まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~

駅めぐりの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

12/16 雪の鳥取地区駅めぐり(因美線・山陰本線・伯備線)

18きっぷでの鳥取地区駅めぐり二日目は山陰本線鳥取伯耆大山)の駅を中心に巡っていきます

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鳥取駅に停車する除雪車

この日はすっかり明るくなった7時台の鳥取駅からスタート。普段は5時台・6時台から動くことの多い私ですが、この日の最初の目的地である津ノ井駅へ向かう列車は5:18の始発を逃すと7:22までないので7:22の列車で駅めぐりを開始することにしました。

夜の間も雪は降り続けたようで、鳥取駅は真っ白。ホーム端では除雪車が待機していました。

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津ノ井駅 ホーム

7:22発普通智頭行き655D(キハ47-146+キハ47-3017+キハ47-2006キハ47-32)で津ノ井へ。ホームは北海道かと思うほどの深い積雪で、通学生たちが通ったところにだけ溝ができています

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津ノ井駅

津ノ井は住宅街の中にある小さな駅で、大正8年12月20日に因美軽便線が用瀬まで開業した際に開設されました。駅舎は昭和18年12月に改築されたもので、内部に簡易委託の窓口があります。窓口の営業時間が短く、営業していない曜日も多いということもあってこの時間帯の訪問になりましたが、生憎の雪で駅舎内に乗客が溜まってとても内部を撮れる状況ではありませんでした。無人化して駅舎を簡素化するという噂もあるようなので、また季節を変えて訪問しておきたいところです。

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末恒駅

津ノ井7:54発普通鳥取行き654D(キハ47-1037+キハ47-8+キハ47-84+キハ47-1108)で鳥取へ。鳥取で8:04発普通米子行き231D(キハ47-69+キハ47-2020+キハ47-37+キハ47-3013+キハ47-1053)に乗り換えましたが、遅れて到着した対向の特急列車を待ち合わせたため6分遅れで鳥取を発車しました。

7分遅れで到着した末恒で下車。昭和28年に鳥取市編入された旧気高郡末恒村の駅で、駅南にニュータウンがあるため一日500人以上の乗車があるそうです。

かつては北口に駅舎がありましたが、国鉄時代の早い段階で撤去されており、両ホーム上にそれぞれ締切可能な待合室が設置されています。

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湖山駅

5分遅れの末恒8:35発普通鳥取行き230D(キハ47-41+キハ47-1019)で湖山へ。鳥取市郊外の住宅街にある駅で、リニューアルされて原型は留めていないものの、明治40年4月開業時のものとされる木造駅舎が残っています。外観は四国のリニューアル駅舎にありそうな感じの魔改造具合ですが、内部にはチッキ台が、ホーム側上屋には木製の柱が残っており歴史を感じさせます。駅舎正面に日本語の駅名が無く大きなローマ字だけというのはJR西日本の駅には珍しい仕様です

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泊駅

6分遅れで到着した湖山8:56発普通米子行き233D(キハ121-4)に乗車し、泊で下車。対向列車が遅れているようで乗ってきた列車は一向に発車する気配が見えません。

泊は平成16年の合併で東伯郡湯梨浜町となった旧泊村の駅で、小さな駅舎ながらも内部には窓口の跡があります。訪問時はちょうどホームの除雪が行われていました。

予定では泊を10:21発普通倉吉行き235Dで後にするはずでしたが、雪のため235Dが運休、代わりに乗ってきた9:55発233Dが30分以上泊で足止めされて10:29発となりました。そのため、駅の撮影を終えるとまた233Dに乗り込んで発車を待ちました

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八橋駅

こうもダイヤが乱れてくるとどこまで駅めぐりを続けられるか不安ですが、11:04着の八橋で下車。下手に無人駅で降りて次の列車が来ないなんてことになると大変ですので、列車運行位置情報とにらめっこしながらの駅めぐりとなります。

八橋(やばせ)は快速列車が停まらない駅で、この辺の駅としてはあまり本数の多い方ではありません。昭和3年に夏季のみ営業する八橋浜仮乗降場として開業した駅で、昭和13年に正駅に昇格して改称、それまでは隣の浦安駅八橋駅を名乗っていました。平成5年改築の駅舎は公民館との合築で、外観だけ見れば結構大きな駅のようです。

開業時の所在地は東伯郡八橋町で、昭和29年の合併で東伯町に、平成16年の合併で琴浦町となっています。

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名和駅

17分遅れで到着した八橋11:09発普通米子行き237D(キハ121-5)に乗車。御来屋を発車後、前方の踏切の安全確認等を行ったため、25分遅れで名和に到着しました。名和は以前に訪問済みですが、いつ消えるか分からない駅舎だけに冬の姿も見てみたいと思い、予定にはなかったものの下車しました。しかし、海が近いため風が強いのか思ったほどは雪が積もっていませんでした。国鉄と言うよりは地方私鉄にありそうな感じの不思議な構造をした木造駅舎が残る駅です。

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下北条駅

9分遅れの名和11:54発普通倉吉行き240D(キハ126-1011+キハ126-11)で下北条へ。平成17年の合併で東伯郡北栄町となった旧北条町の駅で、昭和50年代改築の簡易駅舎があります。北条町は昭和29年に下北条村と中北条村が合併して誕生した町で、下北条駅が町内唯一の駅でした。

