6日間に渡る北海道ドライブ旅もこの日がついに最終日。夕張鉄道の駅跡を見つつ石狩平野に入り、その後は時間の許す限りご当地入場券を求めて平野内を走り回ります。
6:58にホテルを出発、意外と交通量の多い道道3号線で峠を越えて夕張郡栗山町へと向かっていきます。
7:21 新二岐駅跡に到着。道道沿いに個性的なデザインの駅舎が残っています。結構古そうなものに思えますが、戦後の建物で、改築は昭和29年とのこと。
それでも築65年ですから十分古い建物なんですけどね。
交通量の多い道道を渡って、反対側からも撮影。駅舎の特徴は何と言ってもこの左右対称な美しいデザイン。マンサード屋根に縦長の窓とその左右に配された丸窓は顔のようにも見えます。近くで見ると所々窓が割れるなど痛みが目立ちますが、何とか後世に受け継いでほしいものです。
7:35 引き続き道道3号線を進み、継立駅跡へ。駅舎は民間企業の工場事務所として今も現役です。外壁の感じを見る限り、相当手が加えられているのでしょうが、おおよそ駅らしい形は保っています。
8:23 道道3号線から国道234号線に入って室蘭本線沿いに南下し、道道10号千歳鵡川線に入って勇払郡厚真町のセイコーマート厚真店へ。浜厚真駅のご当地入場券を購入。
なおこのセコマは浜厚真駅から17㎞も離れているので、鉄道利用なら相当購入難易度が高かったようです。
ちなみに厚真町は昨年の地震で大きな被害を受けており、道道10号線もところどころで修繕工事中でした。
8:50 室蘭本線沿いに戻り、勇払郡安平町の早来駅へ。駅舎内の物産館に設けられたきっぷうりばでご当地入場券を購入。
9:13 道の駅あびら D51ステーションへ。今年4月にオープンした鉄道資料館併設の道の駅で、D51 320とキハ183-214が保存されています。
キハ183の方はクラウドファンディングによって保存されたものだそうで、デビュー当時の美しい姿を取り戻しています。
D51の方は、追分駅裏手の鉄道資料館から展示品と共に移設されてきたもの。鉄道資料館は、昭和50年に定期運行のSLが終焉を迎えた追分機関区があったことにちなむ施設で、道の駅のオープンに伴い閉館となりました。SLや貨車、展示品の数々は道の駅に移されていますが、スハ45-25だけは取り残されている模様。解体されずに移設されることを願わずにはいられません。
10:06 夕張郡栗山町の栗山駅へ。かつては室蘭本線と夕張鉄道が接続していた駅で、今も立派な駅舎やロータリーがそれなりに主要駅らしさを感じさせます。
窓口でご当地入場券を購入。
10:26 夕張郡由仁町の由仁駅へ。駅舎内の「ぽっぽ館 ゆに」でご当地入場券を購入。
10:55 長沼町を経由して北広島市の北広島駅へ。これまでに見てきた駅と比べると随分都会的で、やはり室蘭本線と千歳線の差を感じさせられます。
みどりの窓口でご当地入場券を購入。
11:20 千歳線沿いに南下して恵庭駅へ。みどりの窓口でご当地入場券を購入。
11:48 千歳駅へ。ここまで立派だともはや東京の駅と大差ありません。
1階と2階にそれぞれ改札口とみどりの窓口があり、ご当地入場券を売っていた2階の方はちょっと場所が分かりにくかったです。
レンタカーの返却時間が迫っていたので、ご当地入場券を求めての旅はこれで終了。セイコーマート千歳高台店でホットシェフの豚丼を買って昼食としました。
身近にセイコーマートのない東京に住んでいるので、ホットシェフのお弁当もしばらく食べることができません。(調べたら埼玉にはホットシェフのある店もあるらしいですね。羨ましい!)いずれ近畿に帰る人間としては、是非とも近畿地方にも進出してほしいところですが、どこでも食べれるとなればありがたみが薄れるでしょうしそれはそれでどうなのかなと思ったりもします。
12:55 千歳空港近くの営業所で車を返却。6日間での走行距離は1595㎞でした。