
温泉地や海水浴場の玄関口として栄えた駅で、かつての栄華を感じさせる立派な木造駅舎が残っています

広い待合室にはキオスクもあり、古き良き観光地への下車駅といった感じです
訪問時、窓口に係員が不在でスタンプを押すことはできませんでした
待合室内の写真もよく撮れなかったので周辺の未訪問駅を訪問する際に再訪しようと思いますが、その時まで今の雰囲気を留めていてほしいものです

快速と名乗っていますが、通過するのは居組だけです
諸寄駅の駅名表は一目でわかるほど傾いていました

昭和13(1938)年6月改築の駅舎を無人化後に事務室部分を解体して半分化したもので、待合室部分とトイレ部分が残されています
左側の吹き抜けの空間が一体何なのかはよくわかりません
駅は漁村を見下ろす高台にあります
周辺を散策してみたかったのですが、時間がなく、できませんでした

やたらと長いホームと鳥取方の踏切が印象に残ります

ホームの向かい側には桜の木が多く植えられています
桜の季節はさぞかし綺麗なことでしょうが、あいにく今は1月
来る季節を間違えてしまったな、と感じましたが、暖冬の1月にしか見られない景色だって当然あるはずで、一番美しい季節じゃないからと言って来た意味がないということはありません

秘境駅として知られている駅ですが、同じ列車から地元のおじいさん一人が一緒に降りました
先程普通で通った時も利用者を見かけたので、地元の足としてそれなりに利用されているようです

左に見える坂道を下っていくと集落に出ますが、駅から見えるところに人家は一軒もありません
只々静かで、鳥のさえずりと風の音しか聞こえません

ホームのコンクリートも苔むしてきていて、遺跡のようになりつつあります

この日はやたらとこの車両に乗っている気がします
私がずっと同じようなところを行き来していて、車両がその区間をずっと折り返し運転しているからですが

たった7分の折り返し時間を利用してこの日の夕食とする駅弁を購入しました
あまりにも時間が無く、鳥取駅の細部まで撮影することはできませんでした

浜坂で接続する16:03発普通豊岡行き180D(キハ47-10+キハ47-2)に乗り換え、豊岡へ
よく見てみれば、この車両も本日2回目の乗車ですね

駅に隣接した車両基地に引退した381系の姿が見えます

夕方時間帯の列車のためか結構混んでいて、立ち客も出るほどでした

ひもを引くと温かくなる加熱容器式の温かい駅弁です

宝塚には20:52着。これでこの日の日帰り遠征は終了ですが、青春18きっぷ消化のために翌日も駅めぐりをするので、自宅に帰って写真をPCに取り込むとすぐに寝ました
これで1月6日の日帰り遠征記は終了です。お読みいただきありがとうございました