まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

1/8 寒波の中央西線駅めぐり

冬の青春18きっぷ、最後の一日分は中央西線駅めぐりに使用しました。中央西線の中でも中津川~塩尻は本数が少なく厄介な区間です。

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雪の積もった恵那駅ホーム

塩尻方面への始発に乗るべく6時に起きてホテルを出発。寒波の影響で恵那駅ホームにもうっすら雪が積もっていました。写っている列車は恵那から分岐する明智鉄道。明智光秀生誕の地とされる明智までを結んでいます。

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田立駅

恵那6:26発普通松本行き1825M(クモハ313-1317)で県境を越えて田立へ。中津川を過ぎると一気に雪が多くなりました。切通にホームのある田立は長野県最西端の駅で、県境を越えて中津川方面へ通勤・通学する利用者も多いようです。ホームでは地元のおじさんが雪かきをしていました。

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坂下駅

田立7:17発普通中津川行き1820M(クハ312-1326)で坂下へ。平成17年に中津川市と合併した旧恵那郡坂下町の駅で、折り返し列車が一日3.5往復設定されています。駅舎は明治41年8月開業時のもので、宿場町をイメージしてか和風にリニューアルされています。「県境の駅」と聞くと寂しいイメージを受けるかもしれませんが、ここは高校や病院もある町の中心だけあって朝の時間帯はそれなりに賑わっていました。

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落合川駅

坂下7:41発普通中津川行き850M(クハ312-1308)で落合川へ。落合ダムで堰き止められた木曽川を眼前に望む駅で、駅前は窮屈な立地です。狭い場所に頑張って建てたような跨線橋の上り口に昭和51年2月築の小さな待合室があります。集落があるのは対岸で、周囲に人家は少なくのどかな雰囲気です。

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南木曽駅

合川8:17発普通南木曽行き853M(クモハ313-1308)で南木曽へ。妻籠宿や三留野宿を擁する南木曽南木曽町の玄関口で、特急も一部が停車し折り返し列車も多数設定されています。木曽路観光の拠点駅の一つなのでさぞかし大きな駅なのだろうと思っていましたが、駅舎内には観光案内所と広い待合室があるのみで、オフシーズンということもあるのでしょうが閑散としていました。

昭和55年6月改築の駅舎は和風デザインで、木曽福島を一回り小さくしたような見た目です。改築はこちらの方が一年早く、その年の鉄道建築協会賞を受賞しています。

予定ではここに10:19まで滞在する予定でしたが、あまりの寒さと雪の多さに街歩きする気も失い、予定を変更して折り返し列車に乗車しました。

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美乃坂本駅

南木曽8:51発普通中津川行き852M(クハ312-1308)と中津川9:15発快速名古屋行き5718M(クハ210-5303)を乗り継いで美乃坂本へ。昭和29年に中津川市編入された旧恵那郡坂本村の駅で、地元では「美濃」ではなく「美乃」という簡略化した表記が定着していたことからこの駅名となりました。駅舎は大正6年11月開業時のものですが、将来的にリニア中央新幹線の駅が当駅付近に出来る計画があるので数年以内にその姿を大きく変えることになりそうです。

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倉本駅

美乃坂本9:39発快速中津川行き2705M(クモハ313-8501)と中津川10:00発普通松本行き829M(クハ210-3044)を乗り継いで倉本へ。国道19号や木曽川を見下ろす高台にある駅で、大正3年5月に立町信号所(→信号場)として開業、昭和23年9月に旅客駅に昇格しました。昇格時に建てられた木造駅舎が残っていますが、駅前が狭いので全体像を写真に収めるのは困難です。

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倉本駅 2番ホームへの通路

ホームは相対式ですが、ホーム同士を直接行き来することはできず、1番ホーム側にある駅舎から2番ホームへ向かおうとすると、一旦坂を下りて駅前に出、公道で線路を潜って階段を上り、通路をしばらく歩くことになります。

