6/28 伊那・安曇建築巡りドライブ
信州建築巡りドライブ二日目は飯田からスタート
まずは飯田の洋館H邸を撮影。3月に駅巡りした際に車内から見かけて気になっていましたが、ようやく見ることができました。
木造校舎や庁舎を見ながら山本、阿智と南下し、根羽村へ。山を越えれば愛知県という県境の村で、中心部には昭和44年から平成30年まで使用されていた旧役場が残っています。
売木峠を越えて阿南町新野を経て、天龍村平岡へ。ガソリンを入れてから北上して飯田市和田へ。平成17年10月1日に飯田市に編入された旧:下伊那郡南信濃村の役場が置かれていたところで、古くは遠山郷と呼ばれていました。
続いて泰阜村(やすおかむら)へ。丸窓が目を惹く泰阜村役場は昭和44年10月竣工で、市街地ではなく山の上にあります。
再び飯田市に入り、近代建築2件を見てから昨晩も来た丼々恋 グルメ館へ。昼食は遠山ジンギス丼。
昼食を済ませると再び北上し松川町生田へ。昭和34年9月1日の松川町編入まで下伊那郡生田村だったところです。農協の支所は閉所済みです。
そこからさらに山間に分け入った路線バスの終点・上峠には信南バスの廃車体が置かれていました。
上峠から戻る道中、行きは気付かなかった古そうなトンネルを発見。柄山隧道と言うそうで、バス停の名前は「ずいどう口」。異世界に通じてそうで雰囲気満点の光景でした。
南向発電所を撮り、天竜川を渡ってさらに北上し、箕輪町へ。上伊那郡西天竜土地改良区の建物は昭和2年築だそうで、昔ながらの村役場らしい雰囲気。
辰野町に入り、林陶社を撮影。農村の中に見事な石造りの洋館が建っています。
辰野の中心で農協建築を撮ってから小野宿へ。伊那街道最初の宿場町で、宿場の建物と近代建築の両方が残っています。バイパスがなく交通量が多いので落ち着いて見物できる雰囲気ではありません。
小野宿の北端、塩尻市との境界近くにはこんな建物もありました。
北上して松本市に入り内田へ。公民館が年季の入った建物でした。
松本市街を掠めて梓川へ。平成17年4月1日の松本市編入まで梓川村だったところです。梓川支所は昭和42年竣工。
倭(やまと)、明盛(めいせい)、堀金三田、西穂高柏原、穂高有明と回って農協建築を撮影。安曇地域はかっこいい農協建築が多く残っています。
穂高市街の旧菓子店を撮影してから豊科へ。あづみ農協会館は一部の建築趣味者の間でひそかに人気を集めている建物ですが、雨が激しくなってきたので細部の撮影は諦めました。暗くなってきたので今回はここまでとして松本駅に戻り、車を返却。松本BT22:30発阪急観光バスに乗って大阪に帰りました。