まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

4/29 GW九州遠征 筑肥線(姪浜~唐津)駅めぐり

九州遠征二日目は、2つに分断された筑肥線のうち電化区間である姪浜唐津の駅を巡りました

イメージ 1
小倉を6:01発普通博多行き1151M(クハ813-220)で出発し、博多へ
九州に来るのはほとんど初めてみたいなものなので、小倉と福岡がどれほど遠いのかイメージが全然湧きませんでしたが、実際に乗ってみると相当遠いですね
終点の博多で7:38発地下鉄空港線普通姪浜行き9(1505)に乗り換えて姪浜
イメージ 2
地下鉄空港線の終着駅にして、JR筑肥線の始発駅で、約半数の列車が筑肥線へと直通しています。筑肥線の博多~姪浜間は、昭和58年3月の地下鉄空港線に代替される形で廃止されました。駅舎は地下鉄開業に合わせて改築されたもので、2面4線の高架駅となっています。さすがは東名阪に次ぐ大都市福岡の駅だけあって、ホームドアも設置されています
イメージ 3
姪浜からは8:12発普通唐津行き781C(クハ305-2)に乗車して西を目指します
途中の福吉で対向列車との行き違いで8分間停車したので駅舎を撮影
ホームは島式で、平成9年に橋上化されていますが、平成26年無人化されています。写真は旧駅舎のあった北口
イメージ 4
県境を越えて佐賀県に入り、浜崎で下車
唐津市に合併された旧東松浦郡浜玉町の玄関口で、昭和15年5月改築の木造駅舎が残っていますが、橋上化計画があります。駅舎は随所に古さを残すもので、改装された窓口で切符だけでなく駄菓子も売っていたのが印象的でした
イメージ 5
浜崎9:46発普通筑前前原行き340C(クハ103-1518)で大入へ
駅舎のない対向式ホームの無人駅で、一番線と二番線を直接行き来することはできません。券売機は1番ホーム上にのみあります
イメージ 6
大入で1時間20分ほど滞在して103系4本を撮影してから、11:22発普通唐津行き339C(クモハ103-1514)で唐津
空いた車内で海を見ながらおにぎりを食べていると、ロングシートの向かいに座った地元のおじさんに話しかけられました。福吉から唐津まで昼飯を食べに行く最中だそうで、色々なところに住んだけど、筑肥線沿線もいいところだとおっしゃっていました
到着した唐津駅は、佐賀県第二の都市・唐津市の玄関口らしく立派な高架駅で、唐津線も乗り入れています。唐津もゆっくりと歩いてみたい土地ではあるのですが生憎の雨なので、駅舎だけ撮って屋根の下に逃げ込みます
イメージ 7
唐津12:12発普通筑前前原行き386C(クハ103-1514)で和多田へ
昭和58年3月の筑肥線ルート変更時に開業した片面ホームの高架駅で、構造だけ見れば石北本線柏陽駅にそっくりです
唐津線と分岐してすぐのところにあるため、目の前の高架を走っていく唐津線の列車をホームから見ることができます
イメージ 8
和多田12:43発普通福岡空港行き788C(モハ304-104)で東唐津
昭和58年3月のルート変更時に移転して高架化された駅で、旧駅は1.5㎞旧市街地寄りにあるスイッチバック駅でした。故宮脇俊三氏は、未乗だった唐津線唐津西唐津を乗るために旧東唐津から西唐津までタクシーに乗り、山本で唐津線の列車から東唐津で乗り捨てた筑肥線の列車に乗り換えるということをやってのけたと『時刻表2万キロ』で書いています。ルート変更前の筑肥線が随分と複雑なルートを取っていたことを僕が知ったのはこの本がきっかけでした
イメージ 9
唐津13:17発普通福岡空港行き640C(モハ305-105)で虹ノ松原
日本三大松原の一つ・虹の松原の最寄り駅で、半分化された木造駅舎が残っています
ホームではピンク色のサツキの花がしとどに濡れていました
イメージ 10
虹ノ松原13:49発普通筑前前原行き348C(クハ103-1518)に乗り、鹿家での5分停車を利用して駅舎を撮影
福岡・佐賀の県境付近にある無人駅で、平成24年3月に簡易駅舎に改築されるまでは年季の入った木造駅舎が現役でした。旧駅舎については保存の話もあったようですが、維持管理等の問題で頓挫したそうです
イメージ 11
14:17着の筑前深江で下車
合併で糸島市となった旧糸島郡二丈町の玄関口で、平成30年3月に橋上化されています。予算の都合か質素なデザインの橋上駅舎で、近年の橋上駅舎にしてはどうも垢抜けていない印象を受けます
イメージ 12
