まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

11/23 仙山線・東北本線駅めぐり

11/23~24の二日間、仙台まるごとパスを使って仙台周辺の駅をめぐりました。

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仙台駅

前夜23:15にバスタ新宿を出たウィラーエクスプレスB551便は翌朝5:24に仙台駅西口に到着。駅めぐりを始めて以来、東北には何度も行っていますが、乗換以外で仙台駅に来るのはこれが初めて。東北最大のターミナル駅も早朝だけあってさすがに静まりかえっています。この時間帯だと人が少ないおかげで大きな駅の改札口や駅舎内でも撮りやすいのがありがたいですね。

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陸前白沢駅

早速仙山線の駅をめぐっていきます。仙台6:10発普通山形行き821M(クモハE721-1009)に乗車し、陸前白沢へ。仙台市青葉区の上愛子地区にある駅で、仙台市内の駅でありながら快速が停車しないため列車の本数は少ないです。駅前には住宅が何軒もあり、決して辺鄙なところではないものの、券売機すら設置されていない点から利用者の少なさが窺えます。駅舎は平成11年3月改築で、対向式ホームの交換可能駅です。

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熊ヶ根

陸前白沢7:17発普通作並行き2833M(クモハE721-1018)で熊ヶ根へ。作並街道の宿場町があった熊ヶ根地区の駅で、交換設備は国鉄時代に撤去されて棒線駅となっています。駅舎は昭和58年8月改築。駅前を国道48号が通っており、それを挟んでセブンイレブン広陵中学校があります。隣の作並駅との間には「西仙台ハイランド」駅がありましたが、平成26年3月に廃止されています。

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面白山高原駅

熊ヶ根7:45発普通山形行き823M(クモハE721-1007)で面白山高原へ。県境を越えた山形県側にある駅で、行政上は山形市仙山線は県境区間ではとても山深い所も走りますが、沿線の自治体は仙台市山形市のみで、県庁所在都市しか走りません。

面白山高原駅昭和12年11月に面白山仮乗降場として開業、昭和63年に常設駅になるまでは臨時駅でした。

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面白山高原駅

ホームから階段を上った駅前にはスノーパーク面白山というスキー場と民宿の建物がありますが、スキー場は廃墟化しており、民宿も人が住んでいる様子ではあるものの営業はしていないようです。駅に通じるのはいずれも細い山道のみで、「秘境」と呼んでも差し支えないでしょう。

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藤花の滝

線路を跨ぐ橋からは藤花の滝が見えます。「面白山」という地名の由来は南面白山の中にある滝の中ほどから水流が3本に分かれている様子が面白く、村人がそれを「面白権現」として祀ったことによるそうです。ただし、その名前の由来になった滝は列車や駅からも見えない山深くにあります。

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愛子駅

 面白山高原8:21発普通仙台行き824M(モハE721-1009)で愛子へ。昭和62年に仙台市編入された旧宮城郡宮城町およびそれ以前に存在した広瀬村の中心、愛子地区にある駅で、多くの列車が当駅で折り返します。駅名の読みは「あやし」ですが、平成13年に愛子内親王殿下が誕生した際には入場券が大いに売れたそうです。昭和2年開業時の駅舎が増改築されながらも長きにわたって使われてきましたが、平成30年1月に現駅舎に改築されました。

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陸前落合駅

愛子9:08発普通仙台行き1836M(クハE720-1018)で陸前落合へ。旧宮城町の住宅地の中にある駅で、平成17年3月に仙山線内では唯一の橋上駅となりました。「落合」の地名は広瀬川の本流と芋沢川山鳥川の合流する地点に由来します。一日に3000人以上が利用する駅ですが、みどりの窓口の営業は今年9月末限りで営業を終了しました。

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葛岡駅

陸前落合9:27発普通仙台行き1838M(クハ720-1018)で葛岡へ。平成3年3月、駅前に建設された分譲マンション「朝日プラザシティ広瀬の杜」の分譲会社の負担によって開業した駅で、ホームは高い位置にあります。駅の北側には葛岡霊園があり、そちらへのアクセス駅にもなっているようです。

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国見駅

葛岡9:46発普通仙台行き1840M(クハE720-1013)で国見へ。昭和59年2月に開業した駅で、当初は1面1線の棒線駅でしたが、輸送量増加に伴って島式ホームの交換駅化、さらに乗客が増加したため上りホームが増設されて単式ホームが並んだ2面2線の構造に改良されました。開業時の駅舎は上写真左手の建物で、平成14年4月に学校などが集中している反対側に駅舎が新設されたため現在はトイレとして使用されています。

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東北福祉大前駅

国見10:07発普通仙台行き826M(サハE721-1007)で東北福祉大前へ。平成19年3月に開業した駅で、その名の通り東北福祉大学の最寄り駅です。駅前に直結して東北福祉大学ステーションキャンパス館があり、単なる大学の最寄り駅というよりは大学の敷地内にあるような感じです。開業にあたっては大学が費用を全額負担しました。

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奥新川駅

東北福祉大前10:20発普通山形行き825M(クモハE721-1008)で奥新川へ。県境の宮城県側にある駅で、おそらく仙山線でもっとも利用者の少ない駅でしょう。鉱山や林業で栄えた新川集落は、仙山線建設の際には多くの作業員が移り住んで賑わったそうですが、その繁栄も今は昔、現在はハイキング客などが主な利用者です。平成26年までは作並駅との間に「八ツ森」駅がありました。

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奥新川駅

駅前には何軒かの建物がありますが、そのほとんどが廃屋で、現在は「奥新川食堂」にしか人は住んでいないようです。駅に通じる道路は冬季には通行困難になることから、郵便配達も列車で行われるそうです。

