まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/3 室蘭本線・千歳線・日高本線落ち穂拾い駅めぐり

4日目は苫小牧周辺を中心に、室蘭本線千歳線日高本線の駅をめぐりました。

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岩見沢行き1463D

苫小牧を6:09発普通岩見沢行き1463D(キハ150-104+キハ150-106)で出発。室蘭本線のうち岩見沢~沼ノ端は本数の少ない(とはいえ北海道のローカル線にしては多い方)非電化ローカル線で、乗るのも今回が初めて。廃止になりそうな駅もなく、新千歳空港から近くて行きやすいのでついつい後回しになっていました。

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遠浅駅

遠浅で下車。勇払郡安平町の駅で、苫小牧のベッドタウンになっているのか建物は多いです。海を連想させる駅名ですが勇払平野の内陸部にあり、駅名はアイヌ語の「ト・アサム(沼の奥)」や「ト・サム(沼の端)」「トワ・サ(羊歯の葉)」に由来すると言われています。昭和56年1月改築の駅舎は植苗や美々と同型の、道央ではよく目にするタイプのものです。

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沼ノ端駅

遠浅7:07発普通糸井行き1462D(キハ150-102+キハ150-107)で沼ノ端へ。室蘭本線千歳線の分岐駅で、歴史は室蘭本線の方が古いですが、今では特急も通り電化されている千歳線の方が本線のようになっています。駅舎は平成19年に橋上化されましたが、その隣には昭和44年改築の旧駅舎が閉鎖されて残っています。都市郊外の近代的な駅と言った装いですが平成12年に無人化されており、自由通路からホームへ降りる階段の入口に簡易改札機と券売機が設置されています。

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上野幌駅

沼ノ端7:34発普通小樽行き2739M(クハ731-209)で上野幌へ。札幌市厚別区北広島市の境界近くにある駅で、駅前は建物も少なく札幌市街の外れと言った雰囲気です。大正15年8月、北海道鉄道札幌線の駅として開業したという古い歴史を持つ駅ですが、昭和48年9月に千歳線が新線に切り替えられた際に現在地に移転しました。築堤上の高架駅で、移転当初は駅舎のない無人駅でしたが、平成10年4月の再有人化に際して簡素な駅舎が建てられました。まるで橋上化工事中の仮駅舎のような趣ですが、もう20年以上使われており、内部にはみどりの窓口もあります。

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新札幌駅

上野幌8:34発普通札幌行き741M(クハ721-4104)で新札幌へ。昭和48年9月、千歳線北広島~苗穂間が新線に切り替えられた際に開業した駅で、高架のホームを挟んで南北に駅ビルが建てられています。札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅が地下にあるなど、札幌市東部の拠点駅といった感じです。

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恵み野駅

新札幌8:53発普通千歳行き1738M(クハ733-3101)で恵み野へ。昭和57年3月に開業した駅で、恵庭市恵み野ニュータウンに設置されています。快速は停車しません。相対式ホームの橋上駅で、平成18年にバリアフリー化が行われています。

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千歳駅

恵み野9:40発普通千歳行き1740M(クハ733-215)で千歳へ。空港のある千歳市の代表駅で、昭和55年10月に高架化されています。改札口は南北2か所。雨が激しくなってきたので外観をじっくりと撮影するのは諦めました。千歳線はこれにて全駅制覇。

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レストラン玄 タルタルザンギ&ステーキ

千歳10:35発普通苫小牧行き2742M(クモハ721-3017)で苫小牧へ。雨はさらに激しくなっていたので、駅前にいたバスだけ撮ってから早々と昼食。駅前のレストラン玄のボリュームたっぷりのランチは1100円。普段の駅めぐりだと昼食抜きということも多いのですが、今日は大雨のせいでイマイチやる気が出ないので食事で元気をつけることにします。

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浜田浦駅

昼食の後は日高本線へ。苫小牧12:25発普通鵡川行き4229D(キハ40-1783)で浜田浦へ。幸いにも雨は止んでくれましたがここでトラブル発生。先程までの大雨で濡れてしまったカメラに結露が発生してしまいました。そう簡単に消えるものではないので困りましたが、昨年日高本線の廃止区間を車で廻った際にこの駅にも立ち寄っていたのが不幸中の幸いと言うべきか。

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勇払駅

浜田浦13:08発普通苫小牧行き4230D(キハ40-1738)で勇払へ。やはり少し結露が出ています。駅舎は相変わらずボロボロ。夏に来ても荒涼とした景色でしたが、草が枯れて色彩の無くなった冬はさらに荒涼として感じられます。

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浜厚真駅

勇払14:44発普通鵡川行き2233D(キハ40-1783)で浜厚真へ。勇払を発車して5分ほど走ったところでエゾシカ接触して緊急停車。車両点検を行ったため、14分遅れで到着しました。乗り合わせた地元のおじいさんおばあさんは鵡川からのバスが待ってくれるか心配していましたが、果たして間に合ったのでしょうか。浜厚真の駅舎は部分廃止以降、日高本線で唯一残った貨車駅舎です。待合室内にはなぜかエロ本が置かれていました。前回は短い滞在時間だったのでノートを読む余裕もありませんでしたが、書き込みを見るに苫小牧東港フェリーターミナルから歩いてくる人が案外いるようです。

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苫小牧行き2232D

浜厚真15:21発普通苫小牧行き2232D(キハ40-1783)は12分遅れでやってきました。苫小牧には15分遅れで到着し、接続待ちをしていた15:57発普通追分行き1471D(キハ150-102)に乗り換えました。

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追分駅

追分は平成18年に早来町と合併して安平町となった旧・勇払郡追分町の玄関口で、室蘭本線と石勝線が交わるターミナルです。この日は駅前の追分ホテルわたなべに宿泊。ホテル内のレストランが営業していなかったので、セイコーマートで夕食を調達しました。