3/15 多摩都市モノレール駅めぐり
この日は多摩都市モノレールの駅を巡りました。
高田馬場8:29発急行新所沢行き2803(30002)と小平9:02発各停玉川上水行き5251(38818)で玉川上水へ。西武拝島線と多摩都市モノレールの乗換駅で、西武の駅は立川市、モノレールの駅は東大和市に所在します。
玉川上水9:42発上北台行き901(1416)で桜街道へ。駅名の由来になったのは駅南側で交差する東大和市道で、東大和市駅と村山団地を結んでいます。街路樹として一部に桜が植えられているとのことですが、残念ながら駅前にはありません。
桜街道9:58発上北台行き905(1404)で上北台へ。多摩都市モノレールの起点で、日本のモノレール駅としては最も北に位置します。線路は駅の北でぷつりと潔く途切れていますが、この先鉄道空白地帯の武蔵村山市を経て箱根ヶ崎駅まで延伸する計画があり、令和14年ごろの開業が見込まれています。
上北台10:14発多摩センター行き1008(1108)で砂川七番へ。芋窪街道と五日市街道の砂川七番交差点にある駅で、開業前の仮称は「砂川」でした。当駅および玉川上水駅周辺は昭和38年5月1日に立川市に編入されるまでは北多摩郡砂川町で、立川飛行場が設置され砂川事件の舞台となったところです。
砂川七番10:31発多摩センター行き1024(1111)で泉体育館へ。立川市立泉体育館の最寄り駅で、仮称は「新泉」でした。当駅を出るとモノレールは上北台から寄り添ってきた芋窪街道から離れ、進路を西南へと変えます。
泉体育館10:41発多摩センター行き1010(1110)で立飛へ。立飛グループの私有地に取り囲まれた駅で、「立飛」の社名は「立川飛行機」の略称です。駅前には「ららぽーと立川立飛」が立地しており、オープンした平成27年度には駅の一日平均乗車人員が前年比2.9倍増となりました。
立飛10:53発多摩センター行き1012(1107)で高松へ。多摩都市モノレールの本社・車両基地が併設された駅で、立川市役所や国立国語研究所、国立極地研究所などの最寄り駅です。平日のみ当駅を起終点とする列車が設定されています。
高松11:15発多摩センター行き1116(1109)で立川北へ。JR立川駅の北側にある駅で、立川南駅とは運賃計算上では同一駅として扱われています。JRとの乗り換え利用もさることながら立川自体が大きな街であるため、多摩都市モノレールの駅では最も利用客が多いです。平成10年11月27日の上北台からの開業時には終点でした。
立川北11:38発多摩センター行き1104(1105)で立川南へ。JR立川駅の南側にある駅で、JRへはこちらからも乗換可能です。利用者数は立川北に次いで2位で、いかに当線において立川での乗り換え需要が大きいかが想像できます。駅前のラーメンスクエアの「新和歌山ラーメン 極ジョー」で昼食としました。
立川南12:19発多摩センター行き1212(1107)で柴崎体育館へ。立川市立柴崎体育館の最寄り駅です。仮称は「柴崎」でしたが、京王線の柴崎駅(調布市)との混同を避けるために最寄り施設の名を取りました。
柴崎体育館12:31発多摩センター行き1214(1106)で甲州街道へ。多摩川を渡り、当駅から日野市に入ります。甲州街道四十四次10番目の日野宿最寄り駅です。中央自動車道日野バスストップとの乗換駅で、ホームには京王高速バスの広告が貼られています。
甲州街道12:54発多摩センター行き1202(1116)で万願寺へ。土方歳三の生家および墓所の最寄り駅で、駅名標にも「生誕の地」と表記されています。地名は「万願寺」ですが、そのような寺は現存せず、遺構などもないため由来は不明とされています。
万願寺13:06発多摩センター行き1204(1105)で高幡不動へ。京王線・動物園線との乗換駅で、日野市最大のジャンクション駅です。当駅から多摩動物公園駅までは京王動物園線と並行します。
高幡不動13:29発多摩センター行き1308(1108)で程久保へ。京王動物園線との並行区間にある駅で、京王の方には駅がありません。周辺は起伏に富んだ住宅地が広がっています。
程久保13:41発多摩センター行き1310(1110)で多摩動物公園へ。多摩動物公園の最寄り駅で、道路を挟んで京王の駅と京王れーるランドがあります。駅を境に周辺の建物は一気に少なくなり、モノレールは八王子市との境の多摩丘陵をトンネルで越えていきます。
多摩動物公園13:54発多摩センター行き1312(1107)で中央大学・明星大学へ。橋上駅舎で、西側は中央大学多摩キャンパス、東側は明星大学日野キャンパスに直結しています。コロナ禍以前は多摩都市モノレール単独駅としては最も利用客の多い駅でした。
中央大学・明星大学14:06発多摩センター行き1314(1106)で大塚・帝京大学へ。多摩モノレール通りと野猿街道の交差点にある駅で、帝京大学八王子キャンパスの最寄り駅です。中大・明星大駅とは異なり、帝京大に直結しているわけではなく徒歩で15分ほどかかります。
大塚・帝京大学14:18発多摩センター行き1316(1109)で松が谷へ。多摩ニュータウンの丘陵地にある駅で、線内の多くの駅が中央分離帯上にあるのに対し、道路西側の崖に沿って設置されています。そのため西側出入口は地面と同じ高さにあります。
松が谷14:30発多摩センター行き1302(1116)で多摩センターへ。多摩都市モノレールの終点で、平成12年1月10日に開業しました。京王・小田急との乗換駅です。駅舎は蒸気機関車の動輪をモチーフとしたデザインで、平成12年には関東の駅百選に選定されました。この先、町田方面への延伸が計画されています。多摩都市モノレールはこれにて全駅訪問達成。駅の造りに変化は乏しいですが、都心部ではなく郊外の路線ということもあってあまり飽きずに楽しめました。
多摩センター15:04発上北台行き1507(1408)で上北台まで乗り通し、上北台15:54発多摩センター行き1510(1110)と玉川上水16:08発急行西武新宿行き2348(6001)で帰宅しました。