
でも、廃駅です

駅舎は保存されるそうですが、ホームについては解体する方向だということです

列車が走らなくなってまだ一日なのでレールは輝いていますが、この輝きも日に日に失われていくのでしょう

狭い生活道路と交差していた踏切
線路と直角に設置されていた遮断機は撤去されていました

もうここに列車が発着することはありません

そう遠くないうちにこのクロッシングレールも交換されて過去のものになるでしょう
住吉停留場でしばらく撮影した後、住吉15:30発恵美須町行き244(707)で停留場めぐりを再開

安全地帯すらなく、白線で囲まれた道路上の狭い空間が恵美須町行き乗り場というシュールすぎる停留場
電車がいないときであれば、乗り場の上も車が平気で通過して行きます。はっきり言って怖い!




駅名の由来となった「天神ノ森天満宮」の森がホームからも見えます

こちらも踏切を挟んでホームが互い違いに配置されているスタイル
周辺に住宅が密集している割には結構静かな停留場です

ディープな雰囲気の漂う袋小路を抜け、徒歩5分で松田町へ
またもや踏切を挟んでホームが互い違いに配置されている停留場です
同じスタイルの停留場が続きましたが、それでも不思議と飽きません
線路すれすれの窓でおばちゃんが布団を叩いたり、黒猫が線路を横切ったり・・・
穏やかな時間が過ぎて行きます


この階段のそばではホルモン焼きの露店が営業していました
駅前の写真はさすがに撮る勇気がありませんでした

ベンチはホームレスが寝るといけないからという理由で撤去されたそうですが、ホームだけ見ればそれなりに小ざっぱりした駅という印象です
階段の上と下でかなり違いますね・・・
一昨年12月1日に「南霞町」から改名されました
その名が示す通り、JR・南海の新今宮駅と近接しています
かつては駅舎がありましたが、平成2年10月の暴動で放火され焼失し、現在地に移転して再建されました
1月31日の阪堺電気軌道駅めぐりの記事はこれで終了です。お読みいただきありがとうございました