まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

3/3 弥生の小浜線駅巡り(東美浜・粟野・美浜・気山・上中・三方)

この日は18きっぷを使い、小浜線の駅を巡りました

東美浜駅

宝塚を8:41発快速木津行き5436M(クモハ207-2018)で出発し、尼崎9:09発新快速敦賀行き3430M(クモハ223-3033)、敦賀11:18発普通東舞鶴行き928M(クモハ125-14+クモハ125-15)を乗り継いでまずは東美浜へ。昭和36年8月に開業した駅で、ホーム上に待合室が設置されています。京都アニメーションの『中二病でも恋がしたい!』にヒロイン・小鳥遊六花の実家最寄り駅「東浜見駅」として登場することから、待合室には聖地巡礼ノートが設置されています。私も中学生の時に見ていた作品ですが、もう10年前というのが軽く衝撃です。

駅前のトイレにはこんな貼り紙が。珍しいなと思ってTwitterに上げたら軽くバズって2社から取材依頼が来ました。

j-town.net

maidonanews.jp

貼り紙の背景の事情についてはそれぞれの記者さんが取材してくれているので、気になる方はぜひ記事をどうぞ。

粟野駅

東美浜12:44発普通敦賀行き931M(クモハ125-2+クモハ125-4)で一駅戻って粟野へ。敦賀平野を遠く望む高台にある交換可能駅で、電化直後の平成16年3月に改築された駅舎は交流施設を兼ねています。交流施設といっても内訳は多機能トイレを完備した綺麗な待合室だけで、正直よくある自治体が建てたマトモな駅舎といった感じです。交流施設としたのは予算のための名目上のものでしょう。

粟野駅前から望む敦賀市

駅前は道も広くなく、閑散としていますが、景色はなかなかのものです。粟野は越前・若狭国境の関峠越えを控えた駅で、駅を出た列車は敦賀平野に別れを告げて山間へと分け入っていきます。

美浜駅

粟野13:23発普通東舞鶴行き930M(クモハ125-4+クモハ125-2)で美浜へ。三方郡美浜町の玄関口で、美浜町観光協会に委託されたみどりの窓口が設置されています。大正6年12月開業時の駅名は「河原市(かわらいち)」で所在地は三方郡西郷村。河原市は美浜町中心部の地名で、駅開業時は隣の三方郡耳村に所属していました。南西郷村と耳村は昭和29年2月に北西郷村山東村と合併して美浜町となり、駅名も昭和31年4月に改称されています。駅舎は昭和41年12月改築。訪問時は駅前整備・改装工事中でした。みどりの窓口は廃止が計画されているそうなので、青春18きっぷ2枚目はここで購入。

道の駅はまびより工事現場

駅前では道の駅の建設工事が行われています。今年6月2日開業予定の「道の駅 若狭美浜はまびより」で、建物自体は既に完成していました。駅前整備と駅舎の改装も道の駅オープンに合わせてのものでしょう。

気山駅

40分歩いて気山へ。東美浜と同日、昭和36年8月に開業した駅で、駅の造りも同じです。小さな駅ですが、県立美方高校の最寄り駅であることから、利用者数では有人の美浜駅三方駅を凌いでいます。

上中駅 南口

新快速からの接続待ちで6分遅れてきた気山14:45発普通東舞鶴行き932M(クモハ125-8+クモハ125-13)で上中へ。平成17年3月の合併で三方上中郡若狭町となった旧:遠敷郡上中町の玄関口で、若狭町に委託されたみどりの窓口が設置されています。大正7年11月開業時の所在地は遠敷郡三宅村で、駅名は「三宅(みやけ)」でした。三宅村は昭和29年1月の合併で上中町となり、駅名も昭和31年4月に改称されています。

上中駅 北口

平成17年3月改築の駅舎は観光物産センターとの合築。一見、橋上駅舎のように見えますが、改札口はホームに面していて、反対側のホームへは改札外の自由通路で行き来します。北口側の敦賀方面2番ホームの方には窓口も改札もありません。南口駅前には近江今津行きのJRバスが発着しています。

三方駅

上中15:44発普通敦賀行き935M(クモハ125-7+クモハ125-1)で三方へ。平成17年3月の合併で三方上中郡若狭町となった旧:三方郡三方町の玄関口で、若狭町に委託されたみどりの窓口が設置されています。大正6年12月開業時の所在地は三方郡八村(やむら)で、昭和28年4月に西田村と合併して三方町となりました。昭和63年10月改築の駅舎は観光会館「サンレイク」との合築です。三方五湖への玄関口ですが、一日平均乗車人員は100人を下回っています。

若狭和田駅

三方16:21発普通東舞鶴行き934M(クモハ125-14+クモハ125-15)で若狭和田へ。大飯郡高浜町の東部・和田地区にある駅で、簡易委託の窓口が設置されています。大正14年6月に仮停車場として開業、昭和9年6月に駅に昇格しました。開業時の所在地は大飯郡和田村で、昭和30年2月の合併で高浜町となっています。和田は夏には海水浴で賑わうところで、民宿が多い町としても知られています。

若狭和田海水浴場

まだ早い時間ですが、鉄研同期との卒業旅行があるのでこの日はここで終了。友人たちと合流して宿泊先の「海のみえる宿 むらみや」へと向かいました。

海のみえる宿 むらみや 【公式】若狭ふぐの宿・和田浜の夕日と海が見える旅館

季節によってはふぐ、かにを楽しめるおすすめの宿です。

 

翌日は友人たちと共に年縞博物館、美浜原発PRセンターなどを見学してから敦賀駅まで送ってもらい、敦賀14:23発新快速網干行き3185M(クモハ224-102)と尼崎16:43発快速宝塚行き5495M(クハ207-137)を乗り継いで帰りました。