まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

11/30 室蘭本線・函館本線落ち穂拾い駅めぐり(輪西・本石倉・鹿部・渡島沼尻・七飯)

11月末から12月初頭にかけ、JR北海道の未訪問駅をめぐってきました。次回ダイヤ改正での廃止が予定されている道南の駅についてはそのほとんどが未訪問ということもあり、いつかは行かねばと思っていたのですが、その近くにある渡島沼尻駅の駅舎が11月30日限りで役目を終えると聞いたのでこの機会に渡道することに決めました。

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スカイマークBC703便

高田馬場を5:14発山手線内回り0400G(サハE234-22)で出発し、品川5:51発快特羽田空港行き514T(5507-8)で羽田へ。羽田6:45発新千歳行きBC703便に搭乗し、新千歳には8:20着。

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快速エアポート87号

新千歳空港8:40発快速エアポート87号札幌行き3829M(クハ721-4104)に乗車し、南千歳へ。

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特急北斗6号

南千歳からは9:07発特急北斗6号函館行き6D(キハ261-1212)で東室蘭へ。明日から12月というのに車窓には雪がほとんど見えず、まだ冬というより晩秋といった感じです。

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輪西

東室蘭10:15発普通室蘭行き430D(H100-37)で輪西へ。これにて室蘭本線の未訪問駅は沼ノ端以東のみとなりました。輪西昭和3年9月に開業した、室蘭市街の駅で、この駅の開業までは現在の東室蘭駅輪西を名乗っていました。駅舎は開業時に建てられたもので、旧事務室部分が減築されています。駅前は交通量の多い国道36号で、列車よりもバスの方が本数が多く、利用者も多そうです。駅周辺は建物も多いですが、駅自体は忘れ去られたような寂れ方です。

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特急北斗8号

輪西10:48発普通東室蘭行き4457D(H100-37)で東室蘭に戻り、10:55発特急北斗8号函館行き8D(キハ261-1211)に乗り換えて森へ。

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森駅

一時間待って森13:44発普通長万部行き893D(キハ40-1792)に乗車。この日は駒ケ岳がうっすらと見えました。H100形の増備ですっかり数を減らしたキハ40も道南ではまだまだ主力として活躍しています。

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本石倉駅

本石倉で下車。他に同業者が一名下車したほか、既にホームに人がいました。普段ならだれも降りない駅のはずですが、やはり廃止が発表されると注目されるようです。これくらいの人数ならまあ撮影に支障は出ないだろうと思いましたが、居合わせたうちの一人がホーム上に座り込んで湯を沸かし始めたり、相手の写真に写りこまないようにと気を遣っているとやはり撮影は楽ではありませんでした。やはりこの手の駅は廃止が決まる前に行くに限るなと改めて実感させられる経験でした。

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本石倉駅

本石倉昭和19年9月に信号場として開業し、23年7月に仮乗降場として旅客扱いを開始しました。その後、昭和39年9月に一旦旅客扱いを廃止しましたが48年12月の複線化時に復活。分割民営化時に駅に昇格して今に至ります。駅前を交通量の多い国道5号が通り、石倉郵便局があるなど決して「秘境」ではありませんが、いくら人がいても利用に結びつかなければ駅は存続できません。来年3月ダイヤ改正で廃止となる予定です。

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鹿部駅

本石倉14:24発普通函館行き2842D(キハ40-1809)で鹿部へ。茅部郡鹿部町の玄関口ですが、町の中心部から離れた森の中にあります。駅周辺に人家はほとんどありませんが、バスで町の中心まで連絡しているためか、一日に一人も降りないような周辺駅と比べると利用者は多いです。昭和20年6月開業時に建てられた駅舎は、広い待合室を持つ立派なものですが、平成17年に無人化されました。昭和27年までは鹿部町の中心まで大沼電鉄が走っていたため、そちらに「鹿部」の駅名を返して、24年から31年までは「鷹待」を名乗っていました。

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渡島沼尻駅

4分遅れの鹿部15:42発普通長万部行き2841D(キハ40-1762)で渡島沼尻へ。この駅は以前に訪問済みですが、ロクな写真が無いので解体と聞いて再訪しました。砂原支線の開業時に信号場として開業した駅で、分割民営化時に昇格しています。

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渡島沼尻駅

駅舎は信号場としての開業時に建てられたもので、老朽化が著しいことからこの日11月30日限りで使用を終了して閉鎖されました。横から見ると傾いているのがはっきりと分かり、よく今まで持ちこたえたものだと思わされます。

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渡島沼尻駅と駒ケ岳

翌日からの閉鎖に備え、駅舎内に掲示されていた時刻表や運賃表は既に室外に新設された掲示板の方に移されていました。駅の背後には駒ケ岳が聳えていますが、雲を被って一部しか見えませんでした。

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渡島沼尻駅

この日は駅舎使用最終日ということもあって、日没間際の時間にも関わらず他に4~5人の同業者がいました。駅や路線自体が廃止になるわけではない、駅舎の建て替えや解体の場合、同業者に遭遇すること自体が少ないですし、遭遇したとしても一人や二人なので、この駅の秘境駅としての知名度の高さが窺えます。今回の場合、近くに廃止駅が固まっていたのも葬式鉄が多かった原因でしょうか。人が多いと写りこまないよう立ち位置に気を配らないといけない場面も多くなるので正直疲れます。

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七飯駅

渡島沼尻16:33発普通函館行き5884D(キハ40-1705)で七飯へ。函館のベッドタウンとしての面も持つ亀田郡七飯町の玄関口でみどりの窓口も設置されています。駅舎は昭和52年12月改築。函館本線は函館から当駅までは複線で、当駅で新函館北斗仁山経由の本線とそれを経由しない藤城線に分かれ、大沼でまた合流します。昭和41年10月に開業した藤城線は客車列車にとってネックとなる上り勾配を緩和するために建設された路線で、かつては下り特急が経由していましたが、新函館北斗駅の開業以降は全ての特急列車が本線経由に変更されました。現在、藤城線を経由する営業列車は下り3本のみで、乗車難易度は高いです。

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普通長万部行き823D

七飯17:55発普通長万部行き823D(キハ40-1813)は藤城線を経由する3本目の列車。藤城線自体は何回も通っているものの、せっかくならと藤城線経由を選んで乗車。ただし日没後なので何も見えません。

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夜の本石倉駅

予定では森で降りてホテルに直行する予定でしたが、昼の本石倉訪問の際に思うように撮れなかった部分があったので再訪。ちょうどいい具合に組み合わさる列車がありました。小さな駅だと夜は明かりが少なくてよく写らない場合もあるのですが、幸いにも本石倉は夜でも明るく、映えるタイプの駅でした。

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夜の本石倉駅を貨物列車が通過

夜の本石倉駅を心おきなく満喫し、3分遅れの19:28発普通函館行き822D(キハ40-1762)で森へ。この日は森駅前のルーストンホテルに宿泊しました。