
大屋根の架けられたホームに宝山寺1号線と2号線が停車しています
この日はそれほど乗客が多くなかったので1号線のみが稼働していました
宝山寺1号線は日本初のケーブルカーとして大正7(1918)年に鳥居前からこの駅まで開業しました
駅舎には立派なファザードがありますが、行き止まりの路地の奥にあるので正面から撮影することができません
ケーブルカーでは珍しい中間駅で、周辺には数軒民家があります
見ての通りホームからの眺望が非常に良いです

駅前は生駒山上遊園地に直結しているため、駅には親子連れの姿が多く見受けられます
今にも猪でも出そうな雰囲気ですが意外と通行している人を見かけました

周囲に人家は一軒もなく存在意義が希薄な、いわゆる「秘境駅」です
駅に着いたときはホームに男性が一人立っていましたが、山歩きの途中に立ち寄っただけだったようで15分くらい経つとどこかに行ってしまいました

山上から降りてきたので、遊園地からの帰宅客で混雑していました
車内の乗客から「なんでこんなところから人が・・・」という目で見られたのは言うまでもありません

小さな車体から遊園地帰りの大勢の乗客が吐き出されます

鳥居前から再び徒歩で生駒駅へ
3路線が乗り入れる駅だけあって人の数も非常に多いです
生駒からは15:38発区間準急尼崎行き7550(8177)で鶴橋へ

車も通れないような商店街の狭い道に面しています

地下1階の近鉄百貨店改札口
無人で窓口はありません