
高安山から10:02発の近鉄バス信貴山上線信貴山門行きに乗車

全国的に見ても珍しい山上鉄道でしたが、列車が走ったのはわずか14年だけでした
途中には短いながらもトンネルが一つあります

駅跡にバス停が設置されています。待合室はバス停としては立派なものですが旧駅舎ではありません

立派なものですが、痕跡は全くと言っていいほど残っておらず、正確な場所を突き止めることはできませんでした
バス停から歩いて朝護孫子寺へ
一説によれば推古2(594)年に聖徳太子が創建したとされる長い歴史を持つ寺で、広い境内に多くのお堂があります

一つの寺というよりは町といった方がふさわしいくらいに建物が密集しています
信貴山城跡
廃止された東信貴ケーブル信貴山駅の旧駅舎が待合室として残されています

廃止から30年以上を経ていますが、バス待合室として現役だからなのか状態は比較的良好です

よく見るとけいはんな線がまだ開業していなかったりあやめ池遊園地がまだ描かれていたり・・・
路盤跡は舗装されている部分とされていない部分が交互に続きます
舗装されていない部分は廃線跡らしい雰囲気は残っているのですが歩きにくいことこの上ないので、どうせ舗装するなら全部舗装すればいいのにと思うのですが

雨が降ってきたときにしのげるようにとパラソルで屋根をつくってあるのでしょうが、効果があるのかどうかは疑問です

廃線跡はこの先高校の敷地内に取り込まれていて歩けないので迂回します
駅舎はケーブル廃止後に改築されたようで、近代的なデザインです
ここから生駒線で駅めぐりをしていきます