1/5 冬の両毛線駅めぐり その1
栃木県第二の都市の玄関口だけあって駅前もなかなか都会です
両毛線は小山駅の中でも外れと言ってもいいような新幹線高架下の6・8番ホームに発着しています。薄暗くて無機質なホームは冬ということもあって余計に寒々しく見えます。昔はここにも駅そば屋があったようですが、今では跡形もありません
まずは一駅目の思川で下車
島式ホームの無人駅で、一応簡易な橋上駅舎があります
駅南口には平成22年に改札が自由通路上に移されるまできっぷ売り場として使われていた旧駅舎が商工会の建物として残っています
駅舎は平成12年に改築されたものですが、その翌年には棒線化され、さらにその翌年には無人化されています
JRの駅は東武に3年遅れて平成15年4月に高架化されました
栃木8:12発普通高崎行き438M(クハ210-3052)で岩舟へ
駅舎内は「禁煙」となっており、あちこちにその旨を知らせる貼り紙があるのですが、なんか煙草臭いなと思ったらこともあろうにその貼り紙の前で爺さん連中が煙草を吸っていました。おそらく貼り紙を読む能力が無いんでしょうが、火の不始末から火事になって駅舎が燃えてしまう例もあるのでやめてほしいですね
駅前集落の奥には変わった形の岩舟山が聳えています
この駅前の様子は映画のポスターにも使われたそうですが、当時の姿を留めている建物は左手の木造家屋だけのようです
岩舟9:05発普通高崎行き440M(クハ210-3060)で佐野へ
佐野9:57発普通高崎行き442M(クハ210-3034)で富田へ
足利市東部にある駅で、駅舎は平成11年3月改築のものにトイレを増築したものです
富田から20分歩いて隣のあしかがフラワーパーク駅へ
駅名の通りあしかがフラワーパークへのアクセス駅で、昨年4月1日に開業した新しい駅です。運賃計算面では富田駅と同一駅として扱われており、まるで仮乗降場のようです。片面ホームの簡素な無人駅ですが、多客時を想定してかSuica改札機は周辺駅と比べて多めに設置されています
あしかがフラワーパーク10:55発普通高崎行き444M(クハ210-3061)で足利へ
北口駅前にはEF60 123が保存されていますが、屋根が無く雨ざらしで、今後が少々心配です
足利からは11:43発普通高崎行き446M(クハ210-3022)で小俣へ向かいます