まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

9/7 夏の終わりの八戸線・大湊線へ

18きっぷの残り一日分を消化するべく、この日は八戸方面へ。無駄の多い行程なのは予定組んでる段階で気付いていたのですが、この機会を逃すと野辺地町役場の現庁舎を見ることができなくなりそうなので、決行することにしました

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MEX八戸MH01便

バスタ新宿を22:55発MEX八戸MH01便で出発。この便、盛岡への到着は5時台でちょうどいいのですが、八戸到着は8:40と、駅めぐりに使うには遅すぎるという印象を受けます。目的地にそんなに遅く着くくらいなら、東京側を一時間くらい早く出てほしいものですが、盛岡へのアクセスがメインで、八戸はおまけのような感じなので仕方ないのでしょう。 

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高架上を行く八戸線の都会的な列車

本八戸駅には8:31に到着。15分ほど待てば8:46発八戸行きに乗れるのですが、それに乗ってもいい感じに行程が組めないので隣の小中野へ向けて駅間歩行。高架に沿って歩いていると国道45号との立体交差部分で乗らなかった八戸行きに遭遇しました。首都圏に走っていてもおかしくないような都会的な列車ですが、本数は思いのほか少なく、その面では都会的とはお世辞にも言えません。

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小中野駅

30分ほど歩いて小中野に到着。住宅密集地の中にある単式ホームの高架駅で、かつては高架下に駅事務室がありましたが、平成17年に無人化され、数年後に事務室も撤去されました。便所もなく、見た目の割に駅設備は簡素です。駅は大きな道には面しておらず、駅前も裏通り感が漂います。

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長苗代駅

小中野9:28発八戸行き1432D(キハE132-502+キハE131-502)で長苗代へ。八戸臨海鉄道(右の線路)と並走する区間にある駅で、国道104号長苗代跨線橋から階段を下りたところに単式ホームがあります。

鉄道ライターの横見浩彦氏は八戸線全駅下車の際、この駅で駅寝しようとしたものの寒すぎて寝れずうろうろしていたら職質されたんだそうです。よくまあ待合室すらない駅で寝ようと思うものだと思いますが、吝嗇のレベルが突き抜けて芸の域に達している氏らしいエピソードだと言えるでしょう。

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鮫駅

長苗代9:43発鮫行き1431D(キハE131-505+キハE132-505)で鮫へ。八戸市街の東の端にある駅で、八戸線の列車の大半がこの駅で折り返します。運行拠点駅のためもちろん有人駅で、みどりの窓口も設置されています。駅舎は、八戸線で唯一の存在となった古くからの木造駅舎で、昭和14年6月に改築されたもの。駅名にちなんで鮫の頭部のモニュメントも設置されています。駅名の「鮫」は昭和4年八戸市成立まで存在した旧三戸郡鮫村から来たもので、「沢」が訛ったものとのこと。

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大久喜駅

鮫10:28発普通久慈行き433D(キハE131-502+キハE132-502)で大久喜へ。集落の奥に隠れるようにひっそりと存在する棒線駅で、ホーム上に木造待合所があります。線路側に大きく張り出した庇といい鉄道林(なぜか途切れていますが)といい北国らしさを感じさせてくれます。

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八戸駅

大久喜10:58発八戸行き436D(キハE132-501+キハE131-501+キハE130-504)で八戸へ。青森県第二の都市・八戸市の代表駅ですが、中心市街地からはかなり離れています。昭和46年までは「尻内」を名乗っており、所在地も昭和30年までは三戸郡上長苗代村でした。

駅舎は東北新幹線開業に合わせて平成14年に橋上化されたもので、それ以前は平屋の木造駅舎でした。今となってはとても街外れとは思えないほどの活気に満ちています。

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野辺地駅

八戸からは12:10発快速しもきた大湊行き3229M(キハ100-203+キハ100-205)に乗車。野辺地で4分停車し、青い森鉄道線から大湊線に入ります。大湊線は途中の小さな駅に停車する列車が少なく、駅めぐりがしにくい路線の一つですが、この列車は各駅に停まってくれます。