開業年の割にホームの造りが新しいのが気になりますが、ホームを後から造り直したのでしょうか。

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野尻駅

倉本12:03発普通中津川行き1826M(クハ312-1317)で野尻へ。中山道40番目の宿場町・野尻宿の駅で、明治42年9月開業時の駅舎が現役で使用されています。駅舎内には簡易委託の窓口があり、待合室にもちゃんと暖房が入っていますが、降車客は駅舎内を通らずに駅舎外の改札ラッチを抜けて駅前に散っていきます。この区間の駅では珍しくホーム上に待合室が設置されていません。

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須原駅

野尻12:30発普通松本行き1831M(クモハ313-1318)で須原へ。中山道39番目の宿場町・須原宿の駅で、明治42年9月開業時の駅舎が現役で使用されています。同時に開業した野尻とは造りが共通していますが、左右が逆です。ここも簡易委託の窓口がありますが、早くも12時半に閉まってしまうようで、降りたときには既にカーテンが引かれていました。

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中山道須原宿

次の列車まで一時間半以上あるので駅周辺を散策。須原宿は古い建物こそ多く残っているものの意図的に保存された街並みではないので統一感には欠けます。観光案内や説明板も控えめですが、それだけに自然体の街と言った風情が感じられます。

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EF64-1022+EF64-1023の重連

駅に戻って列車を待っているとEF64重連が牽引する貨物列車がやって来ました。私は貨物列車に関してはあまり詳しくないのですが、勾配の急な中央西線では機関車を重連で連結して運用するようです。篠ノ井線の南松本から関西本線の塩浜貨物駅まで石油を輸送する貨物列車で、須原では5分ほど停車して特急しなの12号に道を譲ってから発車していきました。

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大桑駅

3分遅れの須原14:22発普通中津川行き1828M(クハ312-1326)で大桑へ。木曽郡大桑村役場の最寄り駅で、昭和26年9月に開業しました。駅裏を国道が通り、公共施設が集まっているため決して寂しい所ではないものの、同じ村内にある野尻や須原と比べて特に大きな駅と言うわけではなく、利用者数では野尻に負けています。

ここも簡易委託の窓口があるので、大桑村内にある全ての駅に窓口があることになります。駅が3つしかなく、飛びぬけて大きな駅があるわけでもないからこういう平等な扱いができるのでしょう。

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上松駅

大桑14:56発普通松本行き1833M(クモハ313-1317)で上松へ。木曽郡上松町の玄関口で、特急しなのも一部が停車します。駅舎は昭和26年6月改築の鉄筋コンクリート造平屋建て。大桑駅とはほぼ同時期の建築ですが、大桑駅が木造なのに対しこちらがコンクリなのは駅の規模が大きいことによるものでしょう。なかなか立派なモダニズム駅舎なのですが、真正面に障害物があって撮りにくいのが残念です。

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木曽郡上松町役場

上松町役場は駅前すぐのところにあります。昭和26年に鉄筋コンクリート造で建築され、昭和51年に2階事務所、平成12年に1階事務所が増築されています。今年で築70年を迎え、さすがに老朽化していることから5月6日より新庁舎に移転する予定です。

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かき揚げ卵そば

予定では16:25発普通松本行き1835Mに乗る予定でしたが、駅や役場の撮影をさっと済ませ、乗ってきた1833Mに再び乗車して塩尻へ。中央東線への乗り換え待ちの時間で駅そばを食し、冷えた身体を温めます。

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塩尻駅弁 とりめし

塩尻からは16:59発普通大月行き442M(クハ211-2007)に乗車。昼を食べておらずさすがにそばだけでは足りなかったので塩尻で買ったとりめしを車内が空いてくるのを見計らって食べました。

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中央本線2052M

大月で19:54発中央特快東京行き2052M(クハE232-22)に乗り換え、新宿21:31発山手線外回り2151G(モハE235-83)で帰宅しました。