この日は年明けから解体されるという芸備線井原市駅を見るために日帰りで広島へ
姫路からは7:05発普通三原行き1305M(クハ115-1401)に乗り、ひたすら西へ
編成はD-15+D-31の6両編成です
ところが、
網干~
竜野で先方の踏切の安全確認のため停車しました。7:25に運転再開しましたが、踏切の非常ボタンが押されたとのことで、
竜野には7:28着
竜野を7分遅れ、和気を5分遅れで発車し、岡山では定刻なら7分間の停車時間があるのでそこで遅れを取り返すのだろうと思いきや、四国方面からの特急からの乗り換え待ちのため2分遅れで発車しました
糸崎には定刻通り到着し、10:23発普通
大野浦行き341M(クモハ
226-44)に乗り換えて広島を目指します
A44+A50の6両編成です
広島で12:05発普通下深川行き3832D(
キハ47-40+キハ47-1131)に乗り換えて終点の下深川へ
広島都市圏の外れのようなところにある駅で、台風で一部運休する前から折り返し列車が多数設定されていました
駅舎は昭和58年改築の橋上駅舎で、自由通路には屋根が設けられていません
エレベーターは設置されておらず、設置に向けての工事中でした
下深川からは12:50発
芸備線代行バス三次行き(広島200か2452)に乗車
下深川を出たバスは神戸市北区辺りにありそうな起伏のある
ニュータウンを走り抜け、中深川・上深川と駅前のバス停に停車していきます
狩留家を出ると流された橋梁の復旧工事をしているのが左手に見えました
バス停から5分歩いて辿り着いた
井原市駅の駅舎は
大正4年開業時に建てられたもので、何度か増築されていることが形状からうかがえます
駅舎の隣にはこれまた古い便所がありましたが、こちらは昭和26年3月の建物財産標が付いていました
ホームは島式ですが、駅舎側の一線が撤去されて棒線化されています
ホーム上屋にはスピーカーが付いていて、突然「
芸備線では、平成30年豪雨の影響で、一部
区間でバス代行輸送を行っています」との自動放送が流れてきました
運休から半年近くが経つため、線路は枯草に覆われてまるで
廃線跡のよう
これによれば、駅舎からホームへの通路上に待合室を新設してから、駅舎・便所・ホーム上屋を撤去するようです。工事期間は1月上旬からとなっていますが、
Twitterに上げられていた1月19日の写真を見る限り、待合室新設工事すらまだほとんど行われていないようです
写真を思う存分撮ってからバス停に戻り、4分遅れでやってきた14:13発下深川行き
代行バス(広島200か1008)で狩留家へ
乗り換え時間にはあまり余裕がないので急いで狩留家駅へ
狩留家バス停は狩留家駅から340m離れたところにあります(直線距離では100mほどですが、踏切の位置の関係で大回りしなければなりません)
現状、
芸備線の終点となってしまっている狩留家は一部運休前から折り返しの
区間列車が多数設定されていました。駅舎は昭和24年1月に改築された天井の高い堂々としたものですが、乗り換え時間の都合でじっくりと見る余裕がありません
狩留家14:49発普通広島行き3851D(
キハ47-3006+キハ47-149)で矢賀へ
駅のすぐ隣を新幹線の
車両基地への車庫線が並走しています
駅舎は
昭和4年3月に改築されたもので、どっしりとした印象を受けます
駅前には木製の街灯が建っており、とても平成の終わりの
政令指定都市の代表駅の隣駅とは思えません
下深川でも感じたことですが、
広島市は
分煙があまり進んでいないのか駅前は煙草臭かったです。それも含めて昭和らしい駅だと言えます(本当の昭和を知らんけど)
矢賀15:48発普通広島行き1853D(
キハ47-1131+キハ47-40)で広島へ向かい、
山陽本線に乗り換えます