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赤碕駅

17分遅れの下北条12:51発普通米子行き241D(キハ126-11+キハ126-1011)で赤碕へ。

平成16年に東伯町と合併して琴浦町となった旧東伯郡赤碕町の玄関口で、快速とっとりライナーの全列車が停車します。駅舎は明治36年8月開業時のものと思われますが、車寄せを中心にだいぶ手が加えられています。この駅も以前に訪問済みでしたが、以前は窓口営業時間外だったので再訪しました。この駅も簡素化方針とのことだそうで、今後が気にかかります。

予定では赤碕13:24発快速とっとりライナー3424Dに乗って松崎へ向かう予定でしたが、ダイヤ乱れによる交換駅変更で、乗ってきた241Dと交換で発車してしまったので旅程が崩壊してしまいました。次の列車に乗ったところで、無人化予定の宝木駅に窓口営業終了の15時までに着くことはできず、仕方ないので明日に回すことにします。

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伯耆大山駅

7分遅れの赤碕13:36発快速とっとりライナー米子行き3425D(キハ126-14+キハ126-1014)で伯耆大山へ。山陰本線伯備線の分岐駅ですが、特急は停車せず、特急利用者は米子での乗換となります。明治35年12月開業時の駅名は「熊党(くまんと)」で、明治44年に「大山」に改称され、大正6年に現在の駅名となりました。西伯郡大山町とは何の関係もなく、所在地は昭和29年に米子市編入された旧西伯郡厳村蚊屋です。

昭和56年改築の駅舎は一部2階建てで、左右非対称の屋根が目を引きますが、伯耆富士・大山の形をイメージしているのでしょうか。

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伯耆溝口駅

伯備線は雪の影響が比較的小さいようなので、伯耆大山14:33発普通生山行き944M(クモハ115-1518)に乗車。途中の伯耆溝口で15分ほどの停車があったため、駅舎を撮影。

平成17年の合併で西伯郡伯耆町となった旧溝口町の駅で、平成7年4月改築の駅舎はコミュニティ施設「遊学館」との合築です。かつては駅舎に商工会が入居し、窓口業務も委託されていましたが、商工会が隣の岸本駅に移転したため無人化されました

立派な駅舎を出るとすぐ構内踏切で島式ホームに繋がっているという構造に身延線市川大門駅を思い出しました

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江尾駅

引き続き944Dに乗車し、江尾で下車。サントリー「奧大山の天然水」の取水地としてお馴染み(?)の日野郡江府町の玄関口で、平成8年改築の駅舎は多目的施設「ちろりんハウス」との合築です。駅舎内には簡易委託の窓口があり、こじんまりとはしているものの町の玄関口らしい活気が感じられます。読みは「えのお」ではなく「えび」です

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日野郡江府町役場

江尾駅から5分ほど歩いて江府町役場へ。江府町は昭和29年に江尾町・神奈川村(現在の武庫駅周辺)・米沢村が合併して誕生した町で、役場は今ではすっかり貴重になった木造のものです。てっきり戦前のものかと思いきや昭和31年8月竣工で、コンクリの庁舎が一般的になりつつある時代の木造庁舎です。来年1月12日に新庁舎移転予定で、あとひと月足らずで64年に渡る役目を終えようとしています。

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日野郡江府町役場 東庁舎(旧日野郡神奈川村役場)

現地に行って初めて知ったのですが、隣に建つ東庁舎はなんと合併で消滅した旧神奈川村の役場を昭和40年に移築したもの。のっぺりとした見た目の建物ですが、よく見ると窓を塞いだ跡があります。昭和の大合併で消えた村の役場がよくまあ今まで残り続けてきたものです。昭和9年4月に建てられた建物ですから築86年になります。

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江府町ボランティアセンター・シルバー人材センター(旧勝部歯科醫院)

役場を見た後は江尾の市街地を散策。古そうな建物が結構多く見受けられます。その一つ、旧勝部歯科醫院は昭和2年築。ボランティアセンター・シルバー人材センターとしてしっかり活用されているのが良いですね

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945MとDD51 1186

江尾駅に戻ってしばらくすると、3番線にDD51 1186が単機でやってきました。てっきり945Mをやり過ごすのかと思いきや発車せず、結局自分の乗った828Mの到着までホームの端に停車していました。来年3月のダイヤ改正ではDD51も定期運用から引退するそうですが、この時の運用は果たして何だったのでしょうか。

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根雨駅

江尾16:39発普通新見行き828M(クモハ115-1515)に乗車し、特急待ちの停車時間を利用して、根雨駅を撮影。日野郡日野町の玄関口で、特急「やくも」も一部が停車します。駅舎は大正11年7月開業時に建てられたもので、手が加えられつつも比較的原型を留めています。駅前には日野町の役場がありますが、地方の役場としては屈指のアクセスの良さです。

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猪スタミナ定食(1700円)

終点の新見に着いた後は宿に直行し、地域共通クーポンを手に入れてから駅前の「味の庄 伯備」へ。せっかく1000円分のクーポンがあるのだから普段は二の足を踏んでしまうような値段のものを食べようと猪スタミナ定食を注文。ご飯は白米と玄米を選ぶことができ、なんとおかわり自由!猪肉をおかずに、ご飯をおかわりしてお腹いっぱいになることができました。食事が美味しいと旅は一気に楽しくなります。

予定では新見に20:54着だったので、予定を変更したおかげで食べることができたとも言えそうです。