まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

10/29 都電荒川線駅めぐり

この日は近いからとこれまで駅めぐりをしてこなかった都電荒川線の駅を巡りました

f:id:Sakasegawa3019:20211101081123j:plain

早稲田停留場

早稲田からスタート。9:00発三ノ輪橋行き108(8802)に乗り、まずは終点三ノ輪橋まで乗り通します。町屋駅前から先は初めて乗る区間なので色々新鮮です。

f:id:Sakasegawa3019:20211101081507j:plain

三ノ輪橋

約一時間で終点三ノ輪橋に到着。東京の中を移動しただけなのにとても遠い所のように感じられました。到着した三ノ輪橋は早稲田と同じく乗降ホームが分けられた構造ですが、周辺はごくごく普通の住宅街で、「なぜここが起点に?」と思えるような場所です。メトロ日比谷線三ノ輪駅へは徒歩3分ほどと近いですが、直結はしておらず微妙な距離です。すぐそばの商店街は今時の商店街には珍しくなかなか賑わっていました

f:id:Sakasegawa3019:20211101082140j:plain

荒川一中前

折返し三ノ輪橋10:09発早稲田行き133(7704)で荒川一中前へ。その名の通り荒川区立第一中学校の最寄り駅で、開業は平成12年11月11日と荒川線では最も新しい駅です。両隣の停留場とはわずか300mしか離れておらずホームからは三ノ輪橋で折り返し中の電車を見ることができます。

f:id:Sakasegawa3019:20211101082735j:plain

荒川区役所前

荒川一中前10:17発早稲田行き135(8503)で荒川区役所前へ。荒川区役所前の最寄り駅で、開業時は「千住間道」を名乗っていましたが、「三河島二丁目」を経て現駅名になりました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101082842j:plain

荒川二丁目

荒川区役所前10:24発早稲田行き137(8902)で荒川二丁目へ。東京都下水道局三河島水再生センター上の人工地盤につくられた荒川自然公園の最寄り駅です。三河島水再生センターは大正11年に「三河島汚水処分場」として竣工した、日本初の近代的な下水処理場で、保存された施設は重要文化財に指定されています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101082916j:plain

荒川七丁目

荒川二丁目10:29発荒川車庫前行き139(8808)で荒川七丁目へ。開業時は「博善社前」を名乗っていた停留場で、「三河島八丁目」を経て現在の駅名になりました。当初の駅名の由来だった「博善社」とは東京博善社が運営する町屋斎場のことで、江戸時代の小塚原火葬場からの長い歴史を持っています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101084935j:plain

町屋駅前

荒川七丁目10:33発早稲田行き141(9002)で町屋駅前へ。その名の通り京成本線・メトロ千代田線の町屋駅の駅前にある停留場で、乗換駅だけあって乗客が一気に入れ替わります。町屋に乗り入れる3線の中では荒川線が最も古く、開業時は「稲荷前」を名乗っていました。「町屋一丁目」を経て町屋駅前に改称されたのは昭和52年のことでした。

f:id:Sakasegawa3019:20211101085511j:plain

町屋二丁目

町屋駅前10:43発早稲田行き143(7703)で町屋二丁目へ。開業時は「町屋」を名乗っていた停留場で、京成が開業する前はこの周辺が町屋の中心だったのでしょう。1車線の道路の真ん中に千鳥配置のホームがあります。

f:id:Sakasegawa3019:20211101090133j:plain

東尾久三丁目

町屋二丁目10:51発早稲田行き145(8809)で東尾久三丁目へ。町屋二丁目と似たような立地ですが、上下ホームはかなり離れています。開業時は「下尾久」を名乗っており、「尾久町一丁目」を経て現在の駅名になりました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101091330j:plain

宮ノ前

東尾久三丁目11:05発早稲田行き149(8907)で宮ノ前へ。熊野前日暮里・舎人ライナーの時に撮ったので今回は省略。宮ノ前は尾久八幡神社の目の前にあることがその名の由来です。住居表示の変更などで改称の多い周辺駅と違って開業時の名前を守り続けています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101090241j:plain

