平成14年まではこの先水軒まで線路が伸びていました
かつては四国へ渡る中継地点として栄えた駅ですが、明石海峡大橋開業以降利用客は大幅に減少しており、あまり活気がありません

デザインなどからおそらく昭和30~40年代に建てられた物ではないかと思われます
ホームは相対式で、構内踏切で結ばれています
駅舎は簡素な木造駅舎で、最近外壁が塗りなおされたようです
駅名は木本八幡宮に由来するようですが、「前」と呼ぶには少し離れ過ぎています

駅舎は特立てて言うほどの特徴もない素朴な木造駅舎です
南海よりもJR東海のローカル線辺りにありそうな雰囲気です

ホーム上屋と駅舎が一体化したような個性的な見た目をしています

駅舎は明治45年開業時のものが原型をとどめながら今も使用されています
デザインも洒落ていて風格もあるのですが、駅前にスペースがなく、正面から写真を撮りづらいのが残念です

駅舎は鉄筋造りの古いもので、なぜか正面の壁の一部だけにタイルが貼られています。どうせ貼るなら全面に貼ればいいと思うのですが・・・謎です

古い小柄な木造駅舎が残りますが、駅舎本来の使われ方はされておらず、本来の駅舎はホーム入口に設けられています

こんな変わった構造の駅、全国的に探してもそうそう見つからないんじゃないでしょうか

この日の駅めぐりはここで終了し、紀ノ川18:21発区間急行和歌山市行き3813(1804)と和歌山市18:29発普通和歌山行き254M(クモハ105-517)、和歌山18:53発普通紀伊田辺行き377M(クハ222-2509)で紀三井寺へ向かい、祖母宅に泊まりました
3月21日の南海本線系統駅めぐりの記事はこれで終了です。お読みいただきありがとうございました。