1/6 <終>暖冬の北近畿・山陰海岸駅めぐり その2(岩美・諸寄・大岩・居組・鳥取)
12:21着の岩美で普通鳥取行き531D(キハ121-2)から下車
温泉地や海水浴場の玄関口として栄えた駅で、かつての栄華を感じさせる立派な木造駅舎が残っています
明治43(1911)年6月開業時からの大柄な木造駅舎
広い待合室にはキオスクもあり、古き良き観光地への下車駅といった感じです
訪問時、窓口に係員が不在でスタンプを押すことはできませんでした
待合室内の写真もよく撮れなかったので周辺の未訪問駅を訪問する際に再訪しようと思いますが、その時まで今の雰囲気を留めていてほしいものです
岩美12:44発快速城崎温泉行き1532D(キハ47-10+キハ47-2)で諸寄へ
快速と名乗っていますが、通過するのは居組だけです
諸寄駅の駅名表は一目でわかるほど傾いていました
なんとも不思議な形の木造駅舎
昭和13(1938)年6月改築の駅舎を無人化後に事務室部分を解体して半分化したもので、待合室部分とトイレ部分が残されています
左側の吹き抜けの空間が一体何なのかはよくわかりません
駅は漁村を見下ろす高台にあります
周辺を散策してみたかったのですが、時間がなく、できませんでした
諸寄13:07発普通鳥取行き533D(キハ47-1037+キハ47-84)で大岩へ
やたらと長いホームと鳥取方の踏切が印象に残ります
高台にある小さな駅ですが、出入口は3か所もあります
ホームの向かい側には桜の木が多く植えられています
桜の季節はさぞかし綺麗なことでしょうが、あいにく今は1月
来る季節を間違えてしまったな、と感じましたが、暖冬の1月にしか見られない景色だって当然あるはずで、一番美しい季節じゃないからと言って来た意味がないということはありません
大岩13:42発普通浜坂行き534D(キハ121-2)で居組へ
秘境駅として知られている駅ですが、同じ列車から地元のおじいさん一人が一緒に降りました
先程普通で通った時も利用者を見かけたので、地元の足としてそれなりに利用されているようです
立派な庭園が整備された駅舎と何もない駅前広場
左に見える坂道を下っていくと集落に出ますが、駅から見えるところに人家は一軒もありません
只々静かで、鳥のさえずりと風の音しか聞こえません
廃止された対向式ホームが残っていますが、跨線橋は撤去され土台部分のみが残ります
ホームのコンクリートも苔むしてきていて、遺跡のようになりつつあります
居組14:30発普通鳥取行き535D(キハ121-2)に乗車
この日はやたらとこの車両に乗っている気がします
私がずっと同じようなところを行き来していて、車両がその区間をずっと折り返し運転しているからですが
15:07 終点鳥取着
たった7分の折り返し時間を利用してこの日の夕食とする駅弁を購入しました
あまりにも時間が無く、鳥取駅の細部まで撮影することはできませんでした
鳥取15:14発普通浜坂行き(キハ121-2)で浜坂へは15:58着
浜坂で接続する16:03発普通豊岡行き180D(キハ47-10+キハ47-2)に乗り換え、豊岡へ
よく見てみれば、この車両も本日2回目の乗車ですね
17:17 豊岡に到着
駅に隣接した車両基地に引退した381系の姿が見えます
豊岡17:33発普通福知山行き442M(クモハ223-5516+クハ223-5516)に乗車し、福知山へ
夕方時間帯の列車のためか結構混んでいて、立ち客も出るほどでした
福知山で18:58発丹波路快速大阪行き2778M(モハ223-6308)に乗り換え、一路宝塚を目指します
ひもを引くと温かくなる加熱容器式の温かい駅弁です
肉の旨みが感じられ、本当においしい駅弁でした
宝塚には20:52着。これでこの日の日帰り遠征は終了ですが、青春18きっぷ消化のために翌日も駅めぐりをするので、自宅に帰って写真をPCに取り込むとすぐに寝ました
これで1月6日の日帰り遠征記は終了です。お読みいただきありがとうございました