まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

8/22 残暑の越後線・信越本線・弥彦線駅巡り

8/22~23の二日間、新潟の駅を巡りました。一日目は越後線を中心に、列車のない時間帯は信越本線弥彦線の駅へ。

柏崎駅

前夜22:10に大阪駅前桜橋口高架下を出た越後交通0101便が柏崎駅前に着いたのは定刻より6分早い午前6時。柏崎駅柏崎市の代表駅で、昭和42年10月6日完成の駅舎は横に長い二階建て。駅前にはブルボンの本社があります。明治30年8月1日に鉢崎(現:米山)から伸びてきた北越鉄道の終点として開業、当時の所在地は刈羽郡枇杷島村で、昭和3年12月1日に刈羽郡柏崎町に編入され、昭和15年7月1日の市制施行で柏崎市となりました。

刈羽

柏崎6:29発東三条行き125M(クモハE128-1)で刈羽へ。柏崎刈羽原発の所在する刈羽郡刈羽村の玄関口ですが、駅前は閑散としています。駅舎は昭和59年3月31日改築。駅前にあるバス待合室は中越地震で傾いたこともあったそうですが、修復の上で引き続き使用されています。

西中通

刈羽6:53発柏崎行き122M(クモハE129-134)で西中通へ。昭和29年4月1日に柏崎市編入された旧:刈羽郡西中通村の名を今に残す駅で、駅舎は昭和59年3月30日改築。大正元年11月12日開業時は「荒浜」を名乗っており、大正4年7月1日に所在地名に合わせて改称されました。

荒浜駅

西中通7:35発吉田行き129M(クモハE128-134)で荒浜へ。平成19年7月16日の中越沖地震で被害を受けて平成20年3月25日に再建された駅で、駅舎だけでなくホームも新駅のように新しいです。大正4年6月15日に「新荒浜」として開業、一か月と経たない7月1日には改称されて二代目の荒浜駅となりました。当時の所在地は刈羽郡荒浜村で、昭和29年4月1日に柏崎市編入されています。

前川駅

荒浜7:54発柏崎行き128M(クモハE129-102)で柏崎へ戻り、8:31発普通長岡行き1327M(クモハE129-23)で前川へ。長岡市郊外の田園と住宅が混在する地帯にある駅で、ホーム間は駅構外の地下通路で結ばれています。昭和38年9月29日に前川信号場として開業、翌39年8月15日に駅に昇格しました。駅のある上前島は明治の町村制で古志郡前川村となり、明治34年11月1日の合併で古志郡上組村となり、宮内町への改称を経て昭和29年3月1日に長岡市編入されています。

南吉田駅

前川10:06発普通直江津行き1330M(クモハE128-121)で柏崎へ戻り、10:46発吉田行き141M(クモハE128-102)で南吉田へ。燕市役所の最寄り駅で、周辺には住宅が多いものの駅自体はひっそりとしています。昭和40年6月10日開業時の所在地は西蒲原郡吉田町で、平成18年3月20日の合併で燕市となりました。

粟生津

炎天下を30分ほど歩いて粟生津(あおうづ)へ。昭和29年11月3日に吉田町に編入された旧:西蒲原郡粟生津村の駅で、駅舎は昭和45年12月11日改築。島式ホームの駅舎側を撤去して棒線化されています。駅前には「農協踏切」という名の踏切がありました。

桐原駅

 

粟生津12:39発柏崎行き140M(クモハE129-102)で桐原へ。米どころ越後らしい田園地帯を眼前に望むことができる駅で、駅舎は昭和59年3月31日改築。旧駅舎時代の昭和49年8月27日には女子高生を人質とした立てこもり事件の舞台となっていますが、現在の平穏な様子からは想像もつきません。

弥彦駅

桐原13:02発新潟行き147M(クモハE128-134)と吉田13:38発弥彦行き234M(クモハE129-107)で弥彦へ。越後国一之宮彌彦神社の最寄り駅で、西蒲原郡弥彦村の玄関口です。大正5年10月16日に越後鉄道の駅として開業。その際建てられた駅舎は社殿風のどっしりとしたもので、待合室も広く、参拝駅らしい佇まいです。

西山駅

弥彦15:11発吉田行き273M(クモハE128-107)と吉田15:44発柏崎行き148M(クモハE129-103)で越後線に戻り、西山へ。平成17年5月1日に柏崎市編入された旧:刈羽郡西山町の玄関口で、駅舎は平成4年12月25日改築。西山町は田中角榮の出身地として知られています。大正元年11月12日開業時の所在地は刈羽郡二田村で、昭和34年4月10日の分割合併で西山町となりました。

小島谷

西山17:42発東三条行き161M(クモハE128-103)で小島谷(おじまや)へ。平成18年1月1日に長岡市編入された旧:三島郡和島村の駅で、駅前には越後鉄道の創業者・久須美秀三郎の胸像があります。大正2年4月30日に越後鉄道の「与板」として開業、当時の所在地は三島郡島田村で、明治34年11月1日の合併までは三島郡小島谷村でした。大正4年10月1日に旧村名の「小島谷」に改称、その6日後の10月7日には与板町に長岡鉄道の「与板」駅が開業しています。

小島谷18:28発柏崎行き1662M(クモハE129-7)で柏崎へ戻り、田辺食堂で夕食を食べてからホテルニューグリーン柏崎に泊まりました。