まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

3/7 磐越西線(電化区間)駅めぐり その2

春の東北遠征最終日は生憎の雨ですが、前日に引き続き磐越西線電化区間の駅を巡ります

イメージ 1
郡山を5:55発普通会津若松行き1221M(クモハE721-16)で出発し、上戸で下車
相対式ホームの跡が残る片面ホームの無人駅で、快速が停車しないため電化区間の駅としては本数が少ない方に分類されます。簡易駅舎は昭和58年11月に改築されたものです。駅名の読みは「じょうこ」で、同名で「うえど」と読む駅がかつてのと鉄道能登線にも存在しました
イメージ 2
上戸6:35発普通郡山行き1222M(クハE720-13)で安子ヶ島
郡山市郊外にある無人駅で、こちらも快速は停車しません
昭和57年3月改築の簡易駅舎は駅前より一段高いところにあります
イメージ 3
安子ヶ島7:05発普通会津若松行き1223M(クモハE721-15)で磐梯熱海
昭和40年5月に郡山市と合併した旧安達郡熱海町の玄関口で、磐梯熱海温泉への最寄り駅です。「熱海」の名は有名な静岡の熱海温泉にあやかって付けられたものだそうですが、駅自体の歴史は熱海駅よりも古く、開業から熱海駅開業までの27年間はこの駅が「熱海」を名乗っていました。その後「岩代熱海」に改称され、昭和40年に現在の駅名になりました
昭和54年6月改築の駅舎はいかにも観光地の玄関口らしい大きなものですが、朝早いため窓口はまだ開いていませんでした
イメージ 4
磐梯熱海7:33発普通郡山行き1224M(クハE720-14)で郡山富田
平成29年4月1日に開業した磐越西線で最も新しい駅で、郊外の住宅街の中にあります。片面ホームで、駅舎自体は地平にありますが、線路と県道を跨いで反対側へ行ける南北自由通路が併設されています。また、新しい駅らしくSuicaの利用も可能です
イメージ 5
郡山富田8:33発快速会津若松行き3231M(クモハE721-14)で終点の会津若松
9:53発普通喜多方行き229D(キハ40-502+キハ40-2021)に乗り換えて笈川で下車。会津若松~喜多方間にある途中駅のうち塩川を除く4駅は停車する列車が極端に少なく訪問するのがなかなか大変です
イメージ 6
笈川は田園地帯の中にあるホームと待合室だけの無人駅で、すぐ隣を国道が通っています。前述したように本数が少なくこのまま待っていても当分は列車が来ないので隣の塩川へと歩いて向かいます
イメージ 7
古い建物が多く残る塩川の街を撮影しながら歩き、塩川駅
耶麻郡塩川町の代表駅で、平成3年3月改築の合築駅舎の中には簡易委託の窓口があります。塩川がのれんの街として知られていることから駅舎内にものれんが架けられています
イメージ 8
塩川11:44発普通会津若松行き228D(キハ110-203+キハ110-217+キハ110-201)と会津若松11:58発普通郡山行き1230M(クハE720-12)を乗り継いで磐梯町
耶麻郡磐梯町の代表駅で、全ての快速が停車します。駅舎とホームは地下通路で結ばれており、そのうち西口はホームより一段低いところにあります
写真の西口駅舎はリニューアルこそされているもののなかなか風格があります。内部には簡易委託の窓口があり、おじいさんが切符を売っていました
イメージ 9
一方の東口はホームより高い位置にありますが、駅舎というよりは東西自由通路の出入口といった雰囲気で窓口などはありません
イメージ 10
磐梯町12:43発普通会津若松行き1227M(クモハE721-13)で東長原
昭和電工東長原事業所の従業員のために費用を負担して開業した駅で、会津若松市と合併した旧河沼郡河東町に位置します。快速は停車しません。簡易駅舎は平成13年頃に改築されたものです。待合室で列車を待っているとキハ40-583の単行が会津若松方面へと回送されていきました
イメージ 11
東長原13:35発普通郡山行き1232M(クハE720-13)で関都へ
小さな集落にある無人駅で、簡易駅舎は平成13年12月改築。この駅も快速は停車しません。
イメージ 12
2番ホーム上の木造待合室の扉の貼り紙には何故か南海電鉄の特急サザンのイラストがありました。他の駅のこの手の貼り紙では磐越西線を走るフルーティアのイラストでしたがこの駅だけ異なるようです
 
関都駅構内を撮り終えてから駅の電光表示板を見ると「郡山~郡山富田間で人身事故のため磐越西線運転見合わせ」との表示が出ていました。いつ頃復旧するかは分かりませんが、とりあえず予定通り隣の川桁まで歩いて向かいます
イメージ 13
30分ほど歩いて川桁
かつては磐梯急行電鉄(日本硫黄沼尻鉄道)が分岐していた駅で、急行「いなわしろ」も停車していましたが、今では快速すら停車しません
簡易駅舎は昭和58年3月改築。駅前には沼尻鉄道川桁駅跡の碑があります
 
駅の電光表示板を見ると磐越西線は14:42に運転再開とのことでしたが、その後の放送で乗車予定だった15:40発普通郡山行き1234Mの運休を知りました。しかしながら快速を各駅に停車させる等の救済措置は取ってくれないようで、このまま川桁で待っていても果たしていつになったら次の上り列車に乗れるのかわかりません
イメージ 14
そこでちょうどよくやってきた15分遅れの15:31発普通会津若松行き1229M(クモハE721-13)で隣の猪苗代へ
ここなら全ての列車が停車する上に待合室に暖房が付いているので安心して列車を待つことができます
イメージ 15
昨夜は真っ暗でよく写らなかった駅舎も再撮影
そして2分遅れの16:51発普通郡山行き1236M(クハE720-14)で郡山へ
何とか磐越西線を脱出することはできましたが、人身事故のせいで予定より遅れが生じてしまったので新幹線に課金することにします
イメージ 16
郡山18:05発やまびこ152号東京行き1152B(E523-7)で大宮へ
所要時間はたったの1時間弱、東北本線を乗り継ぐと恐ろしく時間がかかりますが新幹線だと本当にあっという間です。新幹線の便利さを実感したわけですが、いかんせん学生身分には高すぎるので就職してお金に余裕が出るまではこういうときでもなければ使う機会がなさそうです
イメージ 17
大宮からは19:11発埼京線通勤快速新宿行き1818S(クハE232-7003)で池袋へ
8分遅れの池袋19:30発山手線内回り1834G(クハE234-2)に乗り継ぎ、高田馬場には19:39に帰り着きました
 
7日間での訪問駅数の合計は86駅、総訪問駅数は2526に達しました