まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

2/11 雪の徳島線駅めぐり

徳島線駅めぐりを実行したこの日、比較的温暖な徳島には珍しく雪が降っていました

 
イメージ 1
この日も前日同様5時過ぎに快活クラブを出て徳島駅
徳島駅1番ホームから5:39発の徳島線一番列車普通阿波池田行き4431D(1501+1506)に乗車。2両編成ですが、後ろの車両は回送扱いでした
徳島を出たときはまだまだ闇に沈んでいた車窓が明るくなるにつれ、雪を被った家々や白一面の田畑の姿が見えてきました
イメージ 2
6:58着の小島で下車
跨線橋や対向列車の屋根は雪で真っ白でした
イメージ 3
駅名の読みは「おしま」 四国の駅にしては珍しく昔の姿をよく留めた木造駅舎の瓦屋根にも雪が降り積もっています
まさか徳島がここまで寒いとは思っておらず、碌に寒さ対策をしてこなかったので当然ですが寒いです。普段はそれほど寒い地域ではないという証拠なのか駅舎内の待合室には入口側にしか扉が無く締め切りは不可能でした
イメージ 4
小島7:26発普通阿波池田行き433D(1513+1249)で辻へ
積雪は西へ向かうにつれて多くなるようで、駅は小島以上に真っ白でした
イメージ 5
合併で三好市となった旧三好郡井川町の駅で、木造駅舎は大きく改装されています
旧事務室部分にはかつて飲食店が入居していたそうですが、現在は「空き店舗 募集中」の看板が掲げられています
イメージ 6
辻8:05発普通徳島行き448D(1506+1501)で三加茂
合併により東みよし町となった旧三好郡三加茂町にあるホームだけの無人駅です
駅のそばには風情のありそうな神社が二つもありました
イメージ 7
三加茂から凍えながら30分ほど歩いて隣駅の江口へ
昭和58年3月に改築された駅舎はプレハブのような簡素なものですが、かつては駅舎内に商店があったようです。ホームへと続く地下道へは駅舎内を通らずに行くことができます。駅舎のホーム側出入口は何故か施錠されていました
イメージ 8
江口9:37発普通阿波池田行き437D(1566+1245)で阿波加茂
旧三好郡三加茂町の実質的な玄関口と言える駅で、全ての特急列車が停車します
駅舎内の旧事務室には「加茂ふれあい館さくら広場」という交流施設が入居しており、特急券の発売などが委託されています
イメージ 9
駅前には昭和3年に建てられたという旧三加茂郵便局の局舎がライオンズクラブの事務所に転用されて残っています
イメージ 10
阿波加茂10:04発普通徳島行き454D(1249+1513)で阿波山川
出入口が妻面にある木造駅舎は大正15年10月改築。合併で吉野川市となった旧麻植郡山川町の駅です
イメージ 11
駅舎やホーム待合所もかなり手が入れられているようですが、一枚だけ国鉄時代のものと思われる駅名標が駅舎のホーム側に掲げられていました
イメージ 12
阿波山川10:48発普通阿波池田行き4443D(1004)で穴吹へ
美馬市の代表駅で、旧美馬郡穴吹町に位置します。うだつの街並みで知られる脇町や剣山への玄関口というだけあって観光地の駅らしい雰囲気です
駅舎は大正3年3月開業時の駅舎をリニューアルしたもので、四国のリニューアル駅舎の中ではかっこいい方だと個人的には思います
イメージ 13
穴吹11:22発普通徳島行き456D(1245+1566)で山瀬へ
麻植郡山川町の駅で、ここの駅舎も当然のようにリニューアルされていますが、穴吹駅を見た後のためか少々安っぽいデザインに感じられます
イメージ 14
駅舎の隣では何やら工事をしていたので「もしかして駅舎の改築か?」と思いきや継電器室の改築でした
イメージ 15
山瀬11:42発普通穴吹行き4445D(1503+1255)で川田へ
こちらも旧麻植郡山川町の駅で、木造駅舎はリニューアルされてゴテゴテとよく分からない飾りつけがなされています。左手の青い鉄骨を見たときは「駅舎左側の庇屋根が飛んでるじゃないか」と思いましたが、よく見てみると飾りでした
イメージ 16
川田12:14発普通徳島行き4458D(1255)で学へ
