JR北海道、道南５駅３月廃止 森、長万部両町に意向（北海道新聞）

【森、長万部】ＪＲ北海道が来年３月のダイヤ改正に合わせて、函館線の無人駅５駅を廃止する意向を固め、地元の渡島管内森、長万部両町に伝えていたことが２日分かった。

　ＪＲが廃止の意向を示しているのは森町内の桂川駅、姫川駅、東山駅、長万部町の北豊津駅、蕨岱（わらびたい）駅の計５駅。いずれも無人駅で、１日平均乗車人数（２０１１～１５年の１１月調査日の平均）は桂川、姫川、東山の３駅は１人以下、北豊津、蕨岱は１０人以下だった。　

　ＪＲ函館支社の担当者らが両町を訪れ、町幹部に各駅の利用状況を説明した上で、廃止の考えを伝えた。（北海道新聞）

今回廃止の意向が示された5駅はいずれも鉄道ファンの中では秘境駅として知られている駅で、牛山隆信氏のHP秘境駅へ行こう！の秘境駅ランキングでは、東山23位、姫川24位、北豊津26位、蕨岱85位となっています。

残念ながら私はいずれの駅にも降りたことはありませんが、蕨岱は2009年7月に函館山線に乗ったときに車内から見て「車両みたいな形をした変な駅舎だな」と思ったので印象に残っています。思えばこれが私が見た最初のダルマ駅でした。他の4駅も列車で通過はしているのですが、見落としたのか記憶はありません

JR北海道は昨年、利用者数の少ない駅を今後数年間かけて廃止していく方針を示しており、今年3月ダイヤ改正では8駅が廃止されています。来年の改正での廃止もこの5駅にとどまる可能性は低く、今後廃止予定駅が続々と発表されるものと思われます