まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/1 晩秋の山口線・宇部線駅めぐり

自由周遊きっぷ駅めぐり二日目(最終日)は引き続き山口線の駅を中心に巡りました。

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まだ薄暗い本俣賀駅

益田を6:28発普通山口行き2534D(キハ40-2072)で出発し、早速一駅目の本俣賀で下車。6時半でこの暗さ、なんて日の短い季節なんだと思います。一通り撮影を済ませましたが、暗すぎてうまく行きません。

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本俣賀駅

しかし、本を読みながら20分も待っているとようやく明るくなってきました。改めて各所を撮影します。昭和45年1月、仮乗降場として開業し、分割民営化時に昇格した駅で、駅設備は至って簡素です。仮乗降場の設置については、地元の梅月小学校が西益田小学校に統合され、小学生が遠距離通学を強いられるようになったことに対する配慮だそうで、登下校の時間帯だけ列車が停車していました。小学生の通学のための仮乗降場というと三江線長谷駅を思い出しますが、長谷駅が昇格後も一部列車しか停まらなかったのに対し、本俣賀駅は全ての普通列車が停車します。

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石見横田で交換するキハ40

本俣賀7:08発普通津和野行き2536D(キハ40-2119)で石見横田へ。乗ってきた2536Dはちょうど益田行き2531Dと離合、木造駅舎の残る昔ながらの交換駅で朱色のキハ40同士が交換する、なんとも絵になる光景です。全国的に数を減らしつつあるキハ40も西日本では未だに消える気配がありませんが、いつでも撮れるくらいの数が揃っているうちに色々撮っておかないといけませんね。

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石見横田駅

石見横田は昭和27年の合併で益田市となった旧美濃郡高城村の駅で、駅周辺には商店や工場が集まるなど「村の玄関口」とでも言った趣です。駅舎は大正12年4月開業時のもので、屋根がスレート葺きになっている以外は概ね昔の姿を留めています。いつまでも残ってほしいものですが、最近の改築ラッシュを考えるとここも危ないかもしれません。

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石見横田駅前のタクシー営業所

駅も良いですが、駅前のタクシー営業所もこれまた雰囲気抜群。まるで古写真から飛び出してきたような佇まいですが、停まっている車種は現代のものなので不思議な感じがします。まあクラウンだって10年もすればレトロ扱いされそうですが。

駅前にはこの他にも古い建物が何軒か残っていました。

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船平山駅

石見横田7:50発普通新山口行き2538D(キハ47-2503+キハ47-101)で船平山へ。山口・島根県境の山口側の山の麓にある、カーブしたホームだけの小さな駅です。昭和22年ごろに仮乗降場として開業し、昭和29年2月に仮停車場、昭和36年4月に駅に昇格しました。民家の裏手のようなところにあり、どこまでが駅の敷地でどこからが私有地なのかがよく分かりません。

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片山第2踏切

次の列車までかなり時間があるので徳佐まで歩いていきます。晩秋の朝、徳佐盆地の山裾にはうっすらと霧がかかり、路傍の草の朝露は陽の光を受けてきらきらと輝いています。ザ・日本の原風景といった景色の中を歩いていくのは気持ちの良いものです。もう少ししてこの風景に雪が降ればさだまさしの「案山子」の歌詞のような世界になるのでしょう。

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徳佐駅

40分ほどかけて徳佐駅に到着。平成22年1月に山口市と合併した旧阿武郡阿東町の玄関口で、特急スーパーおきSLやまぐち号も停車します。昭和30年の阿東町成立までは阿武郡徳佐村でした。沿線に町らしい町の乏しい山口線仁保以北にあって、駅前は商店や住宅なども多く、町の玄関口らしい姿を見せています。

駅舎は大正7年11月開業時のもので、津和野延伸までの5年間は終着駅でした。駅舎内にはタクシー会社に委託された窓口があります。

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徳佐で交換するスーパーおき

ホームは駅舎より一段低いところにあり、木造跨線橋で結ばれています。簡易委託なので出札はありませんが、窓口のおじさんは列車が来るたびに跨線橋たもとのホームが見える位置から到着と発車を見送っていました。特急スーパーおきのうち、午前中と昼の2往復は当駅で交換します。

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大草医院

徳佐の街を散策。阿東総合支所の近くに昭和4年築の大草医院があります。現在は別の建物を使っているようですが、住居として現役なのか、90年ものの建物とは思えないほど美しい状態を保っています。

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地福駅

徳佐10:21発普通新山口行き2542D(キハ40-2045)で地福へ。昭和30年の阿東町成立まで存在した旧阿武郡地福村の駅で、大正7年11月開業時の駅舎がリニューアルされながらも残っています。SLやまぐち号は下りのみ当駅に停車します。かつて貨物営業が盛んだったことを示すように駅のそばには農業用倉庫が2棟残っています。

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日原駅

地福10:46発普通益田行き2539D(キハ40-2072)で日原へ。鹿足郡津和野町役場の最寄り駅で、特急スーパーおきも停車します。平成17年の合併までは日原町で、町名は「津和野」になったものの役場本庁舎は日原の方に置かれています。ただし、駅があるのは日原の中心市街地から少し離れた枕瀬集落なので、町の玄関口とは言っても駅周辺の建物はそれほど多くありません。平成8年10月改築の駅舎は簡易郵便局との合築で、同じデザインの公民館とは渡り廊下で繋がっています。

