まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅巡り旅~

駅巡りの記録をひたすら載せていくブログです。やたら更新する時と全く更新しないときがあります。

9/11 初秋の信州・越後遠征 三日目 小海線駅めぐり

この日は小海線の駅のうち、長野県内の信濃川上羽黒下間の各駅を巡りました

 
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茅野を7:23発普通立川行き424M(クハ211-4)で出発し、小淵沢
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小淵沢からは7:49発普通小諸行き223D(キハ110-114)に乗り、8:54着の松原湖で下車 標高は986m、JRで9番目に高いところにある駅です
駅名の由来になった湖は2㎞ほど離れたところにあり、駅周辺には人家もほとんど見られませんが、駅前の坂を上った先に国道141号線佐久甲州街道が通っていてそこにはドライブインなどもあるようです
平成11年改築の待合室は締め切りができない構造なので雨の日は大変そうです
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松原湖9:22発普通小淵沢行き226D(キハ110-116+キハ110-110)で佐久広瀬
標高1082m、JRの駅では5番目に高いところにあります
秘境駅」として書籍やテレビでもたまに取り上げられる駅ですが、周囲が開けているのと見えるところに人家があるのとでそれほど秘境という感じはしません
ただホームの目の前は千曲川の河原で、ホームの背後には棚田が広がっているので景色は美しいです
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佐久広瀬10:46発普通小諸行き225D(キハ110-111+キハ110-112)で海尻
標高1035m、JRで8番目に高いところにある駅です
比較的大きな集落の外れに位置し、集落の中心は千曲川の対岸にあります
ログハウス風の待合室には昭和35年2月の日付がありましたが、そんなに古いものなのでしょうか
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海尻11:25発普通小淵沢行き228D(キハE200-1+キハE200-3)で信濃川上
標高1138m、JRで4番目に高いところにある駅です
千曲川源流の地・南佐久郡川上村の玄関口で、簡易委託ではあるものの窓口が設置されています
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駅舎は昭和10年開業時のもので、正面の外壁などは補修されていますが、ホーム側の外壁はよく原型を留めています。駅舎内には「大人の休日倶楽部」のCMやポスターの撮影に使われたとの説明があり、そのポスターが大きく飾られていました
村の玄関口らしく駅前には商店や農協などもありますが、村役場までは5㎞ほど離れています
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信濃川上12:07発普通小諸行き227D(キハ110-110+キハ110-116)で八千穂
平成17年の合併で南佐久郡佐久穂町となった旧八千穂村の中心地にある駅で、駅周辺には古い建物が多く見られます
駅前広場より一段高いところにある木造駅舎は、回廊からホーム上屋までよく昔の姿を留めています。駅舎内には佐久穂町による簡易委託の窓口があります
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八千穂12:57発普通小淵沢行き230D(キハ112-109+キハ111-109)で佐久海ノ口へ 標高1064m、JRで6番目に高いところにある駅です
駅舎は平成24年に改築された和風簡易駅舎で、なかなかいい感じにまとまったデザインをしています
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駅から100mのところに南佐久郡南牧(みなみまき)村の役場があります
県境を越えた群馬県甘楽郡にも同名の南牧(なんもく)村がありますが、読みが異なります
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佐久海ノ口14:09発普通小諸行き229D(キハE200-3+キハE200-1)で海瀬
集落の中に隠れるように存在するホームと待合室だけの駅で、車道から細い通路を進んでいった先にあります
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海瀬14:45発普通小淵沢行き232D(キハ110-115+キハ110-121)で馬流へ
集落の中の細い路地の先にあるホームと待合室だけの駅で、周辺は古い建物が多く残っています。駅近くに秩父事件本陣跡があります
 
隣の高岩まで1.8㎞しかないので歩いて向かいます
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町の境界を越えて小海町から佐久穂町に入ってすぐ見えてくるのが天狗岩
小海線の車窓からでも目立つ奇岩で、機会があれば是非ともこの岩の下を走る小海線を撮ってみたいものです
天狗岩と向かい合う位置には秩父困民党散華之地の碑が建てられています
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寄り道しながら歩いたのでだいぶ時間がかかってしまいましたが、高岩に到着
ホーム上の待合室は平成7年に不審火で焼失し、翌年再建されたものです
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高岩15:46発普通小淵沢行き234D(キハ110-116+キハ110-110)で小海へ
線名にもなっている運行拠点駅で、南佐久郡小海町の玄関口でもあります
昭和62年に改築された駅舎はJAやショッピングセンター、診療所との合築で、なかなか活気があります。運行拠点なのでさすがに無人化はされないでしょうが、訪問後の9月30日にみどりの窓口の営業が終了しています
営業終了までひと月を切っていたものの別にお知らせなどが貼られているわけでもなかったのでまさか営業終了となるとは思ってもみませんでした
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小海16:17発普通小諸行き231D(キハ111-109+キハ112-109)でこの日最後の訪問駅羽黒下
南佐久郡佐久穂町のうち旧佐久町にある駅で、簡易委託の窓口があります
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駅舎は大正4年開業時に建てられたもので、小海線の前身佐久鉄道時代からのものです。かつて上信電鉄が県境を越えてこの駅まで伸びてくる計画がありましたが、険しい山々に阻まれて実現には至っていません
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羽黒下17:17発普通小淵沢行き236D(キハ110-120+キハ110-117)に乗り、終点の小淵沢には18:56着
 
茅野方面への普通列車は1時間42分後までないので宿泊先の茅野の友人のところに遊びに来たもう一人の友人に車で迎えに来てもらい、茅野の友人も含めた3人で諏訪湖へ夜景を見にドライブをしました
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立石公園から見た諏訪湖の夜景
 
この日の訪問駅数は11、総訪問駅数は1869に達しました