿波大寺(あわおおてら)」として開業。昭和8年7月1日の国有化時に「板西(ばんざい)」に改称され、昭和31年4月10日に「板野」に改称されました。開業時の所在地は板野郡板西町で、明治の町村制までは板野郡大寺村でした。板西町は昭和30年2月11日の合併で板野町となっています。旧:阿波線のうち板野~鍛冶屋原間は高徳本線全通時に鍛冶屋原線として分離され、昭和47年1月16日に廃止されています。

讃岐相生駅

板野6:31発普通高松行き312D(1558+1555+1567+1569)で県境を越えて讃岐相生へ。大坂峠を控えた香川県最東端の駅で、平野部にあるためあまり県境の駅らしさはありません。昭和10年3月20日開業時の所在地は大川郡相生村で、昭和30年4月1日の合併で引田町となりました。相生村は「東京ブギウギ」の歌手・笠置シヅ子の出身地です。

阿波大宮駅

讃岐相生7:07発普通徳島行き305D(1512+15⁇+15⁇+1231)で阿波大宮へ。大坂峠越えの途中にある駅で、周囲に人家はあまり多くありません。徳島県最北端の駅です。駅名の由来は駅裏手の大宮神社で、もし地名から取っていたら「阿波大坂」となっていたでしょう。駅舎を撮っていると、駅前の墓地裏手の竹藪でニホンザルがガサガサ動く音や鳴き声が聞こえてきました。

引田駅

阿波大宮7:34発普通高松行き316D(キハ47-171+キハ40-2148)で引田(ひけた)へ。平成15年4月1日の合併で東かがわ市となった旧:大川郡引田町の玄関口で、昭和3年4月15日開業時の木造駅舎が残っているものの、建て替え計画があります。詳細はヤフーの方で記事にしました。

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讃岐白鳥駅

引田8:18発普通高松行き4322D(1557)で讃岐白鳥へ。平成15年4月1日の合併で東かがわ市となった旧:大川郡白鳥町の玄関口で、東かがわ市の代表駅かつ市役所最寄り駅ですが、無人駅です。特急も一部が停車しますが、代表駅にしては利用者は少なめです。昭和3年4月15日開業時の所在地は大川郡白鳥本町で、昭和30年7月1日の合併で白鳥町となりました。

旧:白鳥郵便局

旧:橋本医院

川端理容所

白鳥はヤマトタケル伝説ゆかりの白鳥神社の鳥居前町として栄えたところで、古い町並みが残っています。質の高い近代建築も三軒ありました。

三本松駅

讃岐白鳥9:11発普通高松行き4326D(1568)で三本松へ。平成15年4月1日の合併で東かがわ市となった旧:大川郡大内町の玄関口で、特急もすべてが停車します。東かがわ市では唯一の有人駅で利用者も多く、東かがわ市の実質的な代表駅です。みどりの券売機プラスが設置されており、窓口では切符の販売をしていません。昭和3年4月15日開業時の所在地は大川郡三本松町で、昭和30年3月15日に大内町と合併しました。

鶴羽駅

三本松9:44発普通高松行き328D(1559+1565)で鶴羽(つるわ)へ。昭和36年10月1日に開業した駅で、平成10年に交換設備が新設されました。ホームだけの簡素な構造で、駅舎はありません。駅名は昭和31年9月8日の合併で津田町となった旧:寒川郡鶴羽村に由来します。

丹生駅

鶴羽10:09発普通三本松行き4321D(1552)で丹生(にぶ)へ。東かがわ市西部の田園地帯にある駅で、ホームは極めて狭い島式です。駅舎は平成31年3月改築の銀箱タイプ。昭和3年4月15日開業時の所在地は大川郡丹生村で、昭和29年4月1日に大川郡誉水村と合併して大内町となりました。誉水村(よみずむら)は戦前の政治家・三土忠造、宮脇長吉(宮脇俊三の父)、宮脇梅吉兄弟の出身地です。列車待ちの時間を利用し、駅近くのローソンで昼食の弁当を調達。

オレンジタウン

丹生10:31発普通高松行き(1552)でオレンジタウンへ。JR四国系列のよんてつ不動産が開発したニュータウンにある駅で、平成10年3月14日に開業しました。特急も一部が停車します。駅舎はコンクリートとガラス貼りの近代的なデザインで、短い階段を下りたところで跨線橋に接続しています。

讃岐津田駅

オレンジタウン11:04発普通引田行き4325D(1503+1504)で讃岐津田へ。平成14年4月1日の合併でさぬき市となった旧:寒川郡津田町の玄関口で、特急も一部が停車します。白砂青松で知られる津田の松原の最寄り駅でもありますが、海からは少し離れています。

造田駅

讃岐津田11:44発普通高松行き4334D(1558)で造田(ぞうだ)へ。平成14年4月1日の合併でさぬき市となった旧:寒川郡長尾町の北外れにある駅で、かつては急行「阿波」も停車していました。駅舎は平成29年7月に銀箱タイプに改築されています。大正15年3月21日開業時の所在地は寒川郡造田村(ぞうたそん)で、昭和31年9月16日の合併で長尾町となりました。

神前駅

造田11:59発普通徳島行き4329D(1565+1559)で神前(かんざき)へ。平成14年4月1日の合併でさぬき市となった旧:寒川郡寒川町(さんがわちょう)の駅で、昭和27年1月27日に開業しました。駅舎は昭和36年1月に建てられたものです。開業時の所在地は寒川郡神前村で、昭和30年7月1日に石田村と合併して寒川郡寒川村となり、昭和36年9月1日に町制施行して寒川町となりました。寒川町神前は国民民主党代表・玉木雄一郎氏の出身地で、駅前にもポスターが貼られています。

古高松南駅

神前12:40発普通高松行き4338D(1504+1503)で古高松南へ。昭和61年11月1日に開業した駅で、高松市と旧:木田郡牟礼町(平成18年1月10日高松市編入)の境界部分に位置します。駅周辺は「高松」の地名発祥の地で、昭和15年2月11日に高松市編入されるまで木田郡古高松村でした。

志度駅

古高松南13:12発普通引田行き4333D(1558)で志度へ。平成14年4月1日に寒川郡志度町と周辺3町が合併して誕生したさぬき市の代表駅で、琴電志度駅が近接しています。駅舎は平成10年4月17日に橋上化。駅舎の隣にある名物かまどの店舗にはかつてJR四国フランチャイズ営業するジョイフル志度店が入居していました。

讃岐財田

志度13:59発普通高松行き4340D(1552)と高松15:13発快速サンポート南風リレー号伊予西条行き135M(7317+7217)と多度津15:59発普通阿波池田行き4247D(1033)を乗り継いで讃岐財田へ。平成18年1月1日の合併で三豊市となった旧:三豊郡財田(さいた)町の駅で、町の中心からは大きく離れています。巨大なタブノキに隠れるように木造駅舎がありますが、年内の建て替えが計画されています。この駅についてもヤフーで記事にしました。

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讃岐財田17:17発普通琴平行き4232D(1012)と琴平17:47発普通高松行き5248M(7201+7301)で坂出へ。駅前のイオンで夕食を調達してから、坂出18:55発快速マリンライナー56号岡山行き3156M(クモハ223-5001)、岡山19:55発普通姫路行き1334M(クハ111-2161)、姫路21:36発新快速野洲行き3540M(クモハ223-1001)、尼崎22:40発丹波路快速篠山口行き2779M(モハ225-6035)を乗り継いで帰宅しました。