まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

9/23 南海の名駅舎を巡る

和歌山の祖母宅に2泊し、この日は南海で名駅舎を巡りながら帰ります
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紀三井寺を9:32発普通和歌山行き(クハ117-14)で出発し、和歌山で9:41発普通和歌山市行き233M(クモハ105-508)に乗り換え、和歌山市
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和歌山市9:59発特急サザン難波行き0516(7137)と岸和田10:36発普通難波行き7004(2043)を乗りついで、浜寺公園
明治40(1907)年に建てられた瀟洒な木造駅舎が残されています
この駅舎は後に東京駅丸の内駅舎などを設計することになる建築家・辰野金吾が初めて設計した鉄道駅舎で、国の重要文化財に指定されています
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浜寺公園駅の駅舎は「私鉄最古の駅舎(※日本最古は明治19年築の亀崎駅)」として書籍等で紹介されることも多く、その名を知られていますが、平成40(2028)年3月を目指して駅の高架化工事が始まっており、高架化工事の進展に伴う移築保存が計画されています。
この駅舎が現役の駅舎としての役目を終え、駅舎としての本来の使われ方がなされなくなる日がいつかやって来るのかもしれません
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11:18発普通難波行き6814(1008)で隣の諏訪ノ森へ
上り線側には大正8(1919)年6月に現在地に移転した際に建てられた木造駅舎が残っています
こちらも浜寺公園駅同様に国の重要文化財に指定されています
また、この駅舎も高架化が決定しており、駅舎の移築保存が予定されています
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この駅舎の一番の特徴は出入口上方のステンドグラスで、浜寺から淡路島にかけての当時の海岸の様子が描かれています

南海本線にはこれ以外にも古い駅舎や雰囲気の良い駅が多いのでもっと色々な駅に降りてみたい気もしましたが、あいにくフリーきっぷではないので駅めぐりは2駅だけで終了し、次の路線を目指します