7/25 高山本線駅めぐり
お久しぶりです。今日から7/25~8/3の旅行の記事を書いていきます
7/25の早朝、まずは宝塚5:15発普通吹田行き1100C(クハ207-9)に乗車
大阪で5:55発快速長浜行き700M(クモハ223-2058)に乗り換え米原へ
客同士のトラブルにより遅れてきた東海道本線上り列車からの乗り換え待ちをした影響で、岐阜を3分遅れで発車しました
2駅目の那加では対向列車行き違いのため9分遅れで発車
各務原発車時には7分遅れでしたが、鵜沼発車時には11分遅れに
その後も遅れが取り戻されることはなく美濃太田には15分遅れで到着
3分遅れで到着した白川口で下車
乗車予定の次の上り列車まで30分ほどあるので周辺を散策することにします
駅前を流れる飛騨川
白川町の中心集落は飛騨川の対岸に広がっていて、駅前とは歩行者専用の橋で結ばれています
白川口駅の駅舎
建物財産表によれば昭和3年4月開業時のもの
内部は改装されているのでそれほど古さは感じさせません
2/3番線ホーム上の待合室
10人は余裕で入れそうな立派なもので、現在のこの駅にとっては過剰な設備のように思われますが、かつてはこの待合室が埋まるほどの活気がこの駅にもあったんでしょうね
住宅地の中にある小さな駅で、近くに学校が2つもあるので学生の利用が非常に多いです
大正11年11月開業時からの木造駅舎が残されていますが、簡易駅舎に改築されるという噂があるようです
しかしながら駅構内のどこにも改築を知らせる貼り紙はありませんでした
駅舎は先ほどの白川口とは違ってあまり改修された形跡もなく、少々くたびれた印象を受けました
古井12:44発普通高山行き1717C(キハ25-2+キハ25-102)で飛騨小坂へ
昭和8年8月開業時に建てられた丸太造の山小屋風木造駅舎が現役です
かつては御嶽山登山の玄関口として栄え、現在も特急の一部が停車する主要駅ですが訪問時は閑散としていました
次の列車まで1時間ほどあったので駅周辺に広がる小坂町の中心部を散策
自分好みの古い町並みが残っていたので個人的にはよかったです
散策の後は再び駅に戻り撮影
駅舎とホームを結ぶ地下通路の入口には屋根が掛けられていますが、これも開業時以来の木造のもので、渋さを感じさせます
ここも開業時以来の木造駅舎です
あまり改修の手が加えられていないようで雰囲気もよいですが、古井ほどではないもののこの駅舎も少しくたびれているように感じられます
駅舎正面に掲げられた個性的な駅名表示
80年の時を経てなんとも言えない風味を出している外壁とよくマッチしています
上呂15:46発普通飛騨古川行き1719C(キハ25-4+キハ25-104)で飛騨一ノ宮へ
横に長い木造駅舎で、上呂同様木目剥き出しの外壁が渋いです
「星空へ架かる橋」というアニメにも登場したそうですが、生憎そのアニメは視聴したことがありません
神社への玄関口の駅らしく入口の車寄せ部分には千木が乗っています
待合室は無人駅の割には清潔でした。誰か清掃してる人がいるのでしょうか
飛騨一ノ宮16:46発普通美濃太田行き1722D(キハ25-5+キハ25-105)で下油井へ
昭和3年3月開業時に建てられた小ぶりな木造駅舎で、かつてはJAの事務所が入居していたそうですが、いつの間にか撤退したようで跡形も無くなっていました
駅前には小集落が形成されていますが、あまり人の気配はありません
平成25年12月以来1年8か月ぶりの再訪です
昭和3年開業時の駅舎には以前の訪問時と特に変わった点は見受けられません
個人的に好きな駅舎の一つなので今後も永く残っていってほしいです
岐阜からは22:59発快速ムーンライトながら東京行き9390M(モハ184-214)に乗車し、東京へ向かいます
翌日は東京で改築予定の近代建築をめぐります