まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

【北海道ドライブ旅】9/13 札沼線廃止予定区間全駅めぐり 前編

8:16 新千歳空港近くのレンタカー営業所を出発。まずは、道道258号線、国道36号線道道337号線、道道226号線、道道45号線、再び道道337号線、道道45号線、道道1009号線、道道337号線、道道887号線、道道275号線を通り、札沼線石狩金沢駅を目指します。

走り始めて15分ほど、千歳市内の田舎道で事故現場に遭遇、自動車が大破しているのを見てしまい、早速嫌なものを見てしまったなという気分に。同じような事故を起こさないように気を引き締めなければいけません。

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貨車駅舎の石狩金沢駅

9:28 石狩金沢駅に到着。札沼線廃止区間北海道医療大学新十津川)の最初の駅で、駅舎は昭和29年日本車輛製のヨ4436車掌車を転用したものです。内部はボロボロでした。

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石狩金沢駅 ホーム

ホームは片面ですが、島式の交換可能駅だった痕跡がはっきりと見て取れます。地名の由来については諸説あるものの、いずれの説にも金沢市出身の人物が関係してくるようです。

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貨車駅舎の本中小屋駅

9:48 続いて本中小屋駅へ。こちらの駅舎は昭和29年新潟鐵工所製のヨ4473車掌車を転用したものだそうで、石狩当別寄りに物置が増築されています。雪の重みのせいかひしゃげた駅名標が哀れです。

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本中小屋駅 ホーム

ホームは片面、当初から棒線駅だったのかもしれません。駅裏には背の高い草が繁っています。

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貨車駅舎の中小屋駅

10:02 中小屋駅へ。こちらの駅舎は昭和29年富士車輌製のヨ4659を転用したものです。札沼線のダルマ駅3つはいずれもヨ3500形車掌車を転用したものですが、それぞれ製造メーカーが違うのは面白いですね。こちらも石狩当別寄りに物置が増築されています。

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今も残る旧1番線のレール

ホームは片面ですが、島式ホームだった頃の旧1番線のレールが一部のみ残っています。雪解け直後なら草が少なくもっとはっきりと拝めたのかもしれません。駅舎のホーム側の壁は錆び具合に安牛駅を思い出しました。

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駅前に待合室のある月ヶ岡駅

10:16 月ヶ岡駅へ。駅前に駐車場とログハウス風の待合室があります。待合室内では自転車旅の方がご飯を食べていたので、遠慮して室内の写真は撮りませんでした。この待合室、平成5年に焼失した駅舎の代わりに建てられたものだそうで、綺麗な水洗トイレも併設されており、この手の無人駅としてはかなり立派です。

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月ヶ岡駅ホーム(踏切から)

ホームは仮乗降場にでもありそうなコンクリートの板張りで、造りは簡素ですがよく手入れされているようで舗装に痛みは見られません。駅近くにはゴルフ場の送迎用に使われていたと思われるバスの廃車体が置いてありました。

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知来乙駅

10:34 知来乙駅へ。改めて見返してみると、我々の乗ってきた車が邪魔ですが、他に停めれそうな所もなかったので仕方がありません。ホームはコンクリートの板張りで、少し離れたところに木造の古い待合室があります。

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知来乙駅 待合室

待合室は見た目の割に内部が広く、トイレまで併設されています(ただしボットン)地元の人が置いたのであろうプランターの花が目に優しいです。

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石狩月形駅 駅舎

10:47 石狩月形駅へ。廃止予定区間では唯一の交換可能駅かつ有人駅です。駅舎は造りから見ておそらく昭和30年前後の建築でしょう。糸井駅や萩野駅と似たデザインです。

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新十津川から列車が到着

駅舎内を撮影していると、ちょうどいいタイミングで新十津川石狩当別行き5426D(キハ40-820)が到着。

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ホームは島式1面2線

乗客の乗り降りはわずかで、すぐに発車していきました。島式ホームは上屋も無く、至ってシンプルです。この後、窓口でご当地入場券と硬券入場券、常備乗車券を購入。

この後、豊ヶ岡駅へ向かいましたが、キリが良いのでここで一旦切ります。