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北野辺地駅

大湊線に入って一駅目の北野辺地で下車。野辺地市街の北の外れにある無人駅で、駅周辺に住宅は多いですが、利用者はかなり少ないようです。駅舎は青森県内でよく見かけるタイプの簡易駅舎、大湊線内では近川が同型です。

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大萬旅館

北野辺地駅から野辺地駅へ向け、古い建物を見ながら散策していきます。まずは大萬旅館へ。廃業して久しいようですが、明治33年築の近代和風建築。かつては遊郭だったとのこと。逆光気味でイマイチな写真になってしまったので、またこの辺に来る機会があればリベンジしたいものです。

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上北郡野辺地町役場

続いて野辺地町役場へ。昭和29年12月27日落成の鉄筋コンクリート造の役場庁舎で、かなり老朽化しており、建て替えも決定しています。この時代の庁舎の現存例は少なく、今となっては貴重な存在ですが、安全性を考えると仕方のないことでしょう。

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旧野村家住宅離れ

役場に隣接して旧野村家住宅離れが保存されています。明治23年頃に建築されたもので、同年の大火で焼失する前と同型式で再建されています。焼失前の建物は明治9年と14年に明治天皇巡幸の際の行在所として使用されました。

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旧及川歯科医院

続いて旧及川歯科医院へ。昭和6年建築の洋風建築ですが、近くで見ると屋根がほとんど目立ちません。ここも真正面から撮ろうとすると逆光になってしまい、快晴なのがつくづく恨めしいです。リベンジ前に解体されたりしないことを祈るしかありません

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野辺地駅

9月になっても相変わらず照り付け日射しの中を歩いて野辺地駅へ。昭和37年7月改築の駅舎は支線が分岐する主要駅らしい国鉄モダニズムスタイル。青い森鉄道に変換された東北本線の駅の中でも屈指の主要駅ですが、街外れの立地のため活気には欠けます。

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陸奥湊駅

野辺地15:11発快速しもきた八戸行き3234D(キハ100-205+キハ100-203)と八戸15:58発鮫行き1445D(キハE131-505+キハE132-505)を乗り継いで陸奥湊へ。八戸の観光名所の一つである八戸市営魚菜小売市場が駅前にある駅で、駅舎は昭和58年11月改築の橋上駅舎です。八戸線では数少ないみどりの窓口設置駅の一つですが、訪問時間帯には営業を終了していました。

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宿戸駅

陸奥湊16:42発久慈行き447D(キハE130-503+キハE130-501)で県境を越えて岩手県に入り宿戸で下車。ホームに降りた瞬間、野焼きのにおいに包まれ、秋を感じました。所在地は九戸郡洋野町種市地区です。ホーム上の待合室は庇の長い北国仕様で、大久喜とは違って締切可能なタイプです。大久喜と種市でそんなに気候に違いがあるように思えないのですが、この差は果たしてどこから来たのでしょうか

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宿戸小学校旧校舎?

駅前にはこんな感じの建物がありました。小学校の隣なので旧校舎ではないかと思い、ググってみたらそうみたいです。但し、いつからいつまで使われていたのかということまでは分かりませんでした。

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白銀駅

宿戸17:50発八戸行き450D(キハE132-504+キハE131-504)で白銀へ。八戸市街の中にあるホームだけの無人駅で、周辺に学校が多いことから訪問時間帯は学生で賑わっていました。通学時間帯は長編成の列車が運転されると言うことを示すかのようにホームは長めです。

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本八戸駅に到着

白銀18:53発八戸行き1452D(キハE132-501+キハE131-501+キハE130-501+キハE130-504)で本八戸へ。駅前から19:25発MEX八戸MH02便に乗り、翌朝5:20頃、バスタ新宿に帰り着きました。