1/31 廃止翌日の住吉公園駅&阪堺線停留場めぐり(塚西~新今宮駅前)
住吉鳥居前から歩いて1分でこの前日に廃止された住吉公園駅へ
駅舎自体は封鎖されていないので一目見ただけでは現役の駅かと思えるほど
でも、廃駅です
ホームへの入り口はフェンスで塞がれ、のりばの表示も上からテープが貼られています
駅舎は保存されるそうですが、ホームについては解体する方向だということです
閉鎖された住吉3号踏切
列車が走らなくなってまだ一日なのでレールは輝いていますが、この輝きも日に日に失われていくのでしょう
住吉2号踏切
狭い生活道路と交差していた踏切
線路と直角に設置されていた遮断機は撤去されていました
住吉停留場4番のりば
もうここに列車が発着することはありません
平面交差越しに住吉公園方を望む
そう遠くないうちにこのクロッシングレールも交換されて過去のものになるでしょう
住吉停留場でしばらく撮影した後、住吉15:30発恵美須町行き244(707)で停留場めぐりを再開
塚西で下車
安全地帯すらなく、白線で囲まれた道路上の狭い空間が恵美須町行き乗り場というシュールすぎる停留場
電車がいないときであれば、乗り場の上も車が平気で通過して行きます。はっきり言って怖い!
我孫子道行きのりばはちゃんと安全地帯が設けられていますが、幅は狭く決して安全とは言い切れません
塚西から歩いて4分で東玉出へ
またもや白線で囲っただけの道路上の空間
専用軌道上にある停留場で、ホームが踏切を挟んで互い違いに配置されている、阪堺電軌ではよく見るスタイルです
駅名の由来となった「天神ノ森天満宮」の森がホームからも見えます
天神ノ森から歩いて5分で聖天坂へ
こちらも踏切を挟んでホームが互い違いに配置されているスタイル
周辺に住宅が密集している割には結構静かな停留場です
ディープな雰囲気の漂う袋小路を抜け、徒歩5分で松田町へ
またもや踏切を挟んでホームが互い違いに配置されている停留場です
同じスタイルの停留場が続きましたが、それでも不思議と飽きません
線路すれすれの窓でおばちゃんが布団を叩いたり、黒猫が線路を横切ったり・・・
穏やかな時間が過ぎて行きます
3分遅れてやってきた16:39発恵美須町行き270(707)で今船へ
「立小便禁止」の看板が目立つ、盛土上の今池停留場のホームへ上る階段
この階段のそばではホルモン焼きの露店が営業していました
駅前の写真はさすがに撮る勇気がありませんでした
何もない殺風景なホーム
ベンチはホームレスが寝るといけないからという理由で撤去されたそうですが、ホームだけ見ればそれなりに小ざっぱりした駅という印象です
階段の上と下でかなり違いますね・・・
一昨年12月1日に「南霞町」から改名されました
その名が示す通り、JR・南海の新今宮駅と近接しています
かつては駅舎がありましたが、平成2年10月の暴動で放火され焼失し、現在地に移転して再建されました
1月31日の阪堺電気軌道駅めぐりの記事はこれで終了です。お読みいただきありがとうございました