9/11 初秋の信州・越後遠征 三日目 小海線駅めぐり
この日は小海線の駅のうち、長野県内の信濃川上~羽黒下間の各駅を巡りました
平成11年改築の待合室は締め切りができない構造なので雨の日は大変そうです
標高1082m、JRの駅では5番目に高いところにあります
「秘境駅」として書籍やテレビでもたまに取り上げられる駅ですが、周囲が開けているのと見えるところに人家があるのとでそれほど秘境という感じはしません
ただホームの目の前は千曲川の河原で、ホームの背後には棚田が広がっているので景色は美しいです
標高1035m、JRで8番目に高いところにある駅です
比較的大きな集落の外れに位置し、集落の中心は千曲川の対岸にあります
ログハウス風の待合室には昭和35年2月の日付がありましたが、そんなに古いものなのでしょうか
標高1138m、JRで4番目に高いところにある駅です
駅舎は昭和10年開業時のもので、正面の外壁などは補修されていますが、ホーム側の外壁はよく原型を留めています。駅舎内には「大人の休日倶楽部」のCMやポスターの撮影に使われたとの説明があり、そのポスターが大きく飾られていました
村の玄関口らしく駅前には商店や農協などもありますが、村役場までは5㎞ほど離れています
駅前広場より一段高いところにある木造駅舎は、回廊からホーム上屋までよく昔の姿を留めています。駅舎内には佐久穂町による簡易委託の窓口があります
駅舎は平成24年に改築された和風簡易駅舎で、なかなかいい感じにまとまったデザインをしています
集落の中に隠れるように存在するホームと待合室だけの駅で、車道から細い通路を進んでいった先にあります
集落の中の細い路地の先にあるホームと待合室だけの駅で、周辺は古い建物が多く残っています。駅近くに秩父事件本陣跡があります
隣の高岩まで1.8㎞しかないので歩いて向かいます
町の境界を越えて小海町から佐久穂町に入ってすぐ見えてくるのが天狗岩
天狗岩と向かい合う位置には秩父困民党散華之地の碑が建てられています
寄り道しながら歩いたのでだいぶ時間がかかってしまいましたが、高岩に到着
ホーム上の待合室は平成7年に不審火で焼失し、翌年再建されたものです
高岩15:46発普通小淵沢行き234D(キハ110-116+キハ110-110)で小海へ
線名にもなっている運行拠点駅で、南佐久郡小海町の玄関口でもあります
昭和62年に改築された駅舎はJAやショッピングセンター、診療所との合築で、なかなか活気があります。運行拠点なのでさすがに無人化はされないでしょうが、訪問後の9月30日にみどりの窓口の営業が終了しています
営業終了までひと月を切っていたものの別にお知らせなどが貼られているわけでもなかったのでまさか営業終了となるとは思ってもみませんでした
小海16:17発普通小諸行き231D(キハ111-109+キハ112-109)でこの日最後の訪問駅羽黒下へ
立石公園から見た諏訪湖の夜景
この日の訪問駅数は11、総訪問駅数は1869に達しました