縁起駅名として知られる駅で、「ご入学」で知られることから入場券5枚セットが受験のお守りとして人気です。ただし当駅は無人駅なので入場券は普段は四国内の主要駅でのみ販売されており、駅員の派遣されてくる受験シーズンのみ当駅で買うことができるそうです。駅舎内の掲示によれば今年は1月1日から8日まで当駅で販売されたようです
イメージ 17
学12:40発普通阿波池田行き4447D(1509)で阿波半田
半田そうめんで有名な旧美馬郡半田町の駅で、かつては島式ホームの交換可能駅だったようですが、棒線化されています
イメージ 18
駅前には「JR四鉄キップ売場」と書かれた商店があります
阿波半田簡易委託駅で、この正木商店で切符の販売が行われていますが、訪問時は不在だったので、こちらに置かれているというスタンプも押すことができませんでした。「JR四鉄」という不思議な表記は「国鉄」から無理やり書き換えたことによるものなのでしょうか
イメージ 19
阿波半田からは吉野川沿いの国道192号線沿いを歩いて隣駅の貞光へ
阿波半田の駅裏辺りを歩いていると地元のおばあさんに話しかけられました。「背格好がウチの孫とよく似ていた」とのことで、どこから来たのかといったことでしばし世間話をしました
イメージ 20
貞光の町に入ってもすぐには駅に向かわず、しばし駅周辺の街並みを歩いて色々撮影してから駅へ。脇町と並ぶうだつの街並み・貞光の玄関口であると同時に剣山登山口の駅でもあります。駅舎内の商店は定休日でした
美馬郡つるぎ町の代表駅で特急も停車しますが、無人駅で寂しげな雰囲気でした
イメージ 21
貞光15:02発普通徳島行き4466D(1509)で阿波川島
合併で吉野川市となった旧麻植郡川島町の玄関口で、特急も一部停車します
駅舎は建物財産標によれば明治32年8月開業時のもののようですが、リニューアルにより原型を留めていません
イメージ 22
川島町は幸福の科学の教祖・大川隆法の出身地であり、教団の信者にとっては聖地となっているようで駅前にはやたら幸福実現党のポスターが貼られています
一方で写真のような看板もある辺り、深刻な軋轢も生まれているようです
イメージ 23
川島町は最近でこそ新興宗教の聖地として知られるようになってきましたが、元は徳島藩蜂須賀氏の支城・川島城の城下町で、模擬天守が町のシンボルとなっています
イメージ 24
阿波川島16:08発普通徳島行き4468D(1007)で鴨島
到着した鴨島駅のホームには「観一54会」と書かれたヘッドマークをつけた団体専用列車が停車中でした。詳細は不明ですが、おそらく同窓会か何かの貸し切り列車のようでした
イメージ 25
鴨島吉野川市の代表駅で、徳島線の中間駅では最も多い乗降客数を誇ります。主要駅ではあるものの窓口営業時間は短く、訪問時には既に営業時間が終了していました
イメージ 26
鴨島16:27発普通阿波池田行き459D(1502+1510)で西麻植へ
駅舎はリニューアルされているものの原型を比較的留めています。ホームは片面
イメージ 27
西麻植16:47発普通徳島行き470D(1562+1565)で牛島へ
相対式2面2線の無人駅で、駅舎は平成28年3月に改築された非常に簡素なものです
訪問時は跨線橋の再塗装のために足場が組まれていました
イメージ 28
牛島17:21発阿波池田行き463D(1006+100?)で麻植塚へ
ホームだけの簡素な無人駅で、周囲は田畑が広がっていますが、住宅も多く見受けられます。この日の駅めぐりはこの駅で終了、17:41発普通徳島行き472D(1510)で徳島へ
イメージ 29
徳島最後の夜となるこの日も思う存分キハ40を撮影
ネカフェ連泊の上、フェリーにはシャワーが付いていないとのことなのでキハ40が来ない時間帯を見計らって駅前ホテルの日帰り温泉で入浴を済ませました
ただしキハ40を最後まで撮っているとフェリーターミナルへの終バスには間に合わないのでフェリーターミナルへは歩いて向かいます
イメージ 30
徳島駅から55分歩いて徳島フェリーターミナルへ
乗船予定のフェリーは日付が変わって2:55発 4時間半以上あるので寝にくいですが待合室の椅子に雑魚寝して仮眠を取りました