筑前深江14:51発普通福岡空港行き642C(クハ305-2)で一貴山へ
虹ノ松原同様の半分化された木造駅舎の残る駅で、半分化後に窓口を新設したのか駅舎内は随分と窮屈です。平成26年無人化され、その際に改札機も撤去されています
イメージ 13
一貴山15:14発普通福岡空港行き882C(モハ302-2)で加布里へ
平成7年3月改築の簡素な橋上駅で、平成28年3月に無人化されました
どことなく青梅線末端区間の橋上駅を彷彿とさせる見た目です
イメージ 14
加布里15:27発普通筑前前原行き350Cクハ103-1514)で美咲が丘へ
平成7年10月に開業した駅で、SFチックな奇抜なデザインの駅舎が目を引きます
いかにも平成初期と言った感じのセンスですが、令和の時代では果たしてどのように評価されるのでしょうか
線路の隣を国道が通っていますが、そちら側には出入口がありません
イメージ 15
美咲が丘15:48発普通福岡空港行き644C(モハ305-101)で筑前前原へ
福岡のベッドタウンとして発展してきた糸島市の代表駅で、旧前原市の中心部にあります。駅舎は平成12年に橋上化されたもので、写真は市役所側の北口です。
地下鉄直通列車の約半数が折り返すほか、唐津方面からの103系ワンマン列車も当駅で折り返しています
イメージ 16
筑前前原16:14発普通福岡空港行き586C(1510)で糸島高校前へ
平成31年3月16日に開業した九州で最も新しい駅で、「糸島」の市名を冠する唯一の駅です。写真の北口駅前の更地にはマンションが建つそうで、これからの駅周辺の発展が期待されます
イメージ 17
糸島高校前16:25発普通福岡空港行き588C(クハ302-1)で波多江へ
平成22年2月に4代目の半橋上駅舎に改築された駅です。利用客の増加に対応すべく改築を繰り返した経緯から、あちこちに使われなくなった跨線橋や塞がれた通路が残っており、見てて飽きません
イメージ 18
現駅舎の隣には昭和58年から平成元年まで使用されていた2代目駅舎が残っています
農協との合築駅舎で、当時は農協に切符の販売が委託されていました。駅舎としての役目を終えて30年になりますが、駅前ロータリーは未だにこちら側にあります
イメージ 19
波多江16:45発普通福岡空港行き494C(1526)で周船寺
福岡市最西端の駅ですが、駅裏には田んぼが広がるなどのどかな環境にあります
昭和58年改築の駅舎は、2つの跨線橋でホームと結ばれており、そのうち姪浜方にある跨線橋を渡ろうとすると長い通路を歩かねばなりません
イメージ 20
周船寺17:07発普通福岡空港行き790C(クハ304-4)で九大学研都市
平成17年9月に開業した島式1面2線の高架駅で、九州大学伊都キャンパスの最寄り駅です。平成29年より軽量型ホームドアの実証実験が行われており、実験終了後の今年2月からは本格稼働となりました
イメージ 21
九大学研都市17:25発普通福岡空港行き496C(1524)で今宿へ
なまこ壁風にリニューアルされた昭和18年改築の木造駅舎のある駅で、周船寺同様跨線橋は二つ設置されています。駅舎なんかはローカル駅らしい雰囲気ですが、この駅にもホームドアが設置される予定だそうです
イメージ 22
今宿17:42発普通福岡空港行き498C(クハ302-2)で下山門へ
昭和61年7月に福岡市が費用を負担して開業した駅で、駅舎は大都市近郊の有人駅にしては小さなものです。駅舎と駅前に段差があることからエレベーターが設置されていますが、この高さならもうちょっとスペースを確保してスロープを設置した方が安上がりで良かったんじゃないかと思います
この日の駅めぐりはこれで終了し、小倉へと戻ります
イメージ 23
下山門18:05発普通福岡空港行き590C(1528)で博多へ
博多からは18:47発快速小倉行き4250M(クハ813-222)で小倉へ
前を走る特急が遅れたので、小倉には4分遅れで到着しました
小倉駅ホームのラーメンで夕食として、前日と同じネカフェに宿泊しました。この日はオープン席だったのですが、個室席の扉を取っ払っただけのような席だったので、毛布で入口を塞いで寝ました。深夜にいびきがうるさいとかで隣との仕切りをどんどん叩いているおっさんがいましたが、遠くの席まで聞こえてきてる時点でそっちの方がうるさいと思いました。このようにお世辞にも治安がいい店とは言えませんでしたが、幸いにも盗難にも合わずに翌朝を迎えました
 
平成31年4月29日
新規訪問駅:21
総訪問駅:2911