国鉄時代には岩国とを結ぶ岩日線の計画があり、昭和38年に途中の錦町までが開業、その先の六日市まで工事は進められていましたが、国鉄再建法によって工事が凍結されたため、未成線となっています。もし岩日線が開業していれば岩国から益田までの短絡が可能だったわけですが、その場合、この駅は分岐駅としてどのような賑わいを見せていたのでしょうか。

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矢原駅

日原11:53発普通山口行き2546D(キハ40-2005)で一気に南下し、山口で13:40発普通新山口行き666D(キハ40-2045)に乗り換えて矢原へ。

山口市の住宅街の中にある駅で、競技場や野外音楽堂のある維新百年記念公園の最寄り駅です。ホーム上にトイレと一体化した待合室があります。

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湯田温泉駅

矢原13:53発普通益田行き665D(キハ47-11+キハ47-1507)で湯田温泉へ。白狐伝説のある湯田温泉の最寄り駅で、特急スーパーおきも停車します。駅舎は昭和末期に改築されたもので、観光地の玄関口としては小規模ですが、内部にはセブンイレブンが入居しています。駅舎内の待合室は狭いですが、その代わりホーム上に大きな待合室があります。ホームは片面で、対向ホームは廃止されています。

列車待ちのわずかな時間を利用し、みどりの窓口青春18きっぷを購入しました。

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大歳駅

湯田温泉14:11発普通新山口行き668D(キハ47-1060+キハ47-38)で大歳へ。昭和19年まで存在した旧吉敷郡大歳村の駅で、周囲は住宅街です。Jリーグレノファ山口FCの本拠地である維新百年記念公園陸上競技場の最寄り駅であることから、それにちなんだ装飾があちこちになされています。

駅舎は昭和29年1月に改築されたブロック造りのもので、平成23年4月の国体に合わせて改装され、事務室には地域交流ステーション「交流列車おおとし」が入居しています。

新山口~山口間では唯一の交換可能駅であることから、日中は普通列車が毎時2本交換を行います。列車の本数を考えると湯田温泉の交換設備を残しておいても良かったと思うのですが。

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上郷駅

大歳15:09発普通新山口行き670D(キハ47-2023+キハ47-150?)で上郷へ。

国道9号と椹野川に挟まれた立地の駅で、大正3年11月開業時の駅舎が残っています。ホームはカーブした片面のもので、駅舎部分のみ嵩上げされていません。山口学芸大学などの最寄り駅であることから、駅の規模の割に利用者は多いです。

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仁保津駅

上郷15:28発普通山口行き671D(キハ47-95+キハ47-3502)で仁保津へ。旧吉敷郡小郡町の北端部にある駅で、昭和47年4月に仮乗降場として開業し、分割民営化時に駅に昇格しました。簡素な待合所とホームだけの至ってシンプルな駅です。

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宇部駅

仁保津15:39発普通新山口行き672D(キハ47-1060+キハ47-38)と新山口16:13発普通下関行き3335M(クハ115-3021)を乗り継いで宇部へ。山陽本線宇部線の分岐駅で、宇部市の中心部からはかなり離れたところにあります。昭和18年から39年の間は「西宇部」を名乗っていました。分岐駅であるため構内は広いですが、昭和61年4月改築の駅舎はこじんまりとしていて、駅前も閑散としています。

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岩鼻駅

宇部16:47発普通宇部新川行き2454M(クモハ105-23+クモハ105-11+クハ104-11)で岩鼻へ。住宅街の中の細い道の奥にある駅で、昭和13年9月改築の木造駅舎が残っています。10月に来た時はあまりの道の狭さに車での到達を諦めて今回リベンジすることとしました。無人化から30年、だいぶくたびれた様子なのでこの駅舎もそう長くはないのかもしれません。立地と言い駅舎のデザインと言い国鉄離れしていてさすがは私鉄買収路線の駅と言った趣です。

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東新川駅

岩鼻17:19発普通新山口行き1852M(クモハ105-16+クハ104-16)で東新川へ。宇部市中心市街地にある駅で、中央公園の最寄り駅です。駅舎は昭和54年3月改築の立派なものですが、無人化されて寂しげです。

駅前にラーメン屋があると聞いていたので、宇部空港へ向かう前にここで夕食を食べて行こうと思ったのですが、定休日でもないのに閉まっていました。

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宇部新川駅

東新川17:58発普通宇部行き1853M(クハ104-12+クモハ105-12)で折り返して宇部新川へ。宇部市の中心部にある駅で、一時は「宇部」を名乗っていました。天井の高い重厚な駅舎も闇に沈んで全体像はよく分かりませんが、明かりに照らし出された内部は恐いくらいの迫力があります。

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一久の中華そば定食

駅前の一久の中華そばで夕食。宇部市を中心にチェーン展開をしているご当地のラーメン店で、豚骨醤油に細麺というスタイルは九州に近い土地柄を感じさせます。

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草江駅

宇部新川18:36発普通新山口行き1856M(クモハ105-26+クモハ105-20+クハ104-20)で草江へ。山口宇部空港の最寄り駅ですが、簡素な駅舎があるだけの小さな駅で、いまいち空港アクセス駅としての存在感がありません。どうせなら「草江・宇部空港」にでも改称して空港への歩道橋でも整備すればいいと思うのですが、宇部線自体の存続が危うい現状では仕方のないことかもしれません。

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山口宇部空港

暗い道を歩いて山口宇部空港へ。つい一か月前にも利用したばかりです。

20:10発羽田行きスターフライヤー7G便に搭乗し、羽田には21:22着陸。羽田空港21:48発エアポート急行成田行き2167K(3811)と品川22:14発山手線外回り2111G(サハ235-35)を乗り継いで帰宅しました。