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作並駅

奥新川11:26発普通仙台行き828M(クハE720-1005)で作並へ。作並温泉の最寄り駅ですが、駅からは少し離れているため送迎バスが駅前に発着しています。平成20年3月改築の駅舎は木材を多用した造り。昭和6年8月の開業から12年11月の全通までは仙山東線の終着駅でした。駅があるところは、鉄道開業まで人家が3軒しかない寂しい所だったそうですが、鉄道開業によって職員の宿舎などが建てられ集落が形成されました。

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作並駅 駅名標

駅名標には作並温泉の風景がデザインされていますが、赤文字のフォントが北朝鮮っぽいとTwitterなどではたまに話題になります。

仙山線の仙台~作並間では昭和29~32年に交流電化の試験が行われたため、下りホーム上には「交流電化発祥地」の石碑が設置されています。

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山寺駅

4分遅れの作並11:57発快速山形行き3835M(クモハE721-1006)で山寺へ。仙台まるごとパスは当駅までが範囲内です。昭和31年6月に山形市東村山郡豊栄村に分割編入された旧山寺村の駅で、昭和8年に仙山西線の終点として開業しました。松尾芭蕉の「閑さや巌にしみいる蝉の声」の句で有名な立石寺(山寺)の最寄り駅です。駅舎は山寺を模した造りで、この手の小さな駅には珍しく出入口が分離されています。駅の右手には展望台が増築されています。

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旧山寺ホテル

駅前通りの突き当りには登録有形文化財の旧山寺ホテルがあります。明治から戦前にかけて建てられた堂々たる造りの和風の旅館建築で、平成19年まで営業していました。現在は「やまがたレトロ館」としてギャラリーに転用されています。じっくりと見学していると次の列車の時間まであっという間でした。

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北山駅

6分遅れの山寺13:16発普通仙台行き830M(クハE720-1006)で一気に仙台市内へと戻り北山へ。傾斜のきつい住宅街の中にある駅で、昭和59年2月に開業しました。スペースに余裕がないため、駅舎は縦に長い造りです。平成15年3月に駅舎が建てられるまではホーム上にプレハブの事務室が置かれていました。

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北山駅前からの眺め

駅前から見える傾斜地に造られた住宅街の眺めは圧巻です。住宅街の向こうに頭だけ見えるのは仙台大観音。北山駅からは2.9㎞先にあります。

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北仙台駅

4分遅れの北山14:22発普通仙台行き1856M(クハE720-1008)で北仙台へ。仙台市中心部の北側にある駅で、仙台市営地下鉄南北線との乗換駅です。昭和4年9月開業時に建てられた洋風木造駅舎が現役で使用されています。今でこそマンションが立ち並ぶ大都会の駅ですが、開業当時は宮城郡七北田村の田園地帯の中にある駅でした。

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東照宮駅

4分遅れの北仙台14:47発普通仙台行き1858M(クモハE721-20)で東照宮へ。仙台藩第2代藩主伊達忠宗が創建した仙台東照宮の最寄り駅で、昭和63年3月に開業しました。昭和31年に廃止された仙台鉄道にも当駅付近に「東照宮前」駅があり、当駅の開業によって東照宮の名を冠する駅名が30年ぶりに復活したとも言えます。

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東仙台駅

5分遅れの東照宮15:09発快速仙台行き3838M(クハE720-1018)と5分遅れの仙台15:18発快速石巻行き5571D(HB-E212-3)で東仙台へ。明治42年10月に苦竹信号所として開設され、昭和7年7月に正駅となりました。現在の駅舎は平成28年2月に改築されたもので、正直左右のバランスが悪いデザインに思えます。みどりの窓口は11月30日限りで営業を終了しました。

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国府多賀城駅

東仙台15:41発普通小牛田行き2543M(クモハ701-1026)で国府多賀城へ。平成13年9月に開業した駅で、陸奥国府・鎮守府が置かれていた多賀城跡の最寄り駅です。北口駅前には史跡多賀城政庁跡が、南口駅前には東北歴史博物館があります。歴史上は東北の中心地だった場所ですが、現在は多賀城市の中心からも外れて駅周辺は閑散としています。この駅も11月30日限りでみどりの窓口の営業を終了しました。

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新利府駅

国府多賀城16:20発普通仙台行き1526M(クモハE721-21)で岩切まで戻り、16:40発普通利府行き4439M(クハ700-1018)に乗り換えて新利府へ。東北新幹線車両基地新幹線総合車両センターの片隅にある駅で、車両センターへの通勤用に昭和57年4月に開業しました。元々一般客の利用を想定していないのか簡素な造りの駅で、ホームには屋根が設置されていません。イオンモール新利府の最寄り駅であるため、利用者数は案外多そうです。

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太子堂駅

日が暮れてきたのでこの日の駅めぐりはこれで終了。ただし、ネカフェに入店するまでまだまだ時間があるので列車には乗り続けます。新利府17:11発普通仙台行き4438M(クモハ701-1515)で仙台へ。仙台17:46発普通山形行き833M(クモハE721-1007)で東照宮へ。先程は駅員不在時間帯で押せなかったスタンプを押してから17:55発普通仙台行き1870M(サハE721-1009)と仙台18:06発普通福島行き582M(クハE720-1010)を乗り継いで太子堂へ。ここもみどりの窓口が無くなるので入場券を購入。

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夜の仙台空港

太子堂18:24発普通仙台空港行き1368M(クハE720-501)で仙台空港へ。仙台空港アクセス線については翌日に駅めぐりをする予定なので、駅の方は敢えて撮らず、空港の方を見学して時間を潰します。

仙台空港19:28発普通仙台行き1371M(SAT721-103)で仙台へ。この日は快活CLUBE仙台一番町店に宿泊しました。