8/24 夏の山陽本線駅めぐり(山口エリア)
長門市からは美祢線で厚狭へ。車内から見た感じ、美祢線も古い駅舎が多く、色々と気になりますが、果たしてそれらの駅に降りるのはいつの日になるでしょうか。
厚狭で12:57発普通新山口行き3410M(クハ115-3106)に乗り換えて、本由良で下車。
明治33年に阿知須駅として開業し、昭和25年に改称された駅で、昭和15年3月改築の木造駅舎が残っています。無人駅で、駅前も閑散としています。
本由良13:33発普通下関行き3329M(クハ115-3021)で厚東へ。明治33年に舟木駅として開業し、大正5年に改称された駅で、駅舎は山陽新幹線の高架下にあります。
いたずらによって破損し閉鎖されたトイレや落書きの多い壁に闇を感じます。
厚東14:01発普通岩国行き3338M(クハ115-3109)で戸田(へた)へ。大幹線山陽本線にふさわしい立派な木造駅舎が残りますが、無人駅です。
客車が似合いそうなその外観が評価されたのか平成18年の映画「旅の贈りもの 0:00発」のロケにも使われています。作中では玉造温泉駅として登場したようですが、なぜ山陰本線の駅として山陽本線の駅を使ったのでしょうか。同じくロケに使われた飯浦駅は「風町」という架空の駅として登場したので、正直こっちも架空の駅にすればよかったのではという気がしなくもないです。
戸田15:09発普通下関行き3337M(クモハ114-1625)で富海へ。木造駅舎は房総半島にあるものをJR西日本風にしたような雰囲気です。駅名から分かるように海の近くにある駅ですが、住宅が多いので駅前から海は見えません。
富海15:29発普通岩国行き3340M(クハ115-3016)で神代へ。崖と海に挟まれた立地の駅で、昭和19年10月に信号場から昇格しました。昇格時に建てられた駅舎は入口部分の屋根が伸びて庇となっている「戦時型駅舎」で、周辺駅とは趣を異にします。
神代17:14発普通岩国行き3342M(クハ115-3003)で南岩国へ。昭和27年6月に開業した駅で、コンクリートブロック造りの駅舎にはセブンイレブンが併設されています。
バリアフリー化のため8月より改築工事が開始されていますが、果たしてセブンイレブンは新駅舎にも入居するのでしょうか。
まだ日没まで時間がありますが、この日の駅めぐりは南岩国で終了。高松へ向けての移動を開始します。
南岩国18:07発普通岩国行き3346M(クハ115-3114)で岩国へ。岩国で夕食の弁当を購入してから18:21発普通糸崎行き374M(クモハ227-40)に乗り換えて三原へ。
三原からは瀬戸行きに乗車。一か月前の熊本からの帰りと全く同じ列車を乗り継いでいるわけですが、今回は祭りなどがなかったのか混雑は若干マシでした。
岡山からのマリンライナーは7両編成で到着したものの、折り返し時間で後4両を切り離して3両の身軽な編成に。もちろん岡山発車時はラッシュ時並みの大混雑でした。
高松では瓦町の快活CLUBEに泊まる予定でしたが、ロックフェスがあるとかでオープンシートも含めて満席だったので、急遽検索して出てきたサウナ「ゴールデンタイム高松」に宿泊。ここもカプセルと仮眠室の横になれるスペースが全部埋まっていたので仕方なくマッサージチェアで寝ましたが、あそこまで身体が痛くなるとは思いませんでした。貧乏旅行でも宿の確保だけはきちんとしておかなればというのが今回得た教訓です。
令和元年8月24日
新規訪問駅:10
総訪問駅:3197