小台

宮ノ前11:17発早稲田行き151(7705)で小台へ。由来となった「小台」は隅田川対岸の足立区の地名でそちらには日暮里・舎人ライナーの「足立小台」がありますが、乗り換えできるほど近くありません。

f:id:Sakasegawa3019:20211101091925j:plain

荒川遊園

小台11:30発早稲田行き155(8803)で荒川遊園地へ。荒川区あらかわ遊園の最寄り駅で、開業時は「荒川遊園前」を名乗っており、「西尾久七丁目」を経て結局元の駅名に近い現駅名に改称されました。「〇〇n丁目」のような住居表示駅名、乱立されると似ていてややこしいので、個人的にはこのような近くのランドマークを付けた駅名に戻って行ってほしいものだと思います。

f:id:Sakasegawa3019:20211101090318j:plain

荒川車庫前

荒川遊園地11:38発早稲田行き157(8908)で荒川車庫前へ。東京都交通局荒川電車事業所が併設された駅で、元は「船形車庫前」を名乗っていました。早稲田発三ノ輪橋行き電車の場合、まず降車専用ホームに停車して乗客を降ろし、乗務員交代を済ませてから前進、乗車用ホームで乗客を乗せてから発車という手順が採られています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101093235j:plain

梶原

荒川車庫前11:44発早稲田行き157(8903)で梶原へ。ここから北区に入ります。早稲田方面ホームに面して営業している「梶原書店」が「日本で一番駅に近い書店」として有名でした。この時はシャッターも開いて普通に営業している感じでしたが、後で調べてみると9月30日で閉店というニュースが出ていました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101093829j:plain

栄町

梶原11:51発早稲田行き159(8901)で栄町へ。開業時は「山下」を名乗っていました。ホームの後ろにある個性的なデザインの建物は化粧品会社コーセーの研究所です。コーセーは小林孝三郎によって昭和21年、王子で設立されました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101093922j:plain

王子駅

栄町11:59発早稲田行き161(8806)で王子駅前へ。京浜東北線・メトロ南北線との乗換駅で、利用客が多い時間帯にはホーム入口に臨時改札が設置されて運賃収受とカード読み取りが行われます。有人改札のある路面電車の駅は全国的に見ても珍しいものだと言えるでしょう。

f:id:Sakasegawa3019:20211101095038j:plain

北区役所

駅巡りはここで一旦中断して王子~飛鳥山と散策。まずは北区役所へ。北区役所は第一第三、第五と滝野川分庁舎の五庁舎に分散しており、なかなか複雑です。一番大きな第一庁舎は中央棟が昭和35年、西側棟が昭和37年、東側棟が昭和43年と老朽化しているため移転が検討されています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101095831j:plain

醸造試験所第一工場

続いて旧醸造試験所第一工場へ。大蔵省の醸造試験所として明治37年に設置されたもので、国の重要文化財です。設計は妻木頼黄。訪問時は生憎の逆光でした。

f:id:Sakasegawa3019:20211101100212j:plain

青天を衝け大河ドラマ

その後は青天を衝け大河ドラマ館を見学。今年の大河ドラマの主人公・渋沢栄一飛鳥山に邸宅を構えており、人生の後半生を飛鳥山で過ごしました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101100621j:plain

北区飛鳥山博物館

大河ドラマ館のチケットで北区飛鳥山博物館も見学することができました。エントランスには豊島郡衙の正倉が再現されています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101100902j:plain

企画展示「JOMON土器 VS YAYOI土器 ‐どっちがスキ?どっちもドキッ!‐」

3階のアートギャラリーには縄文土器弥生土器の企画展示。こちらは無料で見学できます。1階の常設展も展示スペースの多くが旧石器~古墳の古代に多く割かれており、その時代に関する展示が充実している印象を受けました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101101335j:plain

都電6080

博物館のある飛鳥山にはD51 853と都電6080が保存されています。昭和24年に製造された車両で、46年から53年まで荒川線で活躍しました。破損防止のために窓ガラスが撤去されているのは残念ですが、子どもの遊び場になる際の安全性を考えると仕方のない面はあるのでしょうね

f:id:Sakasegawa3019:20211101101747j:plain

飛鳥山

飛鳥山から駅めぐりを再開。飛鳥山は荒川線の前身である王子電気軌道が開設したのちに東京市飛鳥山線が乗り入れました。飛鳥山線の線路は後に滝野川線(王電を市営化・現:荒川線)と接続され、昭和32年にはトロリーバスも乗り入れましたがいずれも廃止され、昭和46年には荒川線のみになりました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101102857j:plain

滝野川一丁目

飛鳥山14:47発早稲田行き211(7704)で滝野川一丁目へ。昭和22年に北区と合併して消滅した滝野川区の名を今に伝える停留場ですが、その中心はむしろ隣の西ヶ原四丁目停留所の方にあったようです。滝野川区昭和7年東京市編入されるまでは北豊島郡滝野川町でした。

f:id:Sakasegawa3019:20211101103859j:plain

西ヶ原四丁目

滝野川一丁目14:52発早稲田行き213(8803)で西ヶ原四丁目へ。王子総合高校や武蔵野中学・高校などがある文教地区の駅で、平成12年までは東京外国語大学も当地にありました。

f:id:Sakasegawa3019:20211101104647j:plain

新庚申塚

西ヶ原四丁目14:56発早稲田行き215(8503)で新庚申塚へ。上下ホームは白山通りを挟んでかなり離れており、撮影もあまり楽ではありません。三田線西巣鴨駅との乗換駅ということにはなっていますが、微妙に離れています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110021j:plain

庚申塚

新庚申塚15:05発早稲田行き217(9001)で庚申塚へ。巣鴨地蔵通り商店街の最寄り駅で、駅名の由来は庚申信仰に基づく猿田彦大神という小さな神社です。三ノ輪橋方面ホーム上には飲食店があります。

f:id:Sakasegawa3019:20211101105518j:plain

巣鴨新田

庚申塚15:13発早稲田行き219(8902)で巣鴨新田へ。かつては王子電気軌道の車庫と発電所があった駅で、その跡地は現在東京電力大塚支社となっています。すぐ目の前に文京高校がありますが、学生の多くは大塚駅まで歩いてJRに乗るようで、利用者数はそれほど多くありません。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110434j:plain

大塚駅

巣鴨新田15:21発早稲田行き221(9002)で大塚駅前へ。山手線との乗換駅で、ホームは山手線の高架下に設けられています。早稲田方面ホームの三ノ輪橋寄りには定期券などを販売する窓口が設けられるなど、拠点駅らしい雰囲気です。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110508j:plain

向原

大塚駅前15:33発早稲田行き225(7703)で向原へ。大塚から当駅にかけて荒川線はなかなかの急坂を登っており、東京という都市がいかに起伏に富んでいるかを感じ取ることができます。東池袋四丁目までの駅間は線路付け替え工事が行われています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110550j:plain

東池袋四丁目

向原15:42発早稲田行き229(8809)で東池袋四丁目へ。池袋サンシャインシティの最寄り駅で、すぐそばにメトロ有楽町線東池袋駅への出入口があります。いっそ駅名を統一してもいいのではないかという気もするのですが。ホームは都道435号を挟んで離れています。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110623j:plain

都電雑司ヶ谷

東池袋四丁目15:51発早稲田行き231(7708)で都電雑司ヶ谷へ。豊島区役所や雑司ヶ谷霊園への最寄り駅で、メトロ副都心線雑司が谷駅の開業に際して「都電」が冠されました。メトロ雑司が谷駅鬼子母神前に近接しており、どうせならメトロの駅も「鬼子母神前」を名乗ればよかったのではないかという気がします。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110648j:plain

鬼子母神前

都電雑司ヶ谷15:58発早稲田行き233(8907)で鬼子母神前へ。法明寺鬼子母神堂の最寄り駅で、寺の方の読みは「きしもじん」であるのに対して駅名は「きしぼじん」と異なっています。地下道路工事のため駅の前後の線路やホームも仮設のものとなっており、ここ数年ずっと工事が続いているような状態です。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110718j:plain

学習院

鬼子母神前16:11発早稲田行き237(8908)で学習院下へ。目白・雑司ヶ谷の台地から坂を下る途中にある駅で、路面電車が急勾配を上下する様は見応えがあります。学習院大学へは目白駅の方が近いので、通学利用は少なそうです。

f:id:Sakasegawa3019:20211101110742j:plain

面影橋

学習院下16:19発早稲田行き239(8802)で面影橋へ。神田川沿いの新目白通り上にある駅で、駅名は神田川にかかる橋の名に由来します。面影橋には太田道灌の山吹伝説があり、江戸時代には江戸の名所の一つでした。