まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

5/2 GW九州遠征 熊本電鉄駅めぐり

九州遠征最終日のこの日は、熊本電鉄の駅を巡ります

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6時半に快活をチェックアウトして外に出てみると、町には霧が立ち込めていました
熊電上熊本駅の始発は休日は7:20と遅いので、隣の韓々坂まで歩きます
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霧の立ち込める住宅街を上熊本駅から10分も歩けばもう韓々坂駅に到着
始発前の静かな無人駅も霧に包まれていて幻想的です
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7:09 北熊本から朝一番の列車が到着
誰の乗り降りもないままに上熊本へと走り去って行きました
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上熊本で折り返してきた7:22発北熊本行き1(03131)で韓々坂から坪井川公園へ
カーブしたホームの無人駅で、近くにある坪井川遊水公園が駅名の由来です
開業は平成5年1月と見た目の割に新しめです
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坪井川公園7:34発上熊本行き4(03831)で打越へ
かつてはホーム上に木造の待合所がありましたが、昨年5月の火事で焼失しています
その後のリニューアル工事の時に引き抜かれたのか、駅名標は横倒しになって石垣に立てかけられていました
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駅近くの路上から北熊本行き3を撮影
日比谷線で活躍していた頃の面影を残しながらも前パン化されているのがなかなかかっこいいです
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打越8:05発上熊本行き6(03831)で池田へ
起伏に富んだ住宅地にある駅で、トンネルの上の歩道からこのように見下ろして撮ることが可能です
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池田8:54発北熊本行き7(03131)で北熊本
菊池線と藤崎線が乗り入れる運行拠点駅で、車両基地も設けられています
昭和24年4月開業時に建てられた駅舎は一部2階建てで、かつて系列のタクシー会社が入居していた部分に現在はグッズショップが営業しています
せっかくなので75周年記念乗車券を購入
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北熊本9:31発御代志行き13(6221ef)で終点の御代志
菊池郡西合志町(現合志市)の中心地にある1面1線のみの簡素な終着駅で、昭和61年まではこの先菊池まで線路が伸びていました。バス停と一体化した珍しいスタイルで、菊池方面からのバスから藤崎宮方面への電車への対面乗り換えが可能です
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御代志10:11発藤崎宮前行き18(6228A)で熊本高専前へ
熊本電波高専への最寄り駅「電波高専前」として平成7年に開業した駅で、高専の校名に変更に合わせて平成25年に駅名が改称されました
時刻表などが貼ってあるボードの裏にはヤモリが貼り付いていました
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熊本高専前10:18発御代志行き15(01135)で再春荘前へ
熊本再春荘病院の最寄り駅です。再春館製薬と関係あるのかと思って調べてみたところ、どちらも再春館という熊本藩細川氏が創立した藩校にちなんだ名前だそうです
ちなみに医学校だった再春館は熊本大医学部の前身で、新千円札の顔となる北里柴三郎も一時そこで学んでいたそうです
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再春荘前10:42発藤崎宮前行き20(01635)で黒石へ
島式ホームの交換可能駅で、かつては貨物扱いもある大きな駅でしたが、国道387号改良に伴う線路付け替え工事で、平成13年2月に現在地に移転しています
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黒石11:16発藤崎宮前22(6238A)で亀井へ
住宅街の中にある無人駅で、駅の南北を第4種踏切に挟まれています
30分に1本という頻度の運転で第4種踏切というのは正直危ない気がするのですが
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亀井11:34発御代志行き21(01135)で三ツ石へ
平成13年の国道387号改良に伴う線路付け替え時に開業した駅で、ホームの御代志寄りの一部は九州自動車道をくぐるトンネルの中にあります
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三ツ石11:48発藤崎宮前行き24(6228A)で八景水谷
絶対初見じゃ読めない難読駅名です。3代熊本藩主細川綱利がその地に造った茶屋からの景色を近江八景になぞらえたことから名づけられた水源地の最寄り駅です
坪井川がつくりあげた河岸段丘に位置するのか駅周辺は結構高低差が激しいです
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八景水谷12:06発御代志行き23(6231A)で須屋
南北朝時代の武将、須屋市蔵が治めていた須屋城があったのが地名の由来ですが、その須屋城へは新須屋駅の方が近いです
この駅の周辺も市街化が進んでいますが、熊本市内の駅と比べると緑が多めです
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須屋12:20発藤崎宮前行き26(01635)で堀川へ
熊電では数少ない駅舎のある駅で、駅舎内には定期券発売所があります。駅舎にはフィギュアショップと唐揚げ屋が入店していますが、もう一室はテナント募集中でした
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堀川12:38発御代志行き25(6221ef)で新須屋
昭和59年に開業した駅で、平成20年に熊本北バイパスの延伸に伴って須屋方に260m移転しました。ホームはバイパスの高架が実質的にホーム上屋の役割を果たしています
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駅名標は全国的に見ても珍しいランプ付きのタイプで、列車が近づくと発車メロディーが流れます
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須屋12:51発藤崎宮前行き28(6238A)で終点の藤崎宮前
熊本市中心市街地の北端にある熊本電鉄ターミナル駅で、乗降ホームが分離されています
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都会の中にひっそりと存在するターミナル駅で、他の路線との接続もありません
かつては熊本市電が2路線も乗り入れていたものの昭和47年に廃止されています
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藤崎宮前駅から12分歩いて、撮影スポットとして知られる併用軌道区間
御代志行き29と藤崎宮前行き30を撮影しました
ネットに上がっていた四半世紀前の写真と比べても景色がほとんど変わっていないのだから驚きです。200形の引退までにここで撮影しておきたいものですが
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撮影を終えてから7分歩いて黒髪町へ
ホーム上に小さな駅舎のある駅で、周辺に高校が多いことから平日朝のみ駅員が配置されます。住宅の裏手にあるので駅入口は分かりにくいです
13:58発御代志行き31(6221ef)に乗車し、北熊本
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北熊本で14:02発上熊本行き30(03131)に乗り換えて上熊本
熊電の駅は駅前広場の片隅にあり、駅舎は簡素で窓口はありません
この駅への下車を以て、熊本電鉄は全駅制覇となりました。
後は、お土産を買ってから宝塚へと帰るだけです