まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

9/21 秋の上越線駅めぐり

北海道から帰ってきた2日後、今度は北海道東日本パスを使って新潟へと旅立ちました。

高田馬場を北に向かうときはお馴染みの4:48発山手線外回り始発403G(クハE234-16)で出発し、上野で5:13発高崎線高崎行き821M(クハE230-8062)に乗り換え。

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高崎7:12発上越線水上行き723M(クハ210-3052)

高崎でおにぎりを買ってから上越線に乗り換えてさらに北上します。

実は渋川以北の上越線普通列車で通るのは今回が初めてだったりします。ちょうど一年前にてっけんサミットの団臨列車で一応通ってはいるのですが、その時はあまり車窓を見てはいませんでした。

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水上駅 駅舎

水上には8:17着。11分の乗り換え時間を利用して駅舎を撮影。駅舎は昭和26年に改築されたもので、平成13年に入口部分が増築されています。平成25年にリニューアルされていることもあってそれほど古さは感じさせません。駅前には温泉街があり、心を惹かれますが、今回は乗り換えのために立ち寄っただけなのであまりじっくりとは見れませんでした。

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塩沢駅 駅舎

水上8:28発普通長岡行き1729M(クモハE129-101)で県境を越えて新潟県に入り、9:19着の塩沢で下車。平成17年の合併で南魚沼市となった旧南魚沼郡塩沢町の駅で、平成24年10月改築の駅舎は三国街道沿いの宿場町の面影を残す「牧之通り」をイメージした外観になっています。駅舎内には窓口もありますが、訪問時間帯はお休みでした。

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岩原スキー場前駅 駅舎

塩沢9:35発普通水上行き1728M(モハE128-16)で岩原スキー場前へ。

戦前に仮乗降場として開業し、戦後にスキー場が連合軍に接収されたことによって一度は廃止の憂き目にあうも、昭和27年に仮停車場として復活した駅で、昭和56年からは通年営業するようになりました。駅舎は何となく信号場上がりの駅にでもありそうな造りで、上りホームに接していますが、下りホームへ行くには一度駅の外に出て地下通路を通らなければなりません。

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岩原スキー場前駅 下りホーム

ホームは片面のものを2つ並べた造りで、上屋はありません。見るからに利用客の少なそうな駅(失礼)ですが、周辺にはそれなりに住宅も多く、地元利用者の姿も見かけました。

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八色駅

岩原スキー場前10:14発普通長岡行き1731M(クモハE128-116)で八色へ。訪問時、下りホーム長岡寄りで何やら工事が行われており、待合室内に作業員さんがいたので待合室内の写真は撮れませんでした。

昭和40年に開業した相対式ホームの無人駅で、各ホーム上に同じ形状の待合室がそれぞれ建っています。後で写真を見返して気付いたのですが、よく見ると上下ホームでそれぞれの表面が違いますね。上りホーム(奥)は点字ブロックなどが引かれて綺麗に整備されているのに対し、下りホーム(手前)は古いままです。

後で車内から見た感じ、どうやらこの時行われていた工事はホームの張り替え工事だった模様。下りホームの方が一足先に工事が完了していたから綺麗になっていたんですね。

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五日町駅 駅舎

八色10:37発普通越後湯沢行き8730M(クモハE128-101)で五日町へ。駅の裏手にセメント輸送の拠点だったセメントターミナルがあり、今は使われていないものの結構な存在感を示しています。ブロック造りの駅舎は、昭和34年9月26日の伊勢湾台風の被害を受けて全壊し、建て替えられたものだそうで、完成はその年の12月。内部は広めですが、平成26年7月に無人化されています。

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越後滝谷駅 駅舎

五日町11:47発普通長岡行き8733M(クモハE128-4)で越後滝谷へ。駅舎は平成16年10月23日の中越地震で被害を受けて翌年に改築されたもので、被災前とほとんど同じ形状で再建されているそうです。特にこれといった特徴も見られない簡易駅舎のようで、実はそんな過去があったのですね。

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小千谷駅 駅舎

越後滝谷12:44発普通越後湯沢行き1734M(クモハE128-107)で小千谷へ。錦鯉の街としてして知られる小千谷市の代表駅ですが、市の中心部は信濃川の対岸にあります。

大正2年の開業時は「東小千谷」を名乗っていました。これは当時すでに対岸の市中心部に魚沼鉄道(のち国有化されて魚沼線に)の小千谷駅(東小千谷駅より9年早く開業)があったためで、昭和7年7月15日に魚沼線の駅が「西小千谷」に改称すると、こちらの駅がその翌月に改称して小千谷駅となりました。

この駅も中越地震の際には大きな被害を受けたそうですが、幸いにも倒壊するようなことはなかったようで、昭和35年10月に改築された、国鉄モダニズムを感じさせる立派なコンクリ駅舎が今も使用されています。

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ホームの接近案内

上下ホーム共に上屋からはこんな電光表示がぶら下がっており、列車が接近すると点滅して光るようになっています。イラストの車両、どう見ても221系にしか見えないのでしょうが、上越線221系は過去にも現在にも走ってないんですよね。

 

小千谷からは13:14発普通長岡行き1735M(クモハE129-16)で宮内へ。駅舎を撮ってから信越本線に乗り換えて柏崎方面へと向かいます。