9/9 初秋の信州・越後遠征 一日目 中央東線・小海線駅めぐり
9日からは北海道東日本パスを使って信州遠征へ
高田馬場を5:13発山手線内回り400G(クハE234-8)で出発し、新宿へ
新宿で5:25発普通高尾行き567T(クハE232-1)に乗り換えて高尾へ
高尾からは6:30発普通大月行き639M(クハE232-11)に乗り、鳥沢で下車
9:17発臨時八ヶ岳高原列車1号野辺山行き8251D(キハ110-115+キハ110-116)に乗車。天気は悪いものの観光シーズンだけあって車内は立客が出るほどの乗車率
2駅目の甲斐大泉で下車
JRの駅の中で3番目に高いところにある駅で、標高は1158m
周辺は別荘地で、立ち並ぶ白樺の木が高原らしい景観を演出しています
駅舎は昭和8年開業時のものですが、リニューアルされているためそれほど古さを感じさせません。駅舎内の窓口は休業日のため開いていませんでした
晴れていれば背後に八ヶ岳が見えるようですが、この日は曇りなので全く見えませんでした
次の列車まで時間があるので8分ほど歩いて三分一湧水へ
湧水の利用を巡る争いをおさめるために作られたもので、水が三方向に平等に分配されるようになっているそうです
標高は1345.67mで、ケーブルカーやロープウェイを除くと日本で最も高いところにある駅です。首都圏からの観光客の利用が多いためSuicaの利用が可能です
バブル期に人気を博した観光地、清里高原の玄関口で、昔に比べると観光客は減ったそうですがそれでもシニアや外国人の団体などでなかなかの賑わいを見せています
県境を越えた長野県側の駅で、昭和3年開業時に建てられた木造駅舎が現役です
平成9年のTBSドラマ「青い鳥」に清澄駅として登場したことで一躍有名となり、作品のファンが多く訪れたそうです
橋上の自由通路からは晴れていれば甲府平野を囲む山々の姿を見ることができます
特急が停まる主要駅にしては駅舎もホームも手狭な印象ですが、駅前にはショッピングセンターなどがあり大いに賑わっています
韮崎14:32発普通高尾行き550M(クハ211-2019)で塩崎へ
JRの幹線の駅には珍しくホームごとに駅舎が分かれている駅で、上下ホームの移動には一般道で線路の下をくぐらなければなりません
写真は上りホーム側2番線の北口で、駅前ではトイレ建設工事が行われていました
南口側には一応駅員がいるものの出札や切符の販売業務は行っていないようです
塩崎14:52発普通松本行き439M(クハ210-3043)で新府へ
昭和47年に信号場から昇格した築堤上のホームだけの駅で、駅名は武田勝頼が拠点とした神父上に由来します
ホームからは遠く富士山と八ヶ岳を拝むことができます
切り通しに設けられた駅で、駅舎はホームより一段高いところにあって跨線橋で結ばれています
明治37年開業時に建てられた古い木造駅舎が現役で使用されています
駅舎の外観は原型を留めているものの内部はリニューアルされて小ぎれいになっています
駅構内の端には開業時に建てられた給水塔が残っています
昭和39年の電化まで使用されたもので、忘れ去られたように草に埋もれて佇んでいますが、駅舎と共に中央本線の歴史を伝える貴重な生き証人です
ホームは崖下にあり、駅舎とは跨線橋で結ばれています
諏訪都市圏を形成する都市の一つ、茅野市の代表駅で、昭和61年に改築された半橋上駅舎は利用者で大いに賑わっています
この日からは14日まで茅野市に住む友人のアパートに泊まる予定なので、駅舎内で友人が乗った列車が到着するのを2時間ほど待ちました。後から思えばこの時間でみどり湖駅くらいは訪問できたように思いますが動き回って疲れたのでとてもそうする余裕がなかったのでしょう
この日の訪問駅数は14、総訪問駅数は1846に達しました