8/3 飯田線駅めぐり その2
柿平14:58発普通天竜峡行き527M(クハ212-5007)で上市場へ
山間の小さな集落にある駅で、相月や柿平に比べると人の気配があります
駅の前後は踏切で挟まれていますが、どちらも自動車の通行が不可能な狭い第4種踏切
駅周辺ののんびりとした里山の雰囲気に良く調和しています
隣の出馬駅まではわずか1.1㎞なので歩いて向かいます
県道1号線を渡り、線路と並行に架かった橋で相川を渡ります
相川を渡ってから右折し、それから左折して線路沿いの坂を上ってそれを下りるともう出馬駅が見えてきました
立ち止まって写真を撮りながらでも所要時間はわずか10分ほど
ローカル私鉄でもめったにないような短い駅間です
よくまあ国有化時に統合されて廃止にならなかったものだと思います
非常にシンプルな造りの出馬駅
ホーム上の待合室には平成10年4月の建物財産標が付いていました
出馬15:46発普通豊橋行き548M(クモハ213-5001)で池場へ
ホーム上の待合所は昭和19年12月に建てられた木造のもの
ホームと駅前の間には小川が流れています
駅前には別所街道(国道151号線)が通っており、結構交通量があります
周囲には人家が少ないもののそれでも店をやっていけるということは目の前の国道を通る人が結構寄っていくということでしょうか
1番線には何故かキヤ97-4+キヤ97-104が停車中
じっくりと撮れる機会なんてそうそうないので駅舎の撮影を後回しにしてひたすらキヤ97を撮影
珍しい列車であることを撮りまくる私の様子から察したのか、同じ列車から降りた観光客?の方もキヤにカメラを向けていました
散々撮ったところで信号が変わり、16:27 キヤは豊橋方面へと去っていきました
さて後回しにしていた駅舎の方はというと昭和9年11月開業時に建てられた素朴な木造駅舎
駅舎内ではじいさん2人が煙草を吸っていたので臭いが充満していました
駅舎内は基本的にどこでも禁煙の表示があるし(実際この駅にはそう書いてあった)、火災にも繋がるんで中でタバコを吸うのはやめてほしいものです。まあおそらく禁煙の表示を読めない人たちなんでしょうが
駅前の公衆トイレは電車を模したデザインで、ちゃんとパンタグラフまで載せている気合の入れよう
ダブルルーフなのは昔の電車をイメージしているからなんでしょうか、その割にはドアは両開きっぽいですが
日没までまだまだ時間がありますが、これが新城以遠から東京までその日のうちに帰れる最終列車です
豊